軍師名 | しょかつきん しゆ | なし |
諸葛瑾 −子瑜− | 蜀の諸葛孔明の兄で、孫権に仕えた。思慮深く誠実な性格の持ち主で、蜀への使者を任せられることも多かった。また、魏の曹真との戦いでは、綿密な計画で魏軍を敗走させ、指揮官としても有能であった。 「堅実さこそが、勝利を呼び込むのだ」 | |
兵略 | 集中増援 | 味方の部隊数が少ないほど、多く兵力が回復する。 |
属性:人 | ||
上昇速度:遅 | ||
効果時間:一瞬 | ||
装備可能兵書:再起興軍、櫓再敷設、士気上昇、武力上昇 | ||
装備可能秘伝書:士気+再起、速軍+櫓設、同盟+武昇 | ||
陣略 | 諸刃劣陣 | 敵と味方の武力が下がる。 |
属性:地 | ||
上昇速度:並 | ||
効果時間:長 | ||
装備可能兵書:再起興軍、縦幅拡大、横幅拡大、知力減退 | ||
装備可能秘伝書:士気+延長、増援+拡大、知減+知減 | ||
Illustration : 田口博之 |
ロバに似た顔で孫権に馬鹿にされたという逸話はどこへやら、孔明の兄がイケメン軍師として参戦。
兵略「集中増援」は、味方の数が少ないほど効果が上がる増援。回復量は4部隊で通常の増援と同程度(40%前後)。
以降、3部隊で60%前後、2部隊で80%前後、1部隊で100%以上と回復量がアップする。
5部隊以上では通常の増援以下の効果しか得られないので5部隊が基本になりやすい号令デッキでは難しい。
特に呉は召喚計略が使いやすい事を考えると、集中増援効果を減衰させてしまうのでいまいち噛み合わない。
少数精鋭のデッキでは有用だが、弓兵と槍兵が主力で機動力に欠ける呉では、4枚以下のデッキが編成しづらいのも難点。
しかしVer3.5以降の環境では転機到来、高コスト高武力優遇の環境になったことに加え、呉にも非自爆の超絶持ちが増えてきた。
また自爆後のフォローとして使われてきた再起系の奥義が弱体化されたため、相対的に地位が向上したのも追い風。
さらに兵書:武力上昇が付くようになったことも地味に有効で、交戦中に兵力を補いつつ武力を上げられるのは有り難い。
また、呉には増援系奥義を持つ軍師が非常に少なく、ほかにはGSR周瑜の「兵力増援」しか選択肢がない。
武将の周瑜を採用しつつ増援奥義が使いたい、という場合には、集中増援を使うか他国の軍師を入れるしかない。
陣略「諸刃劣陣」は、範囲内の武将を敵味方問わずに武力ダウンというもの。
Lv.Masterの状態で範囲は横幅が戦場の半分(カード約4枚分)、縦幅が戦場の1/3(カード約2枚分)程度とさほど広くない。
ゲージ上昇速度はそれほど早くはないが、無属性からでも70cほどでゲージMAXになる。
ゲージMAXだと武力-99と強烈で、範囲内ではすべての武将が武力0となるが、持続時間は7cと短い。
ゲージ非MAXでは性質が大幅に変わり、武力-3が約25c(ゲージMAX直前、Ver3.59_A_1現在)となる。
ゲージ量を調整できれば、性質を状況に応じて使い分けられるので覚えておこう。
使用例としては、
・相手の城前に設置し、自軍の弓兵は範囲外でスナイプ。
・自城前に設置して相手の攻勢を受け流す。もし相手が全士気+強化陣略などで勝負を掛けてくればしめたもの。
・ため計略や舞姫を守る。「極滅業炎」と違い味方部隊や守っている部隊が陣内にいても問題なく発動できる。
(逆に先読みで相手のため計略や舞の上に敷いて一方的に射殺する方法もある)
・互いに武力0になるため、「甘い色香」「援弱の乱」を併用し兵力差で無理やり押し勝つ。
・SR孫策(快進撃)対策。快進撃中に陣に入れることができれば問答無用で即死する。
などが挙げられる。
いずれの用法でも範囲が狭く速度低下もない以上、配置や発動タイミングは細心の注意が必要である。
兵略・陣略とも裏テキストのセリフにある「堅実さ」とは対照的な非常に尖った効果であるのはご愛嬌。
クセの強さからVer3.1xでの使用率は芳しいものではなかったが、Ver3.5以降は呉デッキのサブ軍師として見かける機会が増えてきた。
また英傑伝ではやはり「極滅業炎」の変更によって、2代目なんとかしてくれる軍師としての活躍が期待される。
絵師の名前に見覚えがある人は、イラストの服の帯の部分をよく見てみよう。