カードリスト / 第6弾 / 漢 / 郭図（愉悦への生贄）

1枚目はやや変化球気味のキャラ付けであったが、より一般的なイメージに近くなった2枚目の郭図。
楽進(先鋒)と対になっている。

袁家初の2コス弓だが、典型的な計略要員であり武力には全く期待できない。
一方で知力8伏兵かつ征圧力3を持ち、計略要員としては悪くないスペック。
将器は伏兵ダメージと計略の効果時間に直結する知力上昇が使いやすい。次点で遠弓術か。

計略「愉悦への生贄」は勢力不問の号令。
範囲内の味方の武力が+8され、その代わり対象の味方のうち誰か一人がランダムで撤退する。
この系統の計略の例に漏れず郭図本人も撤退対象に選ばれる。
計略範囲は広めの自身中心円で、郭図が城門にいても戦場中央まで届く。
効果時間は9.2c(知力将器9.8c)。知力依存0.2c。(Ver.3.5.1B)

武力上昇値は高く、効果時間もそこそこ、計略範囲も広いとメリットだけ見れば文句なしに優秀。
うまく1コスト復活持ちや瀕死の部隊が撤退してくれれば、破格の効果を発揮できる。

一方で撤退させる対象を自分で選ぶことはできず、高コストの味方が切られると主力不在でその後を戦う羽目になる点がネック。
6〜7枚構築で1コスト武将が選ばれる確率を上げることはできるが、肝心の自身が2コストであるためどうしてもリスクは拭えない。
また多枚数の号令デッキは素の白兵で苦労しがちなのも懸念点であり、計略を活かすためには専用の構築が求められる。
幸い勢力限定はないため、群雄を筆頭に他勢力の特技復活持ちを組み込むのも一手。

他枚数向きの号令ならば他に袁紹(大爆進)や田豊(提言)がいる。
比較するとランダム要素が大きい反面で武力上昇値は抜きんでており、独自の強みを見せている。
良くも悪くも癖の強い、郭図らしいカードである。

登場バージョン †

Ver.3.5.0A

修正履歴 †

Ver.3.5.1A　効果時間延長 ?→9.2c
Ver.3.5.1B　武力上昇値増加 +7→+8
Ver.3.5.2A　範囲拡大