弓兵強化の計略が多く追加されたが、その中でも注目すべきなのが「徒弓(かちゆみ)」の能力。
移動しながら弓を撃てる能力は攻守で活躍してくれそうだ。
それに合わせて「死地の防柵」や特殊な攻城計略、新たな妨害系強化計略も現れ、より守備的な印象が強くなった。
追加カードはC・UCに優秀なカードが目立つ反面、R・SRに関しては癖が強いものが多い。
小回りの利く低士気計略が台頭する中、呉には「ため計略」が大幅に増加。
呉の特徴として際立つが、ため中は無防備になる為により使い手を選ぶ勢力になった。
武将名 | がせい こうびょう | なし |
賀斉 −公苗− | 孫策の頃から呉に仕えた武将。おもに山岳地帯での異民族鎮圧に貢献した。合肥の戦いでは、退却してきた孫策を船まで護送。後の戦では、曹操の甥・曹休を破るなどの武勲を挙げている。豪奢な武装を好み、戦場でやたら目立ったという。 「よっしゃ、ド派手にいくか!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力6 知力5 | |
特技 | なし | |
計略 | 孫呉の武 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)自身の武力が上がる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 防具 虎威兜 | 伏兵防御UP |
Illustration : masaki |
C丁奉を上回るスペックの良さは魅力だが、計略が決め手に欠ける。
しかし溜め中にも矢を放てるので無駄が少なく、本人の知力もそこそこあるので孫呉の武との相性は最も良い。
発動さえすれば武力11になり、溜めている間は強制的に立ち止まるので挑発されても踏ん張れるのだ。
程普とR孫権でおなかいっぱいの1.5枠に入るのは少し厳しいが、
開幕狙いのデッキなら彼らより出番はある。
ただ、その場合でもおなじ武力6弓のC丁奉が選ばれることが多いようだ。
三国志屈指の派手好きだが、
このゲームでは大半の武将イラストが派手なので
あまり目立たない存在になってしまっている。
裏書きの「退却してきた孫策を船まで〜」はおそらく孫権の間違い。
武将名 | こよう げんたん | なし |
顧雍 −元歎− | 19年間にわたり宰相を勤め上げた呉の文官。物事を観察することに優れ、普段は物静かだが、口を開けば必ず的を射た発言をした。宴会においては、酒の上での過ちが彼の目に留まることを恐れて、皆が気が気ではなかったという。 「皆、私の言うことを聞かないから困るんだよねえ」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力1 知力7 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 死地の防柵 | 自軍の配置した、壊れたものを含むすべての防柵を復活させ、短時間強化する。ただし効果が終わると、この計略による効果は消滅する。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 書物 献策書 | 計略時間UP |
Illustration : 仙田聡 |
計略は別名「刹那の防柵」。低士気計略は呉では貴重。2色デッキでも活躍しそう。
R呉国太は士気が余るときに使える点と魅力で勝るが、瞬間的な防衛力は顧雍が上。
特に呉が苦手とする魏や西涼の騎馬単に対して機能する。
効果時間は戦器持ちで4カウントほどなので上手く使えば刹那計略殺し。
舞いデッキの舞姫防衛などにも役立つ。ただし有効に利用するためには最低でも柵3枚は用意したい。
Ver2.11から効果時間中にもう一度計略を使っても効果が出るようになって使いやすくなった。
ちなみに柵全壊後、死地の防柵から旧UC張紘の防柵強化を使うと
効果終了後には黄色い柵(防柵強化の4回強化分)残る。
武将名 | しゅうたい ようへい | 歴戦の傷跡 |
周泰 −幼平− | 孫策・孫権の命を幾度も救った豪傑。孫権の異民族討伐では、自軍の数倍の兵に囲まれた主君を身を挺して守り抜き、死地を脱し敵を敗走させた。このとき全身に負った十二ヶ所の傷は、主の盾となった証として他の武将から一目置かれる由縁となった。 「俺が盾となり、孫呉を守ってみせる!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力5 知力3 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 孫呉の武 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)自身の武力が上がる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 武具 千傷槍 | 迎撃ダメージUP |
Illustration : 田中政志 |
呉ユーザー待望の1.5枠武闘派柵槍。
孫呉の武はそれほど効果が高くないので「なんとか」はしてくれない。
とはいえ、呉にとって柵の存在は大きく、戦器も伏兵防御UPではない。
スペックと計略にやや不満を感じるが、UC黄蓋らの微妙さに悩まされた人には嬉しいカード。
呉の1.5柵槍は今までR魯粛しかいなかったので呉単には入れづらかったが、もう悩む必要はなくなった。
R周泰と同居できないのが最大の難点だろうか。
武将名 | しゅうほう しぎょ | なし |
周魴 −子魚− | 若い頃から熱心に学問に励み、推挙されて呉に仕え貢献した。魏に偽りの降伏をするも、疑われたために、男の威信の象徴である「髻」(束ねた髪)を切ることで曹休に降伏を信じ込ませ、そこにつけ込んで大勝している。 「フッ、完全に俺の術中にはまったか」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力6 | |
特技 | なし | |
計略 | 遠弓麻痺矢戦法 | 自身の武力と射程距離が上がり、矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 賢人大刀 | 最大兵力UP |
Illustration : 青木梨恵 |
基本スペックは比較的良く、知力6の遠弓麻痺矢戦法は効果時間が長いので、汎用性は高め。
だが同計略持ちの呉景の方がデッキに入れやすいのが悩みどころ。
今回の追加弓兵のほとんどに言えることだが、柵がないのも悩ましい。
しかし柵持ちだと程普が憤死してしまうので止む無しか。
武将名 | しゅかん きゅうぼく | 孫呉の勇将 |
朱桓 −休穆− | 孫権の側近。気位の高さゆえ、他人の指図を受けるのを嫌った。魏の曹仁が数万の兵で攻めてきた際には、わずか五千の兵で迎撃し、相手を四散させ大勝。部下に愛されており、62歳でこの世を去ると、軍営全体が涙に暮れた。 「もっと熱くなれる戦いがしてえんだよ!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力7 | |
