武将名 | こうけん こうこう | なし |
黄権 −公衡− | 元劉璋の配下。夷陵の戦いで先鋒を希望するが聞き入れられず、魏への守備となった。劉備が大敗し、退路を断たれると、呉に降伏するくらいならと魏に降った。曹丕はその忠誠を知り手厚く待遇したが、黄権は劉備や諸葛孔明への旧恩を忘れることはなかった。 「脇目も振らず、ただ全力で立ち向かうべし」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力5 知力7 | |
特技 | 大軍 | |
計略 | 長槍の練兵 | 自身の武力が上がり、槍が長くなる。この効果は自身の兵力が多いほど大きい。ただし、計略使用時に自身の兵力が下がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 小島邦彦 |
精鋭の練兵、大車輪の練兵に続いて現れた、第三の単体練兵持ち。
武力5の大軍持ちなので相当に粘り強く、さらには高知力なので計略耐性も高い。
蜀の優秀な同コスト勢と比べるとやや見劣りするが、全体では水準以上の性能である。
計略は兵力130%時に使用で武力+7、200%では武力+10となる。
兵力減少は他の練兵系同様(130%時に兵力-35%)で、効果時間は7c。
大車輪の練兵とは異なり長槍効果は兵力に関らず無条件で発動するが、兵力が少ないとその分長槍も短くなってしまう。
さらに兵力200%時は長槍効果が3倍になる。武力15の3倍槍は壮観なので狙ってみるのも悪くない。
追加効果の長槍は、大車輪と異なり崩射や乱戦、攻城中など槍が出せない状況では恩恵が薄いが、
槍撃の出せる状況では乱戦によって兵力がさらに減ることもないため練兵と長槍の相性は良好といえる。
ただし、通常の長槍戦法との比較では兵力減少+士気が1重い、というデメリット部分が目立ってしまう。
安易な使用は禁物だが、状況を見極めての使用ではしっかりデメリット以上の戦果を挙げてくれる。
…と、能力も計略も水準以上ではあるのだが、蜀のコスト1.5槍枠は強力なライバルひしめく激戦区。
特に同等の能力と同系統の計略を持つC張嶷、UC関平と比べると汎用性に劣るのは否めない。
練兵ならば同程度の武力上昇ながら、車輪+勇猛によって乱戦・崩射も怖くなく前に出れるC張嶷に
長槍としての牽制ならば、士気も軽く募兵により長く居座れるUC関平に軍配が上がる。
長槍の練兵を最大限生かすなら、前に立って乱戦・攻城に行ってもらったり兵力をさらに上昇させたりしてもらうためのパートナーと
限られたチャンスに最大限の戦果を得るための槍撃スキルが必須。
だが高武力槍撃は英傑号令すら蹂躙し、3倍長槍ともなれば崩射持ちさえ射程外から槍撃が可能になる。
武将を盾にして繰り出される高武力超長槍は、生半な対抗策など敵軍ごと切り刻んでしまうだろう。
地味さに隠された爆発力を引き出すのに修練が必要な上級者向けの一枚。