武将名 | かしん すいこう | 暗愚な大将軍 |
何進 −遂高− | 霊帝に寵愛された何太后の異母兄。食肉の解体をする仕事をしていたが、何太后の権力を笠に着て大将軍の位まで昇った。しかし、優柔不断な性格で部下の献策を実行せず、愛想を尽かされることが多々あった。最期は宮中で敵対していた宦官に殺害された。 「何もかも、ワシの思い通りよ!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 歩兵 | |
能力 | 武力6 知力2 | |
特技 | 募兵 | |
計略 | 何進の大号令 | 範囲内の味方の武力が上がり、知力が大幅に下がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : RARE ENGINE |
元肉屋の大将軍、自身の名前入りの号令そのままに堂々の復活。
実は、大戦の歴史で初めての募兵持ちの歩兵である。
コスト1.5のサブ号令持ちと考えればそれほどスペックは悪くないが、歩兵というのが最大のネック。
その何進の大号令は、範囲内の味方武将に武力+5、知力-10、効果時間は6c。
英傑号令に匹敵する武力上昇値で、敵が妨害やダメージ計略を撃てない状態ならリスクはほぼゼロ。
しかし効果時間が短いので、これ一本に頼るのは少々厳しい。
クセのある計略だが、それでも漢軍にとって国力も必要なく最大士気も削らない号令は貴重であり、
序盤に弱くなりがちな漢軍において、いきなり号令で押し込まれたときに対抗できるだけでも評価できる。
勢力を問わないので、蜀や群雄の魅力持ちと組み合わせて、募兵と人属性を活かして回復奮陣内で延々と粘ったりもいい。
相手の足並みと士気が万端だと使いづらいが、士気が無い、足並みが崩れている状況だと軽めの士気なので充分に強力である。
大戦では数少ない「能動的に味方武将の知力を下げられる」計略なので、そちらを利用したコンボもいろいろと考えられる。
ただ、漢軍のコスト1.5は全勢力屈指の激戦区。優良スペックか優良計略を持たない限り候補にすら挙がらない。
しかも、超ハイスペックで浄化+号令を持つSR華佗が大きなライバル。
3.59_2で効果時間が5cに戻って範囲も拡大。
何太后が弱体化されてしまったが、知力0時の回復量は変わらないのでコンボで使うなら問題なし。
号令範囲については、最盛期を誇ったVer3.13の横長範囲に比べると
厚さがある代わりに横幅が平均程度でバラけにくくなっており、ダメージ・妨害計略の餌食になりがち。
端攻めからの号令も出来ないので当時よりやや扱いにくいか。
とは言え、Ver3.5になって以来、ほぼ全ての号令が1c縮小された関係で
相対的な効果時間の短さは緩和されている。今後の動向はどうなるであろうか。