特技 | なし | |
計略 | 火計 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気7 | ||
戦器 | 防具 空城の盾 | 槍兵防御UP |
Illustration : 原友和 |
植毛に成功してファンキーな顔になった元矢印。
騎馬で火計持ちと、馬周瑜を亡き者に・・・と思ったら知力は7。
しかしこれでも呉の騎兵としては馬周瑜に次ぐ高知力なので、使い勝手は良好。戦器も騎兵に合っており○。
伏兵処理、端攻め、連突など低コスト騎兵の強みを最大限活かしてやろう。
こいつの火計は知力3までは確殺可。裏の手として使うなら悪くは無い。
火計の威力こそ馬周瑜には劣るが、武力4と戦器効果もあり槍に対する耐久力は数段こちらの方が上。
だが火計持ちとして知力7と知力8には越えられない壁があるのも事実。
自分のプレイスタイルと相談して馬周瑜とどちらにするか決めよう。
高コストが弓で埋まるようなら確実に選択肢に入る一枚。
武将名 | しゅきょ しはん | なし |
朱拠 −子範− | 呉の名将・朱桓の弟。公平清廉で勇猛果敢、才知と人物眼にも優れており、有能な人材を数多く孫権に推挙した。孫権一族の娘を娶ったが、特別扱いを嫌って質素を好み、決して驕らなかった。将来を嘱望されたが孫権の後継者争いに巻き込まれ、この世を去った。 「我が武を示し、兄を超えてみせよう!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力7 | |
特技 | なし | |
計略 | かちゆみ 守城徒弓戦法 | 自身の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。さらに矢を当てている敵の攻城ゲージが止まるようになる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 防具 呉王盾 | 騎兵防御UP 最大兵力UP |
Illustration : 深澤準 |
斬新な計略を持って現れた、ラストサムライ。
守りに関しては間違い無く強い。タイマンなら攻城を完全に封殺できる。
コスト1.5で5/7とテキスト通りコモンの兄を超える能力で優秀。
しかし同計略持ちのミカンの方が(徒弓効果がないとはいえ)使いやすい感は否めない。戦器はかなり良いものなのだが。
こいつに限ったことではないが、徒弓戦法を使えば城の中にもぐりながら弓が撃てる。さしずめ「城内弓」。
これにより突撃や槍を避けながらも攻城妨害できる。
弓ターゲットは移動中は固定され、いったん止まれば通常通り変更される。
終盤などで城門のみ守りきればOK、などの状況の時には落ち着いて撃ちたい敵を狙うようにしたい。
Ver2.11より他の徒弓計略と同じく修正をうけ、武力上昇+3、効果時間14cで移動中にターゲットを変えられるようになった。
上方修正によって使い方次第で化けるようになった1枚であることは間違いない。
基本スペック、計略、戦器のどれをとってもコモンとしては破格の性能なのだが、1.5弓兵は激戦区なので中々デッキに入り難いのが現状。
だが優秀であることには変わりないので、使っても決して不満は感じないはず。
攻城時の「殺れッ!ブッ叩けーッ!」(C邢道栄、SR文醜、EX諸葛亮と同じ声タイプ)にはがっかりすること請け合い。
イラストやフレーバーテキストは結構格好良いのに・・・。
武将名 | しょうきん こうえき | 戦の求道者 |
蒋欽 −公奕− | 孫策が袁術に身を寄せていた頃からの側近。孫権に仕えると、魏の張遼の攻勢から敗走する主君を死守するという大手柄を立てる。自分の部下を処罰した過去を持つ徐盛を推挙したことから、公私混同しない人柄が伺われる。 「邪魔だぜてめえら、そこをどけ!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力4 | |
特技 | なし | |
計略 | 遠弓の大号令 | 範囲内の味方の弓兵は、武力と射程距離が上がる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 武具 公奕弓 | 射程距離UP 攻撃力UP |
Illustration : 伊藤サトシ |
あの元祖劣化武将が槍デッキ殺しの号令を従えて帰ってきた。
計略時間は約7カウントで武力+5。武力だけなら英傑号令に引けを取らない。
だが麻痺矢号令ですら難しいというのに遠弓では、単体でのデッキ形成は厳しそう。
しかしコスト1.5で号令持ちな点は評価できるし、戦器効果が高いのも良し。
裏の選択肢、重ねがけの手段としては使えるか。
武力上昇が大きいのを利用して、柵弓が多くなりがちな流星に手腕の代わりに組み込むというのもいいかもしれない。
あまり実用性は無いが、麻痺矢の大号令→4カウント後遠弓の大号令を決められれば
およそ6カウントの間武力+9の遠弓麻痺矢が飛び交うという恐ろしい状況も作れる。
UC大喬と違って武力上昇があり、舞わないので常に戦線に居られるのもポイント。
ただし、もちろん遠弓にする為に使う士気はUC大喬の方が低い。どちらを入れるかは好みに合わせて。
計略を活かせないようではまた劣化程普だぞ。
余談だがVer1先行稼動前に行なわれた初代ロケテストではUC程普の計略がこの「遠弓の大号令」だった。
当時はそれによってC蒋欽との住み分けがなされていたのだが、
それが巡り巡って新しい蒋欽の計略になったのは興味深い。
武将名 | しょうこ | なし |
小虎 | 孫権の次女。大虎の妹。朱拠に嫁いだので「朱公主」とも呼ばれる。孫権の三男・孫和を巡る後継者争い「二宮の変」で、愛する夫は屈辱の死を遂げ、さらには自身も政権争いの渦中で実の姉に殺されてしまう薄幸の姫。 「もうしょうこをいじめないで……」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力1 知力8 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 孫呉の祈り | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)範囲内の味方の兵力を上げる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 宝物 虎のぬいぐるみ | 士気上昇UP |
Illustration : 中田愛澄 |
旧R孫尚香に継ぐ呉の回復計略持ち。ため時間2.5カウント、兵力回復8割。
「孫呉の祈り」なのに勢力問わず回復可能なのはいかがなものか。
速効性なら孫尚香だが、タイミングさえ計算できれば小虎の方が上である。
それでも2.5カウントのため時間は厄介。決して号令で押し潰されるようなタイミングで使ってはならない。
弓マウントに組み合わせると相当嫌らしく、若き王の手腕などの号令系から繋げると有効。
自身が弓兵なのでため中も弓が撃て、ある程度は挑発も無効にできる。
