カードリスト / Ver3.1 / / 037_劉焉


武将名りゅうえん くんろうなし
劉焉 −君郎−劉璋の父。黄巾の乱では幽州太守として反乱鎮圧にあたった。後に益州の牧に就任し、豪族を手なずけ、独立の計画を進めた。漢中に派遣した、五斗米道の継承者である張魯を利用することで守りを固め、蜀の地に大きく勢力を広げることに成功した。

「蜀の地に、私の理想が存在する」
コスト2.0
属性
兵種弓兵
能力武力7 知力7
特技魅力 募兵
計略封印の睨み範囲内の敵は計略が使用できなくなる。
必要士気3
Illustration : 成庵

最南の地にて独立政権を作り上げようとした後漢の君主が初参戦。
劉姓から分かる通り漢の皇族の血筋の由緒正しい人物だが、演義では黄巾の乱の時に名前が少し出ただけで
あとは益州から動かずに寿命を迎えて息子に代替わりしたため、出番が非常に少なく知名度はとても低い。

スペックのバランスは悪くないのだが、補助的な計略ながら武力もやや控えめで押しに欠ける。
ただし募兵持ちの弓兵なので消耗戦やマウント等に使い易く、ライン維持の存在感は大きい。
また、高コスト帯では数少ない文官扱いの武将であるため、一騎討ちを起こさないのはミソ。
ちなみにVer3.59x現在、最も武力の高い文官扱いの武将のひとりでもある。

計略効果はUC蔡邕と同じく計略を封印するもので、消費士気も同じ。違うのはその範囲。
Ver3.594_A現在、自身含む前方円タイプで、戦場の1/4を覆うほどの巨大円。
妨害計略の中でも破格の広さで、号令しに出てきた相手を号令役ごと全部隊すっぽり覆ってしまえるほどである。
低士気で巨大な範囲という関係上、反計にも強く、浄化に対しても浄化ごと封印してしまえばよい。
効果時間は知力1に16c、知力5に7.5c、知力10に5cとそこそこ長く、
特に呂布のような低知力のキーカード、特定の計略を使い続ける必要のある決起・逆境・連破
一時封じれば十分な反計・雲散、効果的な場面が限定される火事場・寡兵・英魂などに効果的。

ただ封印計略全般に言える問題として、先掛け必須だが計略使用が早すぎると逃げられ、遅すぎると計略を使われてしまう。
また計略の同時使用が起きた場合は、士気を使いながらも計略は発動し士気損になっていしまう。
さらに低知力でも武力や特技目当てのスペック要員には全く意味が無く、逆に計略要員は高知力が多い為効果時間が短くなってしまう。
これらのジレンマを抱えていて効果的に使うタイミング判断が難しい。

コスト2で妨害を使う武将は全勢力でも少ないのだが、優秀な武将が揃う漢のコスト2枠としては決め手に欠けるのが現状。
加えて漢軍がそもそも相手の計略を封じるよりも高威力の号令で押し切る勢力であり、
コスト2には封印よりも号令持ちが優先されることが多く、同コスト帯の関係上、採用される構成は少なめ。

とはいえ、そこそこの武力と募兵、広い範囲を活かし高いラインに居座ったときのプレッシャーは非常に嫌らしい。
先述したように、ただ使うだけでは士気差が生じるが、終盤戦において士気差が関係なくなるような状況では、
封印+号令は、単純、かつ勝負を決定づける破壊力となりうる。
決起の大号令デッキや憂国の戦計デッキなど2/2/2/1/1でコスト1に国力上げを任せつつ妨害を仕込みたい時や、
または人属性を生かして回復奮陣型の蜀漢デッキでマウント妨害役などで出番があるだろう。
封印中に敵部隊を分断・撤退させ、封印が解けた後も相手に「士気はあるが、部隊が落ちて有効に生かせない」状況を作り出すのが真骨頂。
R劉焉を使用する際はその能力と特技から、いかに長時間攻勢を維持できるかという点に心を配りたい。

使用率自体は振るわないが舐めてかかるとその計略範囲の広さと効果に痛い目を見る、そんなカードの代表格と言えるだろう。

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