カードリスト / Ver3.5 / 群雄 / 051_王異


武将名おうい鉄壁の列女
王異羌道の県令・趙昂の妻。勇猛さと智謀をあわせ持っていた。曹操に敗れた馬超が再起の場所を得る為に攻め入ってきた時、その智と武の限りを尽くした計略を夫に授け、幾度となく襲来する馬超の撃退に成功した。

「ふふっ、君もなかなか良かったよ」
コスト1.0
属性
兵種騎兵
能力武力2 知力4
特技魅力 勇猛
計略絶対防御の舞い【ため計略・舞い】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)自城が落城しなくなる。
必要士気6
Illustration : 中村博文

大戦3では2枚目となるSR王異。
烈女の代表ともいえる王異が、特殊な舞いを備えてまたもSRで参戦。

三国志大戦史上最低武力の勇猛持ち、かつ史上初の勇猛+舞い計略の武将である。
魅力と勇猛を兼ね備えた貴重なスペックのカードなので、特技目当てでの採用も十分ありうる。
計略の性質上、舞いが潰されると即落城の危険があるので、舞い計略に付き物の事故の心配が多少薄れるのはありがたい。

計略はため時間のある舞いで、ためが終わったあと、舞いに移行する。ため時間は0.5c。
「落城しなくなる」と書いてあるが、「城ゲージがゼロになっても落城負けにならずゲーム続行」という意味ではなく、
「自城ゲージが0.3%(城ゲージを340として1)より下がらない」という効果である。
パッと見ではゲージがゼロに見えるがごく微量残っているので、舞いが潰されてももう1発城ダメージを食らうまでは落城にはならない。
たとえ自分で城を削る計略を使おうが相手に殴られようが、0.3%からは一切城ダメージを受けなくなる。

攻城ルールを根本から変えてしまう舞いだが、当然ながらこの舞いだけでは、部隊同士のぶつかり合いには何ら効果が無い。
「自城ゲージをごく少量の状態で保つ」という性質から、
中盤以降、デメリットを無視できる自城削り計略の連打や、それらで能動的に城ゲージを削ってからの、
超絶強化と化した各種火事場効果つき計略などと組み合わせるのが基本戦術となるか。
舞いさえ無事なら、暴虐なる覇道、悪鬼の暴剣、破滅的な献策、変わったところでは癒壊の乱や洛陽の炎などが連発できる上、
城ゲージミリの状態では、陥陣営や各種火事場計略が揃って武力+20などになるため、
恐ろしいまでの士気対価効果を叩きだす状態になる。
こうなると純粋な部隊同士のぶつかり合いでは、まず打ち負ける事は無くなるだろう。
他にも、城の殴り合いとなった時に、「破滅の舞い」と合わせたりして、
お互いに城ゲージがみるみる減っていくがこちらは落城しないので相手だけが落城、という状況を作るのも面白い。

あくまで「落城しない」だけであり、受ける城ダメージを減らしたりするわけではないため、
火事場効果計略と相性は良くとも、最終的に相手の城ゲージを削っていかなければ、
時間切れになって判定負け……という事となるのを忘れてはいけない。
ギリギリまで自城ゲージを削っておいて、自城削り&火事場計略をあてにしている状態では、
舞いが潰された瞬間、端攻め一発で終了となってしまうため、
舞いの護衛には細心の注意を払わなければいけない。
加えて、SR王異の知力は4と舞姫の中で低い部類に入るため、
ダメージ計略に巻き込まれるとかなり厳しい事態になる事は覚えておきたい。
舞いの消費士気が多いため、その士気差を使って舞い直後に攻められた時どうするか、という事にも頭を悩まされるだろう。

落城ルールを変えてしまうだけに、その運用リスクは大きく、しかし、そのリスクを乗り越えた時のリターンも非常に大きい。
扱いが難しいのは明らかなため、尖ったデッキとなりがちな群雄勢力の中でも、
さらに玄人好みの君主向けのデッキとなるか。

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