武将名 | らけん れいそく | なし |
羅憲 −令則− | 蜀末期の勇将。国を専横する黄皓に対して媚びなかったために、あえなく中央から辺境へ左遷されてしまう。蜀滅亡後に呉が侵攻してきたが、民を守る為に戦い続け、流行り病が蔓延しても決して民を見捨てようとはしなかった。 「耐えろ……その先に勝利はあるのだ」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 伏兵 大軍 | |
計略 | 寡兵戦法 | 自身の武力が上がる。この効果は自身の兵力が少ないほど大きい。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 伊藤一磨 |
一部で某潜入工作員とそっくりと話題の、Ver2.1xC羅憲互換。
計略は長槍戦法→寡兵戦法へ変更。
以前同様のコスト1の伏兵持ち武闘派槍兵。武力は2に下がったが、新特技の大軍が補ってあまりあるほどに強力。
知力も地味に+1されており、伏兵として低知力へのけん制や開幕攻撃力の向上に小さからぬ力を見せる。
計略は蜀にVer3.5で追加された「兵力が少ないほど武力が上がる」寡兵系の基本となるもの。
残り兵力が少なくなりすぎると戦闘の継続が困難になるため兼ね合いが難しいが、
それなりに兵力が残った状態でも武力+8程度は十分狙える。
寡兵計略はその性質上、些細な後押しにも脆いため士気の無駄にならないよう使用タイミングには要注意だが、
羅憲はコスト・消費士気とも軽いためリスクが小さいので、相手は奮激戦法など以上に対処に困るだろう。
計略の運用としては、まず計略を使った後に大軍をローテーションで活かす守りでの運用が考えられる。
さらに、「計略コンボを成さなくとも超絶強化のチャンスがある」と割り切るならば
黙々と進軍し前のめりに計略を使用するのも悪くなく、開幕の端攻め担当としても優秀と言えるだろう。
Ver3.5当初から大軍・伏兵持ち(+人属性)+士気効率の良い計略と、人気を集めたコモンカードであったが
寡兵戦法の弱体化と低コストの攻城力激減の修正が響き、Ver3.51Bではランキング外となってしまった。
しかし、Ver3.59では特技の優秀さを買われて究極デッキに採用されるなど使用率を上げてきており
再びランキングにも復帰を遂げている。
裏面の解説は少々ややこしいが、蜀が魏に降伏して滅亡したとき、そのドサクサにまぎれて呉が侵攻してきたのを撃退した、ということ。
ちなみにこの時の呉軍の指揮官は名将陸抗であり、彼を相手に渡り合った功績により、蜀滅亡後は魏およびそれを継いだ晋に召抱えられた。
余談であるが、彼が後に晋王朝に仕えた際に推挙した人物のひとりに、正史三国志を編纂した陳寿がいる。