カードリスト / 第5弾 / 魏 / 満寵（潜兵戦法）

過去作も含めて1.5コスト以下しか存在しなかった満寵が初の2.5コストで登場！

伏兵・防柵持ちとしては最高コストを更新する2.5コストで、スペック自体は及第点。
しかし、ただでさえ癖の強い伏柵持ちが2.5コストともなると相応に扱いづらくなる。
将器も満寵らしいものが揃う一方、必ずしも使いやすいとは言い切れず場を選ぶ。
ただ伏兵中も募兵はするので、計略前提であれば募兵優先。

計略「潜兵戦法」は単体強化。
武力+6・移動速度3倍に加え、もう一度伏兵状態になることができる。
ただし、発動から2.5cは伏兵ダメージが大幅に下がりほぼダメージを与えられなくなる。
効果時間15c、知力依存0.4c(Ver.3.0.0B)。

現環境では唯一の伏兵状態に戻ることが可能な計略。
加えて移動速度上昇値は3倍と、伏兵状態ですら弓兵より速いため狙った武将に当てる事も容易。

伏兵解除後も単純に武力14の3倍速が15c近く続くため、それだけで意外と厄介。
速度の上がった騎兵であっても悠々と追いつき、逆に倒そうとしても即座に逃げられる。
攻城妨害部隊を簡単に振り切って攻城を狙ってくる事も多く、高コスト槍兵の攻城力も相まってプレッシャーは高い。
速度上昇は征圧速度の速さにも繋がっており、内乱も狙いやすくなっている。
なお伏兵状態では迎撃されないが、伏兵解除されると2倍迎撃の対象になる点は要注意。

また、接触した状態で計略を発動すると即座に伏兵が踏まれることになる。
伏兵ダメージはほぼ無いが、3倍速で即座にカウンターしたい状況などでは有効な一手となる。

問題はやはり2.5コスト武将がこの計略を持っているという一点に尽きる。
3倍速が厄介とはいえ士気5で武力+6は標準的かつ槍撃ダメージアップ等もなく、伏兵ダメージも知力7であるためそこまで強くない。
殲滅力はあまり期待できず、かといって士気フロー対策などで使うには士気5は微妙に重い。
そのうえスペックも前述の通り非常に癖が強いので、そういった面でも運用に悩まされる。
良くも悪くも尖ったカードといえる。

余談だが、2.5コストの伏柵持ち自体は満寵が初出ではない。
ただしそれは旧シリーズ1作目ロケテスト版呂蒙(麻痺矢の大号令)であり、実際に使用できたプレイヤーはごくわずか。
実に10年以上の時を経ての製品版への実装となる。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　武力上昇値増加 +3→+6
　　　　　　 移動速度上昇値増加 1.4倍→3倍