カードリスト / 第1弾 / 呉 / 周泰

その身は孫権を守った名誉の傷で覆われた勇将。
三国志大戦では「なんとかしてくれる人」としておなじみの武将である。

2コストで武力7のわりに知力4はやや低めだが、防柵と攻城の2特技を持つ。
騎兵の突撃から守る槍、敵の侵入を防ぐ防柵、撤退前提の超絶強化と、城際で輝くスペック。
将器はいずれも優秀。デッキ内で任せたい役割によって決めると良い。

計略は汎用の「漢の意地」。
武力+11・征圧力+2と引き換えに効果終了時に撤退する。
効果時間は8.3c、知力依存0.8c(Ver.3.6.0B)。

その武力上昇値から、正面からのぶつかり合いでやられる事は滅多にない。
号令では対処しきれないほどの高武力になる相手への対策として特に有効。
また攻めにおいても城門に張り付いてから計略を使うと武力18の攻城役となり、将器の攻城術や特技の攻城とも相性が良い。

ただし弱点もいくつかあり、移動速度が上がったり槍が伸びるわけではないので広がった相手を殲滅するには不向き。
相手の号令に対してこの計略で押し返そうとしても、散開されてあまり効果的ではない。
相手の端攻めは他の部隊に任せ、自身は城門付近を守ることだけに集中すべきだろう。
征圧力上昇は足の遅い槍兵なので、ほとんどおまけと考えていい。

スルーされるだけで撤退する脆さがある一方で、守護神や攻城役としてはこの上なく頼れる存在。
相手に士気を使わせたうえで城門を守り抜く場合など、相手がスルーしにくい状況を作っていきたい。

呉のコスト2槍の中でも特に爆発力があり、気軽に使える計略ではないがいざという時に何とかしてくれる可能性を秘めている。
武力が重視される号令デッキのパーツとしても、武力7でありながら十分な活躍を見せてくれるだろう。
士気の軽さから混色でも守りには最適で、特に柵を持っていることから舞姫デッキには是非入れたい一枚。

今作で追加された征圧力と将器を除き、初代から実に15年間もの間、R 7/4防柵･槍兵･漢の意地であり続けてきたカード。
Ver.3.1.0Dのエラッタにより特技攻城が追加。三国志大戦の伝統ともいえるスペックに終止符が打たれた。

登場バージョン †

Ver.1.0.0C

修正履歴 †

Ver.1.0.0D　武力上昇値増加 +9→+10
Ver.1.0.5A　武力上昇値増加 +10→+11
Ver.1.0.7C　効果時間調整(知力依存度上昇) 4.5c+知力x0.75c→3.3c+知力x1.25c
　　　　　　 征圧力上昇値増加 +1→+2
Ver.1.1.0A　武力上昇値減少 +11→+10
Ver.1.1.0D　効果時間調整(知力依存度減少) 3.3c+知力x1.25c→5c+知力x0.8c
Ver.2.5.0A　武力上昇値減少 +10→+9
Ver.2.5.1C　武力上昇値増加 +9→+10
Ver.3.1.0D　エラッタ実施「特技変更　攻城追加」
Ver.3.6.0B　武力上昇値増加 +10→+11