武将名 | もうたつ しけい | 二心を抱く将 |
孟達 −子慶− | 蜀の劉備配下であったが荊州で呂蒙に襲撃された関羽を見殺しにしてしまい、その咎めを恐れて魏に寝返った武将。幾度となく裏切りという不義を繰り返したが、最終的には魏に対する謀反を画策したことを司馬懿に看破され、斬首されてしまう。 「フン!裏切って何が悪い」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力3 知力5 | |
特技 | 伏兵 暴乱 | |
計略 | 癒遅の乱 | 【暴乱】(戦場にいる、この特技を持つ味方すべてに効果がある)兵力が徐々に回復する。ただし、移動速度が下がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 池田宗隆 |
裏切りの将軍孟達がついに魏から参戦。蜀の頃より知力が下がっているのはご愛嬌。
大戦3では2枚目のC孟達で、コモンカードでは初の同名武将カードである。
魏にいそうでいなかったコスト1伏兵持ち武力要員で、コスト1騎兵では最上級のスペック。
計略は乱持ち武将の兵力を徐々に回復し、移動速度を下げるというもの。
Ver3.59_3時点で、効果時間は4.5c、回復量は5割ほどとかなりの回復量を誇る。
デメリットの移動速度低下は、騎馬がオーラをまとえない0.6倍程度。
そのため、攻城中や乱戦時などデメリットを抑えられる状況での運用が求められるだろう。
ラインを上げてから強遅や強進の乱などのコンボに繋ぐと相当の粘りが期待出来る。
飛天の舞い時に使用して、壁役として使うこともできるかもしれない。
また乱持ちが多めなら挑発された際に、迎撃回避+兵力回復+強制移動の短縮という点で対策として使えなくも無い。
援弱の乱と違って徐々に回復するため、効果時間を短くするとろくに回復しないので知力低下コンボは使えない。
その一方で知力依存が高く、知力1上昇につき効果時間は1c、回復量も1割以上上昇する。
賢女の教え、英知の舞い、賢毒の乱、賢弱の乱といった、大幅に知力を上昇させる計略と併せると、
9〜10cで110〜120%回復(忠誠の舞い中に、兵力100%の状態から癒遅の乱だけで兵力が完全に白くなる)と、
暴乱持ち武将にしか効果はないとは言え、消費士気4とは思えない回復速度・回復量になる。
問題なのは、魏単色では特技の暴乱を持つ武将が少ないという点である。
暴乱系計略を持つ者も少ないので、複数の暴乱計略での二択三択も狙いにくい。
暴乱計略持ちが多数揃う群雄との混色デッキに組み込むか、スペック目当てに採用するかに絞るといいだろう。
移動速度の減少値が緩和されたこと、
及び賢毒の乱、賢弱の乱の知力上昇・効果時間が上方修正を受け、これらもデメリットが緩和された事で、使用率も上昇。
UC賈充とのコンビで、暴乱デッキにおいて知力上昇からの二択コンボをかけるような形で人気を集めている。
ちなみに曹丕のお気に入りの人物らしく、曹丕の死後に後ろ盾を失ったことが再度の寝返りの遠因と言われている。
なお彼のCVは本職の声優ではなく、芸人のやついいちろうが担当しており、
撤退セリフは脱力感極まる代物で、思わず苦笑すること請け合いである。