武将名 | おふら | 乱世の孤狼 |
於夫羅 | 南匈奴の単于。鮮卑討伐で匈奴兵が徴発された際、統率者として参朝したが、その際に反逆者に自国を奪われ、帰る国を失った。於夫羅は数千騎の盗賊団となり河内など諸郡を荒らした。反董卓連合が結成された際は袁紹軍傘下に加わるが、翌年反逆を起こした。 「フ、弱者が吠える事ほど醜いものありませんね」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力3 | |
特技 | 勇猛 暴乱 大軍 | |
計略 | 旋略・卑屈完殺 | 【旋略】(カード方向で効果が切り替わる) ↑:自身の武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。 ↓:自身の武力が上がり、効果中に敵を撃破すると復活までの時間が長くなる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : yocky |
復活の匈奴単于。
コスト2で武力7知力3は一見頼りない数字だが、大軍・勇猛・暴乱と3つの特技を持ち、
強力な奥義の揃う群雄の人属性まで備えるため、総合的にはなかなかの優良スペックカードに仕上がっている。
計略は卑屈&完殺の旋略。士気3という使いやすさが強みで、効果時間は6.5c(知力0で4c)。
高武力完殺の強さは言わずもがな。武力10の大軍勇猛完殺槍が士気3で出来るのは強い。
足並み崩しとしては最適で、相手が崩されるのを嫌って計略を使ってくれば士気差稼ぎにもなる。
本家完殺に比べて武力+3、復活時間増が+15とマイルドな効果となっているのは注意。
卑屈のほうは相手士気依存なので使用場面が限られるが、ツボにハマッたときの爆発力は随一。
士気3ながら超絶クラスの爆発力を持ち、常に相手にプレッシャーを与え続ける事ができる。特に城際の攻防で強さを発揮するだろう。
他の卑屈持ちが持つスペック控えめだったり効果時間控えめだったりという欠点が無いため扱いやすい。
完殺を警戒して早めに計略を使う相手は卑屈で潰し、卑屈を警戒して計略をためらう相手は完殺でかき乱す、
と、旋略の上下がこれ以上なく噛み合っており、単体でも相手に二択を迫っていける。
他計略と組み合わせてのプレッシャーで相手の対応を引き出し、それに合わせて次の手を打つ後出し計略としても使える。
開幕計略にも強く、また暴乱持ちでもあるのでコンボの選択の幅も広く、様々な場面で応用が利く。
まさに消耗戦の鬼ともいえる優秀で使いやすいカードである。
ただし、相手の士気や部隊が整う総力戦ではそれほどの活躍は出来ないので、
暴乱計略や、挑発、堕落の舞いなど強引に消耗戦に持っていけるカードを用意するといい。
豊富な特技と、戦闘に向いた低士気計略、そして攻城役として群雄勢力で非常に手薄だったコスト2槍兵と、
癖の強い群雄の中では、珍しい「どんなデッキでも無理なく採用できる武闘派」として、
暴乱デッキ以外でも早い段階から注目を集め、Ver3.59の追加カードで真っ先に使用率TOP10入りを果たした。
その後も、虚誘掩殺の計の下方修正を受けて堕落の舞いとのコンボ要員としても注目が集まるなど、
幅広いデッキで使用され群雄の定番カードとしてランキング上位をキープしている。
が、少し暴れすぎたせいか、Ver3.59_2では完殺効果が20→15、武力+3と手厳しい修正を受けた。
これで旋略の両方が修正を受けたことになる。
他の完殺持ちが据え置きなのを見ても、於夫羅がいかに優秀なカードであったかの証明といえるだろう。
加えて相性の良かった堕落の舞いの修正や、虚誘掩殺の計の復権等とも合わさって緩やかに使用率を落としている状態である。
だが、やはり状況に応じての旋略は非常に便利なので、これからもある一定の需要はあると思われる。