武将名 | じょこう こうめい | 猛き大斧 |
徐晃 −公明− | 魏の五大将軍。漢中の戦いで、地理に詳しいために任命された副将王平の注意を聞かず布陣し大敗した。救援に来なかった王平を殺そうとしたため、王平は自陣に火をつけ、混乱に乗じて蜀の趙雲の下へ投降した。 「行け、王平!」 「ええい仕方ない!」 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力5 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 行け、王平! | 【召喚】(一定の行動をとる味方部隊を召喚する。召喚計略は複数の種類を同時に使用する事はできない)槍兵を召喚する。 |
必要士気6 | ||
Illustration :清宮敦嗣 |
王平を率いてやってきた新しい徐晃。
スペックは能力が低めに設定されているEXカードの自身と兵種以外同じと、主力のコスト2.5としては厳しいが、
Ver3.xで排出されている中、コスト2.5槍の復活持ちというのは実は貴重で、全勢力見渡しても唯一の存在だったりする。
編成面では5枚デッキとの相性が今一つなため、ケニアデッキや4枚デッキに投入される事が多い。
計略は武力8の車輪状態の槍兵を召喚するというもので、魏唯一の召喚計略。
兵士名は例によって「おうへい」で、撤退時等のカットインは、徐晃の後ろにいる王平を拡大したもので、
ボイスも撤退や落城時の台詞は、蜀のC王平のものという凝りよう。
(R徐晃のイラストはC王平と同じ清宮敦嗣氏が担当している)
しかも武力8の車輪というのは蜀にいる王平が計略を使ったときと同じスペックと、地味に凝った性能になっている。
ただし武将カードのC王平とは異なり、知力1・属性無し・コスト0扱いである。これらの点は他の召喚兵と同様。
「おうへい」は、計略発動時に一番近くにいた敵部隊に愚直に向かっていくという、いわば挑発がかかったような状態で
最初にロックオンした敵部隊が撤退するか帰城するかして見失うまで次のターゲットに変更されない。
(その場合、また一番近くの敵をロックオンする)
なお、戦場に敵部隊がいない場合はその場に留まる。そのため攻城ラインにいれば攻城もできる。
もちろん、一つでも敵部隊が出場した瞬間、再びそっちに向かって行ってしまう。
魏では希少な車輪を扱える計略で、積極的に乱戦を仕掛けていく高武力車輪ということで、
工夫次第で面白い戦術が期待出来そうだ。
ただし、召喚に士気6も使う上、相手のカードコントロール次第で、
「おうへい」を利用しようとするこちらの思惑が容易に潰されがちなのが痛いところ。
敵のコスト1騎兵にあっさり釣られて、延々と戦場を彷徨う危険があるのは典型的な例で、
非戦闘地域に隔離されている間に、主力部隊を同消費士気の英傑号令で踏みつぶされたりしては本末転倒。
ダメージ地形がある戦場なら、そこに誘導されるのも怖い。
また知力1なので、ダメージ計略では一発退場な上、こちらも士気差がほとんど生まれないのも痛い。
お互いの攻城ライン上やカウンターで撃つなど、相手部隊を追いかける事がデメリットとなり難い状況で使うのが常道か。
コスト2相当の車輪兵が生まれた状態なので、直後に英傑号令を重ねて戦力的優位さを作るのもありだが、
消費士気が膨大なものとなるので、思い切って使用する場合は士気差・奥義差に注意したい。