カードリスト / 第4弾 / 群雄 / 袁術（偽帝の血水）

リニューアルイラストの1枚で袁術が第3弾以来となる参戦。

スペックは1.5コストとしてはかなり低く、復活持ちとはいえ歩兵である点が厳しい。
単純な数値では同じく特技復活+将器復活減少を持つ歩兵の左慈に完全に見劣りしている。
将器は回転力をより高める復活減少が有力。捕縛術も悪くないが、スペックの低さを覆すには至らない。

計略「偽帝の血水」は勢力不問の投げ強化。
範囲内の最も武力の高い味方の武力を+8、兵力を50％回復し、さらに2秒ごとに3%ずつ兵力が回復していくようになる。
代償として移動ができなくなってしまう(弓兵のサーチ切り替えは可能)。
効果時間は8.3c、知力依存0.4c(Ver.2.6.0C)。

高い武力上昇のある投げ奮激に自動回復もつき、無駄がなく非常に強力で重ねがけもできる。
だがやはりデメリットは相応に痛く、移動できなくなった部隊は弓兵でもない限りほぼ何もできない。
ここを袁術でフォローしたいところだが、なにせ無駄になることが多い歩兵なのでこれまたやれる事に乏しく、むしろ率先して狙われやすい。

攻城中の味方にかければデメリットは実質帳消しにできるため、基本的には攻城中の高武力武将に使う事になる。
計略のメリットとデメリットを勘案すると陥陣営などの一部の騎馬以外、特に相性がいいのは攻城力が高く足が遅い高コスト槍となる。
移動できないが回復はできることから槍側の計略は速度上昇や兵力回復・剛槍や長槍がない方が良く、群雄では華雄(車輪)や紀霊(三尖刀)などが該当する。

歩兵・攻城兵にかけるのも良いが、あまり戦闘に寄与できないためデッキはかなり歪になってしまう。

舞デッキに組み込み舞姫を守る使い方も、デメリットがなくなるので使いやすい。
計略が勢力不問かつ本人が特技復活と将器復活減少を兼ね備えるため、伏寿(復活の舞い)とは相性が良い。

また、移動はできずとも弓サーチはできるため、ライン上げなどで消耗しマウントへ移行した弓兵のフォローも可能。
接触されると撃てなくなるため、復活や捕縛術を活かして袁術自身が積極的にブロックし射撃を絶やさないようにしたい。
連弩兵も射撃はできるが、リロード時間が長いので基本的には攻城している方が良い。

登場バージョン †

Ver.2.6.0A

修正履歴 †

Ver.2.6.0B　武力上昇値増加 +6→+7
Ver.2.6.0C　武力上昇値増加 +7→+8
Ver.3.1.0D　計略内容変更「〜武力と兵力が上がり、移動できなくなる」
　　　　　　 →「〜武力と兵力が上がり、兵力が徐々に回復する。ただし移動できなくなる」