あまり聞きなれない名前だが、孫尚香や貂蝉と違い正史にもその名が記されている女性。
皇后であっても名前の伝わらない女性が多い中、名前(孫魯育)だけでなく字(小虎)まで伝わっている稀有な人物である。
武将名 | しょうりぼく | なし |
鍾離牧 | 山越などの異民族討伐や懐柔に一役かった呉の武将。誰も説得に応じなかった部族を説得したり、魏の圧力で反乱を起こした部族を鎮圧して数多くの功績を挙げた。またその才を活かして、各地の長官として太守を勤めた。 「この程度、辺境での戦に比べりゃ楽なもんだ!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力5 知力4 | |
特技 | なし | |
計略 | 孫呉の武 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)自身の武力が上がる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 武具 鍾離昧の剣 | 最大兵力UP |
Illustration : 宮澤由佳 |
呉のコスト1.5馬に加わった新たなバリエーションだが、中途半端な能力。
計略は緊急時に7カウントほど武力10になれるのでそれなりに使えるが、使わないに越したことはないというぐらいの性能。
C祖茂やUC朱桓では無く彼を選ぶ理由はあまりないだろう。
一応、呉の騎馬単デッキが可能になった。(R孫堅、EX淩統、UC朱桓、C祖茂、C鍾離牧)
可能になったというだけだが…。
ちなみに戦器の名前となっている鍾離昧は、その昔項羽に従って戦った武将。鍾離牧はその末裔である。
武将名 | しょかつかく げんそん | なし |
諸葛恪 −元遜− | 諸葛瑾の長男。機知に富み、臨機応変な議論を得意としたため、彼と対等な議論ができた者はいなかった。孫権が、「父(諸葛瑾)と叔父(諸葛孔明)ではどちらが優れているか」との問いに、「仕える主を知っている父が優れている」と答えた。 「諸葛孔明……?そいつは誰です?」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力3 知力8 | |
特技 | なし | |
計略 | 孫呉の守成 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)範囲内の敵の城攻撃力を下げる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 宝物 偽諸葛扇 | 最大兵力UP |
Illustration : hippo |
コスト1の槍で3/8は蜀にもいないハイスペック。知力が高いおかげでダメージ、妨害計略に強く、自分の計略の効果時間も長い。
さらに文官なので一騎討ちが起こらない。喧嘩っ早い孫桓で痛い目を見がちな人には朗報だろう。
UC孫権の代わりに入れてコストを浮かせても良し、単純に能力の良い槍兵として入れても良し。
使用士気がたった3で範囲も広いものの、ため時間が5カウントと長い。
そのため早めに計略を使わないと、通常状態の城攻撃力で1発殴られてしまう。
ただし一度かけてしまえばUC孫権よりも長時間相手の攻城力を低下させられる。
計略範囲は固定なので、こちらが攻城中、自城が端攻め部隊に襲われそうな時に使うのも有効。
ちなみにこの計略を相手が城へ取り付いてから使っても、馬弓象には範囲外まで逃げられてしまう。
それでも逃げられたということは攻城されてないという事なので、士気3の妨害計略としては目的を果たしているといえよう。
リードを奪っていれば終盤戦で先撃ちしてそのままエンドゲームに持ち込むことも可能。
余談だが、彼は幼少の頃から才気煥発で知られ、テキストの他にも孫権が彼の父である諸葛瑾の面長な顔に対して
ロバに『子瑜(諸葛瑾の字)』と書き込んでからかった際、“之驢”と書き加えて父の名誉を保ったりと数多くのエピソードが残っている。
その反面、配慮に欠けていたのか才能を鼻にかけた性格だったのか、無用な反発を買う場面も多く
それらと彼に対する諸葛瑾の反応は有名で、諸葛瑾は「息子は頭が良過ぎる。家を栄えさせるのも元遜(諸葛恪)なら、潰すのもまた元遜だろう。」と言い、かくしてその通りになった。
戦器の名前が「偽諸葛扇」…諸葛亮ではないから手に持っているのも当然「諸葛扇」ではないのだが…だからといって偽者扱いと言うのも酷い話。
実は、台詞のほとんどが排出停止のSR郭嘉の使いまわしである。
武将名 | じょせい ぶんきょう | 知勇兼備の豪傑 |
徐盛 −文嚮− | 孫権配下の将軍。曹操が濡須へ進行してきた際に、暴風によって呉の船は敵陣の岸に座礁してしまった。敵中に不利な形で放り出され、他の武将たちは船から出ることを恐れたが、徐盛の部隊は勇猛にも敵陣に斬り込み、魏兵を敗走させた。 「言っておくが、負け犬には情けはかけねえぜ!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力8 知力8 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | かちゆみ 麻痺徒弓戦法 | 自身の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。さらに矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 武具 濡須大弓 | 射程距離UP |
Illustration : TOHRU |
あの徐盛がパワーアップ!戦器効果も射程距離UPでより安定した。
便利な計略&知勇兼備なのは嬉しいが、コスト2.5の弓兵というのが重く、若干使いにくいか。
だが高知力ゆえに計略時間は10カウントとかなり長い。
計略は士気消費が重く使いどころを選ぶが、
向かってくる相手を止め、逃げる相手をしとめと、自在に敵武将を抑えこめる。
各個撃破・局地戦を挑むデッキには相性がいい。
しかし、総力戦で号令に上乗せしたりするには物足りない。
向かないとまでは言わないが、士気5使うならもっといい選択肢はある。
デッキに弓が3部隊以上入るようであれば、麻痺矢号令を持つSR呂蒙の方を選べば良いようだ。
流星デッキの開幕凌ぎや天啓自爆後の留守番役としては使えるか。
手腕デッキとの相性も良い。
スペック的に安定した武将が欲しい時には嬉しいカードだろう。
武将名 | しんえい | なし |
沈瑩 | 呉の左将軍。張悌と共に、圧倒的な劣勢の中、晋と戦った武将の一人。杜預率いる晋軍の破竹の勢いの前に劣勢となり、一度は張悌に降伏を勧めた。しかし命を賭して戦う張悌の姿に心を打たれ共に突撃し、壮絶な死に様を見せた。 「孫呉の天下のため、俺は戦うんだよ!!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力4 知力4 | |
特技 | 覚醒 勇猛 | |
