武将名 | りょもう しめい | 熱き好漢 |
呂蒙 −子明− | 貧困な家庭に生まれ、まともな教育も受けなかったが、腕っぷしだけはめっぽう強かったために、早くから目をつけられ家臣となる。208年の劉表征伐戦で、大将黄祖を捕らえ頭角をあらわす。 「三度の飯より喧嘩好きたあ、おいらのことでぃ!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力2 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 一気呵成 | 武力が大幅にあがる。ただし、徐々に武力が下がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 原友和 |
Ver2.0xUC呂蒙の互換。
計略は「呉下の阿蒙」→「一気呵成」に変更。
全面的なスペック変更で別カードになった1枚。阿蒙の名にふさわしい脳筋武将になり、勇猛も取り戻した。
とは言え、SRの自分が知力9で軍師にもなっている関係上、いくら若かりし頃でも知力2は低すぎでは…と思わせる。
スペックだけを見ても呉ではVer1のR孫策以来となるコスト2武力8の騎兵で、そのうえ勇猛持ちで陣略属性。
脳筋なのが少々気になるところだが、コスト2超のアタッカーとなる騎兵が非常に少ない呉にとっては十分な性能。
他の高コスト騎兵がSR級であるのに比べ、レアリティがUCと低い点も初心者には嬉しいところ。
計略の「一気呵成」は武力+15で天下無双と同じだけ武力が上がり、その後は0.6c(約1秒)で1ずつ武力が下がる。
経過の詳細は、武力23から始まり9c後に武力8、その約5c後に武力0になり、さらにその状態が約4C続く。
効果時間は18cと長いが武力が強化されている時間を考えると実質的には9cほど、
その後にやられやすい事を考えると擬似自爆計略と考えれば良い。
瞬間的とはいえ「雄飛の時」中のR孫策以上の武力になるので、武力依存が強い昨今強力。
また呉の超絶強化に多い「効果終了と同時に撤退」のリスクがないのが嬉しいところで、
計略終了後の攻めを継続しやすいので戦術に負担がかからず、攻守に渡って使いやすい計略である。
武力低下して0になったとしても低コストの武力1相手くらいなら充分戦えるので、基本的には武力の高い高コスト相手を狙って暴れ、
武力低下後はコスト2騎兵の機動力と攻城力を活かすと良いだろう。
知力が下がっても破壊力は変わらず計略のデメリットだけが少なくなるだけという、
超絶強化にしては珍しい特性があり知力低下には大きな耐性がある。
しかし武力15以上でいられる時間は4.2cと高武力でいられる時間は思ったより短く、
武力10までと見ても7.8c程度で速度上昇がないため、見た目の数値の派手さの割には殲滅力はさほどでもない。
知力2と低く消費士気もやや重いので、各種妨害・ダメージ計略を後出しされて対処されやすいのも欠点である。
また敵の高コストの超絶強化はもちろん、麻痺矢や神速のような追加効果つき強化にさえも打ち負けしやすい。
突撃直前に発動し、そのまま高武力の突撃を決めた後乱戦ですり潰すなど、
比較的低めの士気で高武力が得られるという一点を確実に生かせるよう、使いどころを見極める必要があるだろう。
知識として覚えておきたいのは、ほかの超絶強化と違い知力を上げると武力0の状態が長くなってしまうだけである事。
そのため知力上昇から効果時間を伸ばすコンボは使用できないという点には注意が必要である。
高武力時の殲滅力を高め、武力0でも仕事が出来る天下二分の計や飛天の舞いなどの速度上昇計略と相性が良い。
デメリットの軽減を考えるなら、呉単なら会えてよかったや早めの江東の小華、英魂の命令、旧カードの江東の大華、武力低下後は英魂嗣攻の生け贄などがある。
知力を低下させるなら何進の大号令か、暴乱の悪霊からの速愚の乱や寡愚の乱が考えられるが、
多色でも使える計略とはいえやはりロマンの域か。
Ver3.51B現在では武力が8未満になる時間が長く、計略発動末期でやられやすい事から安定度は低め。
騎兵のアタッカーではSR孫策(快進撃)という最大のライバルが大人気のため、使用率は停滞気味。
同じコスト2騎兵でもやはり殲滅力に秀でるSR孫策(蛮勇)が立ちはだかる。
さらに武力依存強化によりダメージ計略や雲散計略が流行しているのも泣き所。
それでもこのコストでローリスクかつ無条件で大幅な武力上昇を見こめる騎兵は全勢力でもまれ。
移動速度が上がらない分殲滅力にかけるが迎撃のリスクも低く、臆せず乱戦にいけるため特に防衛ではかなりの力を発揮できる。
敵軍に与えるダメージは以前よりも増えているので、計略の使いどころをより慎重に見極めていきたいところである。