カードリスト / 第6弾 / 漢 / 張任（不仕二君）

計略「不仕二君」は超絶強化。
武力+5に加え兵力が上限を超えて40%回復し、射程距離1.4倍・剛弓ダメージ+5が追加される。
さらに味方の漢鳴レベルを+1するが、効果終了時に兵力が30%減少してしまう。
効果時間8.3c、知力依存0.42c(Ver.3.5.0A)。

計略内容は剛弓＋遠弓＋決死計略といった感じで盛りだくさん。
一方で盛るだけ盛った結果剛弓以外の効果は控えめで、この計略だけで号令を追い返すような事は難しい。
士気5と重めかつ遠弓計略であるため、相手の機先を制してラインを上げさせないことが重要となる。

一時的な兵力回復もあるため、兵力がミリでも強引に居座りプレッシャーをかけたり、城際では乱戦要員になることも可能。
効果終了時の兵力減少こそあるが、兵力回復との差し引きではわずかながらプラス収支となる。
勇猛・攻城もあるため後半の攻城要員も任せられるなど、できること自体は少なくない。

欠点は朱儁・関羽同様のコストや計略必要士気の重さ。
加えて朱儁や関羽と違い武力8止まりで、将器も攻撃的ではない点が重くのしかかる。
さらに2コス武力8弓に蘇飛と張任自身がいる点も困りもので、コストの重さが悪目立ちしている。
そして素武力・素征圧力・漢鳴溜め用の強化計略持ちというポジションが同コストの盧植とダダ被りなのが一番の問題。
しかもあちらは士気4長時間計略かつ防柵持ちと、漢鳴デッキに欲しい要素を上手く網羅している。
火力面はこちらに分があるとはいえ、漢鳴デッキにおいては計略必要士気1の差は見た目よりも重い。

スペック不足とポジション被りが祟り、追加以降異彩ポイントは最大値を記録し続けてしまっている。
計略自体は弱くはなく、漢鳴に依存せず瞬間火力が出せる高武力弓は漢軍では貴重な存在なのだが、それを最大限に活かせるデッキが見当たらないのが現状。

「武力と射程距離と走射中の矢ダメージが上がり、兵力が上限を超えて回復する。さらに特技「漢鳴」を持つ味方の漢鳴レベルが上がる。ただし効果終了時に兵力が減少する」