計略 | 決死の攻城 | 敵城にダメージをあたえる。ただし自身の攻城ゲージが出ている間しか使用することができない。使用すると自身は撤退する。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 武具 覚悟の剣 | 攻撃力UP |
Illustration : 川瀬圭一 |
序盤は4/4と少々物足りないが、終盤には6/6の勇猛持ちに。
戦器効果を合わせると、実質7/6(防御力は無いが)で杜預にも匹敵する。
戦器が微妙な既存の1.5槍と比べれば割と使える方である。
士気5払って一発入れてガン守りと、流星的な使い方も出来て尚且つ戦力を削らずに済む点では非常に便利。
だが守るだけでOKな流星と違って攻城ラインまで攻め込む必要がある上に、使うと本人が撤退してしまうので、流星と同じ扱いはできない。
計略は城壁で使おうと城門で使おうと城に与えるダメージは固定で、城壁1発程度。
名君をかけられても与えるダメージは変わらないので普通に攻城してさらに一発…という使い方も時には有効となる。
ただ、士気5を払いコスト1.5を撤退させて攻城一発というのはお世辞にも効率がいいとは言えない。
試合時間終了直前の滑り込みや彼をオトリにしたライン上げなど、選択肢としてちらつかせながら戦うようにしたい。
強引に1発をもぎ取っても、カウンターでより甚大な被害を受けては本末転倒である。
「攻城ゲージが出ていれば」発動できる計略なので、攻城ゾーンで乱戦されても使える事を忘れないように。
特に試合終盤等に「最後のお願いに上がりました!」とばかりに突っ込んで攻城を奪っていくのは相手にするとかなりいやらしい。
Ver2.11より決死の攻城の城ダメージが19.1%に増加。
これは弓兵の城門の基本値(19.0)とほぼ同値で、弓兵・槍兵・象兵・歩兵の城門と攻城兵以外なら勝てる可能性がある攻城性能である。
攻城のキーカードとして、より活躍できるようになっただろう。
好物(?)はムカデらしい。
武将名 | ぜんそう しこう | なし |
全琮 −子璜− | 父・全柔の代から孫策に使えた。孫権の娘婿で孫権の信頼も厚かった。数々の戦いで軍功を立てて、左将軍にまで昇進する。228年の魏との戦いで、周魴が偽りの降伏をして曹休を出し抜いた際には、魏軍を朱桓と共に打ち破った。 「ハハハ、よさないか。妻に叱られるよ」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力4 知力7 | |
特技 | なし | |
計略 | いくさび 孫呉の戦火 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 防具 煌美盾 | 騎兵防御UP |
Illustration : 陸原一樹 |
裏書にも及ぶ爽やかっぷりがとてもムカつく大虎の夫も参戦。
計略はため計略だが、R陸遜を超える特大効果範囲。
ただし水計系のように範囲は前方固定で向きを変える事ができない。
水計系と違い、自身の真横まで範囲に入る分わずかながら守りに使いやすいかもしれない。
ため時間は約2.5カウント。弓マウントを取り、攻城ゲージが貯まりはじめたところで使えばジャストタイミングか。
知力7なので威力の方はそこそこ。知力3までなら確実に撤退させられるが、高知力相手には半分削れれば良い方である。
手腕など、何か別計略の援護として使うのが無難か。
両端が悪地形だと中央でため開始するだけで退却するしかなくなる。
効果範囲が異常に広いのでマウントを取ったときがかなり凶悪、計略自体は強いのだが、本人のなんともいえないスペックを我慢してまで入れるかは微妙。
武将名 | そんけん ちゅうぼう | 呉皇帝 |
孫権 −仲謀− | 孫策から呉を引き継ぎ、安泰の時代を築いた名君。その瞳は高貴な血を表すかのように紺碧に輝いていたという。曹丕が文帝を、劉備が蜀帝を名乗る中で、一時は領民の生命を重んじて魏下の呉王であることを選んだが、229年、諸将の勧めから晴れて皇帝となる。 「孫呉の民のため、皇帝となることを選ぼう」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力6 知力8 | |
特技 | 防柵 魅力 | |
計略 | 守成の連計 | 【連計】(通常は自身の周囲にしか効果範囲はないが、連計を持つ味方がいる場合、その味方との間が効果範囲となる)範囲内の敵の城攻撃力を下げる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 宝物 孫呉旗 | 攻撃力UP 最大兵力UP |
Illustration : 那知上陽子 |
我らが呉皇帝、孫権が装いも新たに帰ってきた! ……驚きの連計持ちとして。
素直に魏皇帝や蜀漢皇帝と同じ号令系でも良かったのではないだろうかと疑問に思う。
呉の皇帝でありながら、自分の国に連計持ちが文親子と陸抗のみなので、
計略をフルに活用しようとすると、他国武将の助けも視野に入れないといけない。
「孫呉の民のため」というフレーバーテキストがなんとも虚しく響く計略である。
しかし計略の効果がVer2.11ではとんでもない威力に。
決まれば槍兵の城門攻撃でも城ダメージ1%程度という脅威の抑止力。
序盤に城ダメージで先制できれば凶悪な存在になりえる。
どうやら戦器効果が高いらしく、見た目の数値よりはぶつかり合いに強くなれるようだ。
連計持ちが多い魏と組めば使える可能性を秘めているので、研究する必要があるカードかもしれない。
傾国デッキで梁興と併せる方法もある。必要士気も重くないので二色デッキに組み込むのが面白い。
一応、呉単であればUC沈瑩やUC小喬、連持ちなら文欽が相性が良い。
一番の問題は、連計計略及び特技連計持ち武将がSR孫権を除き柵を持っていないこと。
幾ら攻城力が大幅に減るとは言っても柵が無いのは厳しい。
柵の数や位置によっては、序盤の凌ぎや連計範囲の巻き込みやすさ等が全く違う。
最低でも2枚、出来れば3枚は柵が欲しいところ。
武将名 | そんこう げんそう | なし |
孫晧 −元宗− | 呉の第四代皇帝。孫権によって太子の座から下ろされた孫和の息子。第三代皇帝である孫休が亡くなると、呉国再建を期待されて皇帝となる。着任当初は思慮のある名君であったが、次第に権力や酒、女におぼれて傾国を早めた。 「戦も政治も、俺は知らね〜。好きにやれよ」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力2 | |
特技 | なし | |
計略 | 意地の勅命 | 自身を除く、戦場でもっとも武力の大きい味方の武力が上がる。ただし効果が終わるとその部隊は撤退する。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 宝物 怠惰の杯 | 最大兵力UP |
Illustration : 宮澤由佳 |
孫権の孫にあたる呉最後の皇帝が遂に登場。
肝心の計略は、刹那の漢の意地勅命。
士気6で重ねがけなら、SR呂布の天下無双以上のパワーを一瞬だけ発揮できる。
意地を見せるR周泰を粘らせて、どうにもなら無そうなときのもう一手として使えるか?
