カードリスト / 第6弾 / 漢 / 高幹（栄光の大車輪）

袁紹の甥が兵種を槍に変更して再登場。
龐徳(光騎)と対になっている。

スペックは6/5に征圧力2、さらに攻城持ちだが加えて刻印持ち。
袁家は5枚以上でデッキを組むと攻城力に難を抱える傾向にあり、特技攻城はありがたい。
一方で1.5コスト槍は撤退しやすいポジションでもあるため、刻印のデメリットも相応に重い。
将器は撤退リスクを軽減できる兵力・速度上昇、特技攻城を活かせる攻城術といずれも使いどころがあり優秀。

計略「栄光の大車輪」は単体強化。読んで字のごとく栄光版の大車輪戦法。
士気12で使用すると武力+6の特大車輪になれるが、最低限の士気だと武力+2？の通常車輪となる。
効果時間は14.6c、知力依存0.4c(Ver.3.5.1B)。

(漢鳴とは関係なく)重い車輪なら2.5淳于瓊や目覚め前提の王美人がいたが、軽めの士気でいつでも使える車輪計略は袁家では初。
汎用の大車輪戦法(武力+5)と比較して、士気12での計略効果は車輪が大きくなるだけで武力面でのメリットは大きいとは言えない。
とはいえ対騎兵の備えとしては悪くなく、効果時間も特大車輪計略としては非常に長いため独自性はなかなかのもの。
その効果時間は士気12で使用した場合、計略終了後に1c少々待てば再び士気12になるほど。

問題は最大効果を狙おうとすればするほど、相手の士気も相応に溜まっていくこと。
車輪自体は弱くないものの所詮武力上昇は最大+6止まりであるため、相手の計略をいなし切るのは厳しい。
当然使えば各種号令に支障をきたすため、効果に反して撃たされるのが一番避けるべき事態となっている。
幸い士気溢れ対策に使える程度の効果時間はあり、帰城を視野に入れながら退き気味に戦う戦術は比較的有効。

既存の士気絡みの1.5コスト武力6槍兵には攻城持ちの高覧、魅力持ちの劉和、勇猛持ちの淳于瓊が存在する。
高幹の強みは小回りの効きにくさと引き換えに、長時間の特大車輪で騎馬に対しては一番強く出られる点。
彼を採用する場合、攻城力を確保しつつ対騎馬を意識したいところ。

登場バージョン †

Ver.3.5.0A

修正履歴 †

Ver.3.5.1B　効果時間延長 9.2c→14.6c