カードリスト / 第2弾 / 呉 / 孫韶

演義では明らかな死亡フラグを無数に立てておきながら大手柄を挙げたのが印象的。

同コストでは貴重な征圧力3だが、その代償に他のスペックは武力5知力3特技無しと最低限しかない。
将器はどれも悪くないが、計略効果を活かすなら速度上昇が優位。

計略「走射戦法」は弓強化。
武力+3に加え、効果中は乱戦しない限り走射時間が永続になる。
なおテキストには「走射時間が伸びる」とあるが、実際は止まらなくても撃ち続けられる。
効果時間30c(Ver.2.5.1C)

旧作に存在した「徒弓戦法」に近い効果。
走射の仕様である移動速度上昇(+10%ほど)と攻撃間隔の短縮が常時受けられるため、位置取りしやすく数値以上に火力が高い。
常に移動しつつ弓を撃ち続けられるのは、相手にしてみると非常に嫌らしい。
自城に逃げ帰る敵にとどめを刺したり、陣頭に居座りラインを制御したりと用途は多岐に渡る。
これが試合の1/3も続くため、足の遅いデッキ相手には無類の強さを誇る。
とはいえ武力8と火力はそれなり止まりであり、無理は禁物。

この計略の真骨頂は呉お得意の弓伝授計略など、弓の性能を上げる計略とのコンボにこそある。
特に剛弓の伝授は効果時間中動き回っていればボイスも発生しないまま常にバリバリ剛弓が発射され、その火力は下手な超絶強化を叩き帰すほど。
一方で効果を最大限に活かすためには史実よろしく独断専行させる必要があり、号令との噛み合いは良くない。

「高い征圧力があっても静止しないと弓が撃てない」という、弓兵固有のジレンマを解消した画期的なカード。
征圧力3の塗り能力と相まって、士気さえ払えるなら征圧戦に恐ろしく強い。
反面、この計略をフルに活かしきるには相応の操作量を要求され、その意味でも弓兵の常識を覆す1枚。

登場バージョン †

Ver.1.1.0A

修正履歴 †

Ver.1.1.0D　武力上昇値増加 +2→+3
Ver.1.1.5B　効果時間延長 24c→25c
Ver.2.1.0D　効果時間延長 25c→26.7c
Ver.2.5.1C　効果時間延長 26.7c→30c