武将名 | りつう ぶんたつ | なし |
李通 −文達− | 魏の武将で義侠の男。官渡の戦いで袁紹は李通に寝返るようにと使者を送った。圧倒的兵力で袁紹優勢の中、臣下や妻子達は涙ながらに李通に降伏を説得したが、李通は「殿に対する義は死んでも裏切らん」と、使者を斬り殺し、己の信念を貫き通した。 「誰がなんと言おうと、俺の生き様は汚させねえ!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力5 知力7 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 隠密戦法 | 自身の武力が上がり、隠密状態になる。(敵から姿が見えなくなる。ただし伏兵と同様の解除条件を満たした場合、その瞬間だけ姿が見える。また敵の計略からは対象にされる) |
必要士気3 | ||
Illustration : 戸橋ことみ |
Ver2.0xUC李通の互換。
計略は神速戦法→隠密戦法に変更。
コスト変更とそれに伴うスペック向上に加え、特技は連計がなくなり勇猛から伏兵に変更で文武両道アタッカーになった。
が、セリフはかつてのままで意味不明な叫び声ばかりなため、とても知力7とは思えない。
計略の効果時間が約32cと非常に長く、一試合の1/3もの間、8/7&隠密状態になれる。
速度上昇こそ無いものの、計略使用後はコスト2.5相当の武力騎兵となり、
高武力の隠密を生かした槍を避けての突撃は、敵にとっては鬱陶しい事この上ない。
特に、槍兵が極端に少ない・槍兵の武力が低いデッキが相手の場合に有効。
槍兵に乱戦を仕掛け、突撃し放題の状況を作り出せる。
その他にも見えない事を活かしての端攻城、不意をついての舞姫潰しや柵壊し、隠密状態のプレッシャーをかけての槍誘導など、
他の兵種の隠密持ちや、士気が重いSR鄧艾などではなかなかこなせなかった役割を担ってくれる。
他の隠密持ち同様士気溢れ対策にもなり、隠密持ち武将の中では高いスペックと実用性を兼ね備え、士気消費以上の対価効果を誇る。
その反面、性能自体は速度上昇もない単なる武力8の騎兵に過ぎないため、敵部隊に突撃して姿が見えたところを複数部隊の逆襲に遭って撤退、というようなことも多い。
長時間強化は「撤退させない」事が肝要なので、騎兵+隠密を活かして安易な撤退は避けたい。
「隠密状態だと攻城開始してゲージが出るまで接近に気づかれない」「攻城ゲージが出てから出城してもギリギリ妨害が間に合わない」
というふたつのシステムの複合効果によって、隠密戦法は攻城を狙う場合にも非常に有効な手段となる。
特に騎兵であるUC李通は、他兵種より相手の不意をつきやすく、攻城後の離脱も容易である。
わずかな城ゲージが勝敗を分けるような場面で特に有効なので、覚えておいて損はない攻城方法だろう。
上記のように高スペックや計略を生かした戦術など、独自性の高いカードではあるのだが、
同コストにいざという時に頼りになるSR龐娥や刹那号令のR羊祜等の計略要員がいる事や
セールスポイントである伏兵も号令持ちや低コストの妨害持ちが豊富に持っているため必要性が薄い事などから、
スペックは優秀でありながらあまり採用される事が無い不憫なカードである。
計略の消費士気や効果時間からみても、どちらかといえば混色向けのカードと言えるだろう。
Ver3.59_3で隠密戦法が+3に強化されたため今後の活躍に期待がかかる。
また、伏兵持ちには効果が上がる奇襲の大号令デッキでは、伏兵であり武力もコスト相応、
速度上昇を最大限生かせる騎兵という事で、コスト1.5枠のアタッカーとしては、最良のパーツと言えるだろう。