武将名 | だいこ | 破滅への首魁 |
大虎 | 呉皇帝・孫権の長女であり、全琮の妻。気が強く、野心家で三国志きっての女策士との悪名も高い。孫権の跡目争いである「二宮の変」の首謀者で、政権を手にしたいが為に多くの人や実の妹までも手にかけるなど、目的の為なら手段を選ばない冷酷さを持つ。 「アンタ…私を誰だと思ってるんだい?」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力4 | |
特技 | 魅力 暴乱 | |
計略 | 封印の舞い | 【ため計略・舞い】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く) 敵は計略が使用できなくなる。 |
必要士気12 | ||
Illustration : 日本橋ヨヲコ |
大戦1以降姿を消していた封印の舞いが、大戦3に再登場を果たした。
SR大喬(Ver1)とスペックは同じながら兵種が弓兵から騎兵に変わり、特技に暴乱が追加された。
舞姫としてのスペックは非常に脆弱であるが騎兵になった為、使い勝手は上昇している。
封印の舞いは士気12使うのもそのままであるが、かつての大喬のそれと違い、
SR大虎の封印の舞いはため計略+舞いであるという、非常に大きな違いがある。
舞った瞬間に発動した大戦1と違い、溜め時間があるのでその間に相手に計略を使用される可能性がある。
特に魏武号令の様な長時間計略が相手にいる場合、先出しで潰される事態になる危険性が高い。
ため計略なので反計されて終了ということは無くなったが、そもそも反計(敵部隊)が近くにいるような状況で
使うような計略ではないため、ため計略の恩恵を感じることはあまりないだろう。
もっとも、溜めはVer3.59_2現在で1cなのでそう大きな隙はない。
舞い後は、敵の全部隊が封印の計を食らったような感じになると思えば分かりやすいか。
味方に影響がないので、うまくすれば一方的に計略使い放題というかなり有利な状況を作ることができる。
士気12なので当然ながらほぼ単色限定だが、どうしても夢とロマンを追いたい人は希望の舞いや締結の戦略もある。
非常に強力な舞いであるが、そこまで到達するには舞いに士気12を使い切った状態で相手の攻めを凌ぐ必要があり
さらに封印成立後も、ある程度こちらの士気が溜まるまでは素武力で戦闘する必要があるうえに
それらの戦闘をSR大虎が戦線から外れた残り7コストで行わなければならないので、実際の運用は茨の道である。
しかも相手は計略が使用できないだけで、堕落の舞いのように上限を減らして士気を削るわけではなく
士気の上昇や溜め込みにはまったく影響はない(画面上は見えなくても士気はしっかり溜まっている)ので、
相手としては舞いが消え次第すぐに計略で逆襲できるため、舞い後も常に舞いを必死で守らねばならない。
相手が回復のために城に帰ったところで舞ってしまいたいところだが、舞いのための士気12を使わずに
相手を一度は追い払わなければならないということと、舞い発動直後にこちらの士気が溜まるまで
コスト1落ち状態での素武力勝負をどう凌ぐかが大きな課題となってくるだろう。
部隊、奥義、柵など、舞いを守るための資源を温存して相手の中盤の攻めを凌げるかが勝負の分かれ目となる。
士気上昇速度が上がり、各種強力な計略も増えて全勢力において計略に頼る比重の増えたVer3.5環境において、
単純にして強力で、そしてそれ故に非常にピーキーな計略でもあり、使うには相当の計算と覚悟が必須である。
大流星の時の自分と同じく発動後は彼女を巡る戦いが勝負の中心となる、通り名に相応しいカードといえよう。
余談だが、カード名である「大虎」は字であり、三国志大戦以外で彼女を指すときにこの呼び方をすることはほとんどない。
歴史書や論文などでは、正式な姓名である「孫魯班」、夫の姓から「全公主」と呼ばれるのが一般的である。