SR孫堅とのコンボもまずまず。意地をかけて暴れてもらい、散り際に屍という寸法だ。
SR孟獲とのコンボも面白い・・・かもしれない。
しかし、柵どころか特技一切無しで微妙なスペック、計略の効果時間の短さから、なかなかデッキには入れにくい。
就任当初は小覇王孫策の再来とさえ言われた孫晧だったが、
敵国である魏は広大な領土を持ち、司馬一族を始め有能な将や文官がいるのに対し、
呉にはもはや人材も乏しく領土も狭い。
呉の天下は極めて不可能に近いことに絶望した結果、次第に酒色に溺れ暗君になったという説がある。
(群雄伝・呉後伝のイベントにもそのようなやり取りが出てくる)
その真偽は定かでないが、晋への降伏の際には「呉が滅んだのは自分の落ち度である、皆は存分に晋で力を振るえ」と部下全員に文を送っている。
しかし、あらゆる拷問や処罰を行い呉の滅亡を早めた暗君という後世に残した印象は強い。
武将名 | だいこ | なし |
大虎 | 孫権の長女。全琮に嫁いだため「全公主」とも呼ばれた。嫉妬と欲望の権化であり、呉末期の後継者争い「二宮の変」の黒幕。その妖艶な美貌と、軍師勝りの智謀を存分に発揮し、孫権の四男・孫覇による傀儡政権を画策。実の妹まで手にかける冷血な美女。 「小虎、あんたを見てるとイライラするよ!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 歩兵 | |
能力 | 武力1 知力5 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 大流星の儀式 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)敵城にダメージを与える。 |
必要士気7 | ||
戦器 | 宝物 妖艶の髪飾り | 士気上昇UP |
Illustration : 中村博文 |
三国志大戦に壮大なネタを提供する1枚。
計略のため時間は42カウント!決まれば相手の城ゲージを約97%も削る。
城ダメージ量にはある程度振れ幅があるが、何にせよ後は騎馬が城壁を一発殴るだけで落城勝ち。
しかし士気7溜めるまでに、大虎の魅力分を引いても26カウントかかるので、
計略を使い、発動までいけるタイミングは、30カウント前後しかない。
UC小喬のようにぶつかり合いが一段落したらため開始、ということが難しいのだ。
また傾国の舞いと違い、発動しなければ城ダメージのアドバンテージが得られないので守りきれなければ
完全に士気の無駄遣いで終わってしまう。仮に直撃させてもわずかながら城ゲージが残るので
終盤敵軍に押し込まれてこちらが落城負けという事態も十分あり得る。
他の攻城計略持ちと違って自身がコス1なので、デッキ構築の自由度とため中の戦力ダウンの少なさはメリットだが
反面、武力1の歩兵なので計略を使えなかった場合はまったく戦力にならない。
他の攻城計略持ちの武将が0.5コスト払って柵を持っていたり弓兵だったりするのと比較すると、少々寂しいところがある。
なんというか、イラストと人物紹介とのギャップが激しい。
正史での名前は孫魯班。
なぜかKOEIの「三国志11」では姉の方だけ登場している。晩年は予章郡に流刑に処された。
武将名 | ちょうてい きょせん | なし |
張悌 −巨先− | 呉最後の丞相。諸葛瑾に推挙されて孫権に仕える。晋に攻められた際、張悌は初めから負けを悟っていた。しかし、張悌は、国のため、自分を推挙してくれた諸葛瑾のため、戦い抜くことを決意。最後は、自ら乱戦の中に身を投じ討ち死にした。 「孫呉の天下は……しょせん夢でしょうか」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力1 知力6 | |
特技 | 覚醒 | |
計略 | 火計 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気7 | ||
戦器 | 宝物 終戦指揮棒 | 計略威力UP |
Illustration : Wolfina |
コスト1の火計持ち。よく見ると衣服がR赤壁周瑜に似たデザインで眼鏡を掛けている。
終盤には武力3知力8さらに火計のダメージUP戦器持ち弓と高威力火計使いに変わる。
コス1で覚醒持ちは全勢力で彼だけだったりするのでその存在は大変貴重。
威力が欲しければR周瑜やR陸遜、コスト1なら柵の虞翻に槍と武力の孫桓、伏兵の呂範にタメ火計の周姫などコスト1火計の選択肢は豊富で悩むところ。
虞翻や孫桓と違って戦器が計略威力UPというところも優秀。
柵がないのは少々厳しいが、コスト1で火計が目的なら選択する十分選択肢に入る。
元々火計を使うことになるのは、ほとんど覚醒1回目以降。
戦器のおかげで知力7時点でも虞翻を僅かだか上回る威力を見せる。
ただ、本人が弓兵で低武力なため、範囲をあわせようとして前に出すぎるとあっさり落ちてしまうので注意。
武力か知力がもう少しあったら、魅力か伏兵を持っていたら、専用火計だったなら、ともう一押しあればコス1火計の定番になれたかも知れない。。
魏・呉・蜀、三国の終焉で国を支えた代表的な者を並べた宣伝ポスターにてSR姜維やSR鄧艾と共に登場するが、
二人と比べるとカード性能もレアリティも劣り、専用計略さえつけてもらえないという扱いで肩身狭そうに感じる。
呉の最後を見取った武将(この頃は魏は晋なので、三国最後の武将とも言える)なのに酷い扱いである。
ある意味よく出来たカードなのかもしれない・・・。
群雄伝最終章での彼と沈瑩のイベントは必見。
その悲しい結末と悲しい能力値から、逆に孫呉プレイヤーの間では愛される存在になっている。
群雄伝での彼を見て使いたくなった君主も少なくないだろう。
そういう意味ではまだ救われているカードかも知れない。
武将名 | ていほう しょうえん | 叩き上げの豪将 |
丁奉 −承淵− | 若い頃から甘寧、陸遜、藩璋といった才能の下で腕を磨いた。また、赤壁、荊州攻略、夷陵といった肝心の戦場には必ず参戦し、多くの武勲をかさねる。孫権の死につけ込んで魏が侵攻してきた際には、十万の敵を僅か三千の兵で敗走させた 「将軍として、無様な戦は見せられん!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | なし | |
計略 | かちゆみ 徒弓の大号令 | 範囲内の味方の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 武具 宿将剛弓 | 射程距離UP |
Illustration : 戸橋ことみ |
本人の能力はUC徐盛にやや劣るが、移動しながら弓が撃てるという変わった号令計略を持つ。
ver2.11から武力上昇が+2に減ったものの、18カウント近く効果が続くようになった。
徒弓効果中は、もぐり乱戦ならぬもぐり弓矢ができるため防戦時には有効。
攻城妨害で射撃しつつ近付き、ゲージがたまる直前に乱戦すればこちらの兵力を温存できる。
攻める時でも、ラインを上げながら弓を打ったり、弓マウントが乱戦で止められそうな場合に、
