武将名 | そんけん ちゅうぼう | 江東の名君 |
孫権 −仲謀− | 孫堅と孫策の遺志を引き継ぎ、臣下の声を良く聞き入れ、軍事と政治の両方で柔軟な対応を取り、呉の時代を築いた名君。曹丕と劉備がそれぞれ皇帝を名乗る中、魏に臣下の礼を取り、呉王に封じられた。後に魏から独立して自らを呉皇帝と称した。 「この江東の地は、孫呉のものである」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力8 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 攻護の名君 | 【旋略】(カード方向で効果が切り替わる) ↑:範囲内の呉の味方の武力と攻城ゲージの上昇速度が上がり、城攻撃力が下がる。 ↓:範囲内の敵の武力と攻城ゲージの上昇速度を下げる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : タカヤマトシアキ |
2枚目のSR孫権が、演義の碧眼紫髭で登場。
武力7で特技が魅力だけなのは少々物足りない感じがするが、号令持ち、また妨害持ちとしては高めであり、
知力も高く安定感のある1枚に仕上がっている。
計略は旋略系で
↑:範囲内の呉の味方の武力+3と攻城力0.6倍、攻城速度およそ2倍。
↓:範囲内の敵の武力-3と攻城速度を2/3程度(要検証)。
というもの。
↑向きは「落日の舞い号令」と考えればイメージしやすい。
1発あたりの攻城力は下がるが攻城速度が上がるぶんで補われており、実質的な攻城効率は普段の1.2倍程度とさほど変わらない。
なによりの強みは、あっという間に攻城できるので、通常なら攻城につながらないわずかな隙に攻城を通せること。
これにより相手に途切れ目のない丁寧な乱戦を強いる側面もあるため、敵城際では数値以上の重圧を与えられるだろう。
↓向きは2度掛けで相手の心が折れるほどにゲージ上昇速度が鈍化する。
大戦2の守成の名君と違い、攻城ダメージ自体を低下させる訳ではない事に注意。
よほど大量リードをしていないかぎりは「名君かけて放置」というのは少々危険が伴うようになった反面、
城ダメージをいくら小さくしようが傷は傷だった以前に比べれば、どうしても城を無傷で凌ぎたい場面では心強くなった。
序盤戦のうちに相手のちょっとした隙をついて上向きですばやく攻城を奪ってリードを取っていき、
後は下向き使用で防御を固めリードを守りきって勝つ、という具合に運用方法が自己完結していて使いやすい。
しかしどちらも武力上昇(減少)量が控えめで頼りないので、他に主軸を用意してのサブ計略という運用がベター。
名前の関係で手腕デッキや人心デッキに組み込むことができないのが欠点ではあるが、
呉にはほかにも多くの号令があるし、また流星デッキや開幕乙デッキなどの別戦略との相性も良好なので出番には困らない。