カードリスト / 第2弾 / 蜀 / 諸葛亮（脱獄の手引き）

講談社コラボで登場したEX。
元ネタは週刊ヤングマガジンの平本氏の漫画「監獄学園(プリズンスクール)」より、諸葛(もろくず)岳人(たけひと)、通称「ガクト」。
ちなみに同氏は旧三国志大戦においてもEX諸葛亮を描いている。
また孫尚香(恥辱)(緑川花)と共に、この手のコラボカードとしては珍しく声優がTVアニメ版と同じなので違和感が無い。

スペックは八卦の自分よりは良いものの、それでも武力は3とコスト1並に低い。
伏兵がないため知力10が若干持ち腐れになっている。代わりに防柵を持つため開幕の弱さはある程度カバー可能。
さらに伏兵中は征圧できなかったあちらに対し、こちらは開幕から知力10の伏兵掘りや征圧力3の色塗りを発揮できる長所がある。
将器は元ネタ(ガクト)の方に合わせたのか復活減少+活活活で固定。
コンボの起点となる計略持ちなので、枠が余っていれば覚醒させる価値あり。

計略「脱獄の手引き」は縮地系の一種。
城内の最高武力部隊を戦場の縦軸真ん中に出現させ、武力+6に加え移動速度1.6倍にする。勢力は不問。
効果時間は11.7c、知力依存0.8c(Ver.2.5.1C)。

速度上昇つきかつ比較的効果時間が長いため、騎兵の強化としては及第点。
また、カウンターをかける際にメインになる槍兵が遅れる場合でも強引に追いつかせることが可能。
関羽などラインを上げきって号令を撃ちたい槍兵にとっては大きく、騎兵にこだわらず槍兵にかけることを検討してもいいだろう。
相手のカウンターをこちらの自城深くで受けきる前にこの計略で前に出し防波堤になってもらうなど、ラインの押し引きに便利で足の遅い蜀のデッキでは重宝する。

武力7以上の部隊を対象にすれば各種目覚め計略のトリガーにする事も可能。
その点で同時期に追加された関銀屏(神武)とも相性が良く、突如現れた部隊を壁にして槍撃をかましてみるのも面白い。

第1弾の妻との相性は八卦や臥龍の自分よりも良い。
なお第4弾の妻とは兵種・コスト・特技が被り、武力で負けている分出番を取られがち。

天下統一大会の知勇一転ルールと相性がよく、開幕から動ける武力10の防柵持ち弓兵は強烈。
似たようなスペックの武将は何人かいるが、将器復活減少を持つのは稀少であり強さを後押ししている。

登場バージョン †

Ver.1.1.0D　(第三回大戦スタンプキャンペーン)
Ver.1.2.0A　(龍玉商店)

修正履歴 †

Ver.1.2.0A　移動速度上昇値増加 1.5倍→1.6倍
Ver.2.5.1C　効果時間延長 10.8c→11.7c