逃げながらマウントを維持出来るなど悪い計略ではない。
だが徒弓以外の絡め手が無いと騎馬単や神速騎兵相手に結局圧倒されるので要注意。
槍兵への射撃ダメージが減り弓の射程も短くなっているため、蜀単相手でも大徳あたりで
ごり押しされる危険も増している。
SR太史慈の乱れ撃ちと合わせると、高武力の弓兵が移動しながら範囲内の敵全てに矢を浴びせる事が可能。
2色なら李典やイク様が射撃しつつ反計の重圧をかけたり、飛天の舞で馬より足の速い弓兵が戦場を走り回ったり、
毒で逃げる相手を追いかけつつ狙撃する等、他計略と絡めた運用が面白い。
使い方によって化ける可能性はある。色々工夫してみよう。
徒弓計略全てに言えることだが、移動しながら弓矢を撃っている時は標的を変更することができない。
別の敵を攻撃したい場合は一度止まって狙い直す必要がある。
※Ver2.11で徒弓の仕様に変更が入ったらしく、一定時間ごとにカードの向きをチェックし、
向いている方向の新しい目標にターゲットし直すようになった模様。
Ver2.11では、呉の号令が軒並み弱体化されたことと、自身の計略時間の大幅延長の追い風を受けて使用率が鰻上り中である。
計略説明文は「弓兵の〜」が抜けているという、1の時のSR呂蒙と同じミスがある。
武将名 | ぶんおう | なし |
文鴦 | 文欽の息子。身長八尺(約190センチ)の長身を活かし幼い頃から武勇に優れていたという。また、槍と鉄鞭の両方を使いこなすほどの手練れであった。父の文欽が毌丘倹と共に反乱を起こすと、それに従い戦場に立った。この親子の勇姿に敵は戦慄したという。 「我、戦場の華とならん!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力2 | |
特技 | 覚醒 連計 | |
計略 | 大胆不敵 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)自身の武力が大幅に上がり、さらに知力と移動速度が上がる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 防具 孫呉衣 | 弓兵防御UP |
Illustration : 風間雷太 |
呉に登場した貴重な高武力担当。今回呉に追加されたカードの中では最も解りやすい強さを持つ。
武力9の孫堅が懐かしい人にとっては朗報だろう。
武力8の覚醒持ちは他には西涼のSR馬超しかいない。最終的には武力10となるので中盤から終盤にかけて力を発揮できる。
しかしかなりの脳筋なので伏兵には要注意。開幕で踏んだらまず確実に一発退場する。
計略は士気5でタメの後に天衣無縫が発動するというシロモノ。
知力2で発動しても4カウント程度しか持たないが、実はVer1時代の天下無双以上に知力依存が高く、
推挙と合わせれば14カウント程持つ。教えから発動すれば実に16カウントも効果が続くという意外な性能。
つまり武力18〜20、知力11〜14の迎撃されない高速槍兵として長時間暴れ回ることができる。
ため計略で反計ができないので、発動できれば雲散や解除戦法が無い限り相手に為す術はほとんど無い。
ここまで武力が上がると、適当にワイパーしているだけでもラインを押し上げることができる。
というか歩いて乱戦するだけで次々と敵がはじき飛ばされていく。さしずめ文鴦無双とでも言うべきか。
推挙阿蒙と違って最初から武力が高いのと、移動速度と知力が上がるので連突やダメ計で退場しにくいという利点が光る。
だが、これだけ武力系で高コストなのに勇猛なし。一騎討ちには要注意。
コスト2.5にしては戦器はガッカリ性能に感じるが、西涼のSR馬超と比べれば優遇されているだろう。
攻城妨害の横弓や、ため中に弓に撃たれて退場という事も少なくなる。
ちなみに、正史の記述で考えるならば三国時代末期最強の武将と言っても過言ではない。
武将名 | ぶんきん ちゅうじゃく | なし |
文欽 −仲若− | 若い頃から武勇に優れていた将。元々は魏軍に身をおいていたが司馬師の専横に怒り、毌丘倹と共に反乱を起こしたが失敗し、息子の文鴦とともに呉の丁奉らに迎えられた。司馬昭が台頭し始めると、呉に協力を求めてきた諸葛誕とともにこれに抵抗した。 「不忠者は許せんのじゃっ!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力6 | |
特技 | 連計 | |
計略 | かちゆみ 弱体徒弓戦法 | 自身の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。さらに矢を当てている敵の武力が下がる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 文家弩 | 射程距離UP |
Illustration : 風間雷太 |
弓使いが夢見てきた計略が遂に登場。
弱体化も付いていて、相手があの挑発槍兵でももう怖くない。
ver2.11から弱体化されて、武力低下の効果は-3に。
高武力武将を抑え込むのではなく、これからは複数の低武力武将たちを手早く撃破し、
号令の頭数を減らすような運用が良いようだ。
乱戦されると武力低下が無くなるので注意。
地味に連計を持っているのも嬉しく、戦器効果も計略と相性が良い。
オーラ騎馬を弱体化して突撃ダメを減らしたり、味方と乱戦している敵を撃って被害を和らげたりと用途は広い。
通常の妨害計略と違って、効果時間が相手の知力に依存しない上に、質実剛健などをされても効果があるのでとても安定して使える。
むろん防城に使っても高性能。神速戦法なみに単騎で何とかしてくれるだろう。
それでいて徒弓までついているので使い勝手は良好。自由自在に場をコントロールできる。
ただし、徒弓時の弓タゲの変えにくさには注意。
あらかじめ狙いたい敵に矢をあててから計略を発動すると安定する。
号令相手だとさすがに押されてしまうので、サブ計略として局地戦を有利に戦うためのものと割りきっておきたい。
手腕などの号令との計略重ねがけも有効である。
武将名 | ほしつ しざん | なし |
歩隲 −子山− | 孫権の幕僚。赤壁開戦の際、劉備との連合を勧める諸葛亮に論破されるが、いざ本戦が始まると的確な指揮を執って曹操軍を散々に討ち破った。陸遜の後を継いで丞相となる。書物を片時も手放すことのない勉強家であった。 「まだまだ、学び足りません!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力7 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | ふんばれ! | 範囲内の呉の味方の武力が上がり、効果中は移動が出来なくなる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 書物 勉学書 | 計略時間UP |
Illustration : F.S |
かつてUC孫権が持っていたガッカリ計略の代名詞のようなシロモノが帰って来た!
