軍師名 | おうい | なし |
王異 | 涼州刺史・韋康配下の趙昂の妻。勇猛果敢で才知に優れ、生涯夫の趙昂を助けた。曹操に敗北した馬超の侵攻を何度も防ぎ、退却に至らしめた趙昂の防衛戦の影には王異の献策による助けがあったと言われている。 「女だからってなめてもらっちゃ困るね」 | |
攻略 | 速軍侵攻 | 味方の武力が上がる。範囲内の味方はさらに移動速度が上がる。 |
属性:人 | ||
上昇速度:並 | ||
効果時間:並 | ||
装備可能兵書:兵力増援、士気上昇、突撃強化、再起興軍 | ||
装備可能秘伝書:士気+迅突、増援+突撃、士気+迅槍 | ||
兵略 | 転進再起 | 一瞬で自城に戻り、復活カウントを減らす。 |
属性:地 | ||
上昇速度:並 | ||
効果時間:一瞬 | ||
装備可能兵書:兵力増援、士気上昇、武力上昇、速度上昇 | ||
装備可能秘伝書:士気+増援、同盟+速軍、増援+武昇 | ||
Illustration : 米谷尚展 |
寒そうな場所で随分寒そうな格好をしている軍師。
EXを除けばVer3カードの全てがSRという人物。
攻略「速軍侵攻」は武力+1、範囲内ならば更に移動速度1.5倍、効果時間13c(限界突破14c) (Ver3.595_B)
Ver2以前でいうところの兵法「速軍の法」に相当し効果範囲も広い上に兵種を問わず、ため時間も一瞬なので使いやすい。
槍兵が迎撃を受けない速度上昇は色々と応用が利くため、デッキを問わず様々な局面で頼りになる奥義である。
しかし武力+1しかないので、速度と効果時間を活かせるプレイングを心掛けたい。
単純に考えれば速度上昇と相性が良い全軍突撃や人馬号令とのコンボが考えられる。
史実では馬超たちの宿敵だった人物だけに、皮肉ともとれるが……。
兵略は今まで群雄勢にのみ存在しなかった『転進再起』。
騎兵中心でない編成のデッキで、速軍による奇襲が狙えない場合などに使用することになるだろう。
全軍を上げて敵をせん滅し敵城に張り付き、兵力がミリになったら(落ちても多少はカバーできるが)自城に整列、がベストか。
つまり、戦場の部隊をすべて自城に引きもどし確実に揃えるという特性は、どちらかといえば総力戦向け。
群雄勢力が得意とする局地戦では端攻め部隊まで引き戻されることになるため、歯がゆい思いをさせられることも多い。
ただし、罠陣略に嵌まってしまうとどうしようもなかった群雄勢にとっては戦略の幅が広がったことになる。
他勢力の号令や卑屈系の計略と組み合わせるなど、再起興軍の代替ではなく明確な目的意識を持って使いたいところ。
たとえば敵攻城ラインで相手の天下無双を誘って転進した場合、装備兵書の速度上昇があると
SR呂布が3倍速で城門に辿り着く前に出城でき、槍兵で刺す事が可能。
なお他の軍師の転進再起は兵書『再起興軍』を装備できるが、王異だけは装備できないことに注意。
余談だが、このカードに限らずVer3.5で追加された軍師の引継ぎ兵法は今までの軍師と違い、奥義と関連が低いものが多い。
この王異は攻略が速軍なので前作の『速軍の法』を引き継ぐかと思いきや、なぜかGC賈詡と同じ『正兵の法』を引き継ぐ。