カードリスト / Ver3.5 / / 056_夏侯惇


武将名かこうとん げんじょうあしたの
夏侯惇 −元譲−曹操の覇業に惚れ込み、天下人にする事を誓った勇将。どのような戦場にあっても、その武を以って常に曹操を支えていた。親愛と尊重の証から、曹操の寝室に出入りすることを許された、唯一の将。曹操にとってセコンドのような存在だったのだろう。

「立て、立つんだ!!」
コスト2.5
属性
兵種歩兵
能力武力10 知力5
特技なし
計略あしたのために範囲内の味方の歩兵すべての武力が上がる。
必要士気6
Illustration : ちばてつや


歩兵最強の武力を引っさげて、アイツを支える為にやってきた。
通り名もあしたの夏侯惇。そして計略もあしたのために。台詞やテキストもまさにそれ準拠である。
裏書のテキストにはセコンドと言われているが、あしたのデッキでは最前線で戦うファイターである。
絵では青龍偃月刀のような得物を持っているが、乱戦中は素手で戦っていそうな雰囲気である。

歩兵+無特技ではあるが、コスト2.5の号令持ちでこの能力値は超ハイスペック。
武力10は三国志大戦の歩兵の歴史上最高の武力で、しかもコスト2.5なのでその硬さや攻城力はなかなかのものがある。
兵種アクションが無いので、高コストアタッカーの圧力が無いのが大きすぎる痛手だが、逆に割り切って乱戦を狙えるので、
武力差ダメージが大きく現れるバージョンだと、その高い武力と安定した知力で、壁役として他の部隊をしっかりと支えてくれる。
うまく攻城や防御時に乱戦するなど、素武力10の強さを見せ付ける機会は多い。
連続乱戦を挑んだ時の為の勇猛や募兵・大軍などの特技が欲しい所だが、そうなるとさすがにコスト3じみてしまうので高望み、といった所か。

計略は範囲内の味方の歩兵の武力が+5される。兵種号令の一種ではあるが、歩兵にしか効果がないので注意。
計略をフルに活かそうと思うなら、極力歩兵を集めるべきである。
効果時間は12cと通常の英傑号令を上回る性能だが、兵種の関係上乱戦するしかできず、瞬間的な破壊力に欠ける。
この号令を主軸に戦うなら、長めの効果時間をどのように運用するかがカギとなってくる。
歩兵はスペック、特に武力が高い傾向があるので、足の速さと硬さを活かして突っ込んでしまえば乱戦でどうにかなる、かもしれない。
歩兵は弓兵らと同じく騎兵に弱いので、飛天等の速度上昇を入れて立ち回るのも手か。なんにせよ連続乱戦・城内乱戦の技術は必須と言える。

魏における歩兵は彼と卑弥呼のみで排出停止のVer2.xにも存在しなかったが、壱与が追加され4.5コストを魏の歩兵で埋めれるまでになった。
また多色になるが、彼の登場により8コスト全部歩兵という歩兵単デッキも編成可能になった。
リスクを伴う何進以外の強化計略として、英傑伝などで活躍は十分に見込める。

魏には夏侯惇の名を持つカードがLEを除いても4枚と多く、それぞれが優秀なので同時に使えない選びにくさもある。
しかし、そもそもネタ要素の強く、真面目にデッキを組もうとすると歩兵単になってしまうため、
兵種でかぶらない、他の夏侯惇のカードと同列に論じること自体に無理があるのかもしれないが。
どちらかと言えばEXカードに近い。
どうしても全国対戦で使いたいならば無理に歩兵を集めず、計略はお飾りと割り切って武力10の壁役・攻城役として扱う方がいいだろう。

多くのユーザーが、一歩が来たから…とある程度の予想はしていたが、
ジョーはジョーでも元譲だとは、もう何も語るまい。言うまでも無く、モチーフになっているキャラはジョーでは無いが。
しかし、フレーバーテキストと絵を見ると、その選別も何故かしっくり来るから不思議である。眼帯という共通点もあるし。
Ver3.5で追加された川崎のぼる氏と並ぶ、1970年代の少年誌を支えた作家のコラボカードの一つである。

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