だが以前のふんばれ!と比べると武力上昇+3→+2、範囲前方円→自分中心長方形、対象が呉軍限定になり必要士気も4→3と低下。
ようやく攻城時の挑発対策として使えそうだ。ただし自身も範囲に入るので重ね掛けはできない。
複数の武将が城門に重なった瞬間に踏ん張らせると浪漫が溢れる。
なお、他の強制移動系の計略(特攻戦法等)と異なり、計略効果中に挑発されても引っ張られないのが特徴。
ただ、ふんばり効果が切れた時に挑発の効果がまだ残っていると引っ張られていく。
イメージとしては溜め計略中に挑発された場合と同じ動きである。
挑発系計略を同じ士気3で完全に殺しつつ武力上乗せできるのは大きい。
麻痺矢デッキやSR太史慈のお供としての活躍が期待できそうだ。
戦器効果の計略時間UPは、低知力武将を挑発からより守りやすくなるが、実質操作不能時間が延びるということなので一長一短だろう。
挑発対策以外にも弓メインのデッキで号令代わりに使っても良いが、敵を殲滅したと思ったら動けず攻城が遅れてしまった、では笑えない。
タイミングを考えて早めに使うか、何人かは範囲からはずしておくのが良策。
挑発されていたり乱戦していない限り、弓以外には決して使わないこと。いつでも撃てる布陣が重要。
効果範囲が無駄に広いので注意しよう。
新カードでは今回呉に追加された唯一の伏兵持ちだったりする(LE周瑜は除く)。
武将名 | りい | 怒れる龍 |
李異 | 孫桓配下の武将。劉備が関羽の弔い合戦に攻め込んでくると、同僚の謝旌とともに宣都付近で蜀軍を迎え撃った。勇猛な将で、謝旌が張苞に破られたのを見ると、すかさず斬りこみ、張苞と一騎討ちを繰り広げるなど活躍を見せた。 「あたたたたたたたーーー!!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力4 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 死亡的遊技 | 自身の武力が大幅に上がる。ただし、効果中に自身が攻撃している対象の部隊が撤退すると、自身も撤退する。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 双節棍「熱龍」 | 射程距離UP 最大兵力UP |
Illustration : RARE ENGINE |
名前の読み。恐らくその一点だけでブルース・リーにされてしまった可哀想な武将。
顔に3本の傷があり黄色いヌンチャクを首に下げている辺りは芸が細かいといえよう。
一騎討ちでC梁興を討ち取ると幸せになれるかもしれない。
基本能力は物足りない感が否めないが、武力型自爆とも言うべき計略は割と強力。
弓兵なので相手を倒さないように弓ターゲットをうまく切り替えていけばノーリスク、
低コスト超絶強化となる。ただし相手が低武力だとあっという間に溶けるので、
早めの切り替えが必須。攻撃対象が別の味方との乱戦で撤退しても、当然撤退する。
漢の意地の様に逃げられたりして自爆することが無い点は評価できるか。
また、武力上昇値は+10ではなくなんと+13なので、強化後は漢の意地を使った周泰を
上回る武力となる。
計略中に瀕死武将が突っ込んでくると道連れにされるが、そこは他の武将でフォローしよう。
撤退したとしてもコスト1.5なので、十分建て直しが可能。
C陳武やSR呂姫が示すようにコス1.5の超絶強化はかなり頼りになる。
ちなみに排出停止を除きコスト1.5以下の超絶強化持ち武将はこの3人だけである。
イラストのネタっぽさに反して、対戦相手が超絶強化メインや4枚デッキ、桃園の場合は大化けする一枚。
自爆しても相手のコスト2以上の武将を道連れに出来るならば悪くは無い。
計略中に低武力武将と一騎討ちが起こるととても悲しいが、『互角』ならば一応生き長らえることができる。
狙って互角に出来る人はいないだろうが。
ちなみにテキストに書いてある張苞との一騎討ちだが、勝利して首を掻こうとした所、
関興に不意に斬られ落命してしまった。
なお群雄伝では彼のイベントは割りと多め。そればかりか群雄伝でしか聞けない専用のボイスまである始末。
正史、演義共々出番が無いような武将がSSQの影響で出番が増えたのは喜ばしいことなのかもしれない・・・。
武将名 | りくこう ようせつ | なし |
陸抗 −幼節− | 陸遜の子。父が死去すると20歳の若さで配下の兵五千人を預かる。功績を誇らず、部下にも信頼されていた。晋の将軍・羊祜とは敵ながら互いを認め合い、酒や薬を贈りあう仲であった。そのため、晋と呉の国境付近では平穏な日々が続いたという。 「たとえ敵であろうとも、友となれるはずです」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力3 知力7 | |
特技 | 覚醒 連計 | |
計略 | 呉魏の連合号令 | 範囲内の呉と魏の味方すべての武力が上がる。この効果は対象に呉と魏両方の部隊がいない場合、減少する。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 宝物 親睦の杯 | 最大兵力UP |
Illustration : 騎崎サブゼロ |
ver2.11から強化され、計略範囲が手腕のような範囲になり使いやすくなった。
それでも手腕より縦の幅が狭いので、きちんと両勢力の武将が入るようカード操作は慎重に。
スペック面でも覚醒しきっても5/9と、覚醒もちの中では物足りない部類に入る。
というか、魏の覚醒持ちがオーバースペックなだけという気もするが。
英傑号令や低士気の号令が軒並み下方修正された現状では、
混勢号令が従来の号令たちに劣る点は士気ゲージ上限の低さくらいのもの。
各勢力のいいとこどりを狙いつつ武力勝負もできるデッキが作れるため、色々と可能性が出てきた。
武将名 | りくせき こうき | なし |
陸績 −公紀− | 6歳のころ袁術に目通りし、出された蜜柑をこっそり懐に隠して母への土産にしようとした孝行者。お辞儀をして蜜柑を落としてしまうが、理由を聞いた袁術はたいそう感心したという。虞翻や龐統と親しい交友があった優秀な知識人でもあった。 「母上さま、あの日のことを思い出します……」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力5 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 守城弓戦法 | 自身の武力が上がり、矢を当てている敵の攻城ゲージが止まる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 薬 橘子果汁 | 最大兵力UP |
Illustration : 飯田牧子 |
通称ミカン。ほぼ孫静の上位カード。知力1を払って強計略を手に入れた。
守城弓戦法は呉に貴重な低士気計略で、武力+3、効果時間7カウントと破格の性能。
純粋に武力が欲しい時にも一応選択肢になる優秀計略で、更に貂蝉の傾国/破滅の舞いを止めることもできる。
守備時に真価を発揮するので天啓や手腕のような全体で押し上げるデッキでは
自城でお留守番することになるだろうが、端攻城に対して士気が余っていれば封殺可能なのは大きい。
士気が軽い為、開幕端攻城を決められそうな時にも使えるのが魅力。柵もあるので韓当との住み分けが出来る一枚。
いっそ2枚一緒に入れるのもデッキによってはありだろう。
武将名 | りくそん はくげん | 黎明の将軍 |
陸遜 −伯言− | 江東の地の豪族出身。武勇と才知を兼ね備えた。荊州で呂蒙とともに関羽を破ったのを皮切りに、夷陵では蜀軍を火攻めで打ち破り、魏の軍勢による呉への侵攻もことごとく防いだ。これらの華々しい功績により、大都督、丞相と歴任した。 「この陸遜がいる限り、孫呉の地は踏ません」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力9 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 孫呉の大号令 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)範囲内の呉の味方すべての武力が上がる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 宝物 夷陵指揮棒 | 計略時間UP |
Illustration : 風間雷太 |
大都督になった頃の姿なのか、貫禄ある容姿になっている。
Rの陸遜が「りっくん」なのに対し、こちらは「りくさん」「りっさん」などと呼ばれている様子。
計略は現状ではため時間が長めの7カウントなので、使いどころが難しい。
発動直前に本人がはじき戦法で飛ばされたり知力低下計略をかけられたら目も当てられない。
若い頃の自分に全員まとめて焼かれることも。
仕切り直しで相手部隊が全て城に戻った時に使うのが理想か。
なお、ため中でも一騎討ちは起こる。
ため完了間近に陸遜が血気に逸って泣いた君主もいるとかいないとか。
計略範囲はR関羽の車輪の大号令の縦の長さを少し伸ばしたくらい。
効果時間が戦器効果を含めると11.5カウントと長く、武力も+7なので、
自陣内から発動させても、十分に攻城までこぎつけることが出来るようだ。
発動できれば武力差と効果時間の差によって並の英傑号令では抑えられず
相手は妨害やダメージ計略で周りの部隊から各個切り崩してゆくしかない。
Ver2.11で呉の号令計略が軒並み下方修正される中、孫呉号令は効果据え置き。
ため時間のハンデを超えてどこまでいけるか注目される。
使用率に限れば、20位以内にまで上ってきた。それだけ他の号令の下方修正が
厳しいということだろう。
武将名 | りゅうさん せいめい | なし |
留賛 −正明− | 淩統の推挙によって将軍となった。若い頃に負傷して足が不自由になったが、足の筋を切ることで足を治し、戦線へ再び復帰した。戦う時には髪を振り乱して、大きく唸るような歌声を上げながら戦い、必ず勝利したという。 「さあ皆、高らかに勝利を歌え!!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力7 知力4 | |
特技 | 防柵 勇猛 | |
計略 | 最期の戦歌 | 自身の武力が上がり、矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。ただし効果が終わると撤退する。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 虎吼大刀 | 最大兵力UP |
Illustration : タカヤマトシアキ |
スペックを見るに、排出停止になったR呂蒙のリニューアルと言ったところか。
こいつを使う時はテキスト通り歌いながら…だと間違いなく怪しまれる。
最期の戦歌は武力+8にプチ麻痺矢効果、効果時間7カウントの自爆計略。
武力上昇は意地にやや劣るが、プチ麻痺矢効果と勇猛、弓兵の特性を生かせば足の速いR周泰的な使い方も。
Ver2.11で流行中の桃園の抑止にもなり、決して劣化UC徐盛ではない。
サポートに徹するなら徐盛、爆発力が欲しいなら留賛と使い分けるべき。
徒弓デッキに柵持ち弓兵としてUC徐盛と一緒に使用するのもアリだろう。
武将名 | りょうとう こうせき | 江東の無頼者 |
淩統 −公積− | 弱冠15歳で、父の骨を拾うために戦場を駆けた豪胆な人物。孫権に仕え、合肥の戦いでは張遼の猛襲から主君を守った。敵が退路の橋を崩しにかかると、孫権が無事に渡りきるまで奮闘。自身は川に飛び込むと、水中に潜って生き延びた。 「死にたくなけりゃあ武器を捨てるんだな!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力3 | |
特技 | なし | |
計略 | 孫呉の武 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)自身の武力が上がる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 宝物 仇討載刀 | 最大兵力UP |
Illustration : 三好戴克 |
蜀以外では唯一のコスト2武力8槍兵で、UC張飛と同スペックだが無特技&計略が寂しい。
かといって、計略が超絶強化だと槍孫策が憤死しかねないので止む無しか。
単なる武力8槍兵として号令メインのデッキへ入れるのが良さそうだ。
Ver2.11で計略の使い勝手がやや改善。
武力差によるダメージ量も拡大しているため、壁役としての安定感は増してきた。
計略重視の呉において、彼のような計略抜きで戦える純粋アタッカーは貴重。