兵科


歩兵は弓兵に強く、騎兵に弱い。騎兵は歩兵に強く、弓兵に弱い。弓兵は(射撃時に)騎兵に強く、歩兵に弱い。
また、弓兵・騎兵は「弓矢」「火矢」に対する防御力が低い。
在野武将が各兵科の新設・補充を行う際の費用は、勢力の半額である。

兵科一覧

歩兵系

全ての兵科の基本。相手が弓兵系部隊ならお・ま・か・せ
放牧都市以外において新設・補充にかかる費用が最も安いため、NPC太守は歩兵系を優先して整備する傾向がある
そのため都市攻略時に多数を鹵獲できたり、太守を新しい任地へ異動させた際に余ったりと、プレイ中に余剰となることが多い
移動コストが弓兵よりも低く防御は上回るため、井闌を配備した後の使い勝手は弓兵や弩兵を上回る

歩兵

新設可能都市
全都市
新設費用・補充費用
1000 ・500
特徴
雲梯可能

重歩兵

強化可能都市
歩兵編成所のある都市
強化条件
歩兵の経験が300以上
補充費用
600〜900(歩兵編成所がある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。歩兵に比べ攻撃力が高い

近衛兵

強化可能都市
歩兵編成所と技術開発所のある都市(南皮、許昌、江州、宛、江夏)
強化条件
重歩兵の経験が500以上
補充費用
700〜1050(歩兵編成所・技術開発所がある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。攻撃力・防御力共に高い。

蛮族兵

新設可能都市
蛮兵編成所のある都市(武陵、建安、交趾)
新設費用・補充費用
2000・1000〜1500(蛮兵編成所のある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。攻撃力は重歩兵並だが防御力は歩兵と同等。山地や森林での移動コストが小さい。毒泉でダメージを受けない
備考
野戦では、騎兵以上の機動力で接近してくることがあるので注意
こちらとしては、兵器を持たせておけば、野戦、攻城戦ともに主役となる。
城壁の上から井闌か霹靂車、城門の前で衝車。
蒙衝、闘艦があれば、水上移動もストレスなし。

藤甲兵

新設可能都市
藤甲編成所のある都市(建寧、雲南)
新設費用・補充費用
1200・600〜900(藤甲編成所のある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。全兵科中最高の防御力。毒泉でダメージを受けない。火計によるダメージが大きい
備考
騎兵と互角に戦えるほど硬い。もちろん「弓矢」にも非常に強い。
だが「火計」1発で1000人近く減る。(CPUは徹底的に火をつけようとする)
計略が使えない支隊を狙う、城壁上で戦う、天文で雨or雪にする、などすればかなり強力。
天敵は「木獣」
NPC太守に建寧や雲南を任せると、この部隊を新設する傾向がある

青州兵

新設可能都市
新設不可
補充費用
1000
特徴
雲梯可能。歩兵系最高の攻撃力。防御力も高い
備考
通常の攻城戦以外での入手手段は以下の3通り。
  1. 曹操(もしくは曹操軍配下の武将)でプレイを開始するか、もしくは君主プレイで曹操を後継者に指名してプレイを継続し、イベント「曹操の台頭」を発生させる。3000人×10部隊が手に入る
    ただし、曹操が「君主」となったとき濮陽が既に自軍の勢力下にある場合はイベントが発生しない。その場合は濮陽を一度、他の勢力(賊を含む)に攻め落とさせる必要がある
    ※ イベント「曹操の台頭」は、ゲームの進行状況によってはイベント「飛将、中原へ」の後に発生する可能性がある。この場合、呂布軍は自動的に消滅してしまう
  2. 曹操軍以外でプレイ中なら、「曹操の台頭」が発生した直後かつ濮陽の太守が着任する前に攻略し鹵獲する(2〜3部隊鹵獲可能)
    NPC太守は兵数が少ない部隊を再編して1部隊当たりの兵数を大きくする傾向があるため、太守が着任した後だと9000人×3部隊+3000人×1部隊となってしまい、鹵獲できる可能性がかなり低くなる
  3. 曹真が私兵として持っているので登用する
    ただしシナリオ1〜2では私兵が歩兵であり、逆に207年以降のシナリオだと曹真は仕官済みであり在野ではないので注意

騎兵系

騎兵系のみで編成された軍勢は、全体MAP上での行軍速度が早い。また、都市や拠点に対する攻撃力が高い(自動戦闘時)
攻撃の手段が基本的に「近接」しかないため、攻撃時には損害が必ず伴う
「地面」でのみ行動可能で、城壁への移動や配置を行うことが出来ない

騎兵

新設可能都市
全都市
新設費用・補充費用
700〜1400・350〜700(放牧都市では安くなる)
特徴
移動コストが小さい

重騎兵

強化可能都市
騎兵編成所のある都市(襄平、北平、晋陽、上党、安定、西平、武威)
強化条件
騎兵の経験が300以上
補充費用
400〜1200(放牧都市では安くなる、騎兵編成所があれば更に安くなる)
特徴
移動コストが小さい。騎兵に比べ攻撃力が高い

虎豹騎

強化可能都市
騎兵編成所と技術開発所のある都市(晋陽、安定、西平)
強化条件
重騎兵の経験が500以上
補充費用
500〜1350(放牧都市では安くなる、騎兵編成所と技術開発所があれば更に安くなる)
特徴
移動コストが小さい。重騎兵より更に攻撃力が高い。防御力は騎兵系で最高
備考
曹操の縁者(夏侯惇・夏侯淵・夏侯覇・曹休・曹純)が私兵として持っている。もっとも、これらの武将が在野として登場するシナリオは少ない

突騎兵

新設可能都市
突騎編成所のある都市(北平、上党、武威)
新設費用・補充費用
2000・1000〜1500(突騎編成所のある都市では安くなる)
特徴
移動コストが小さい。「弓矢」「火矢」可能(射程2〜4)。攻撃力は重騎兵と同レベルだが、直接防御に関しては騎兵と同等
備考
北方の異民族武将(烏丸・匈奴・鮮卑・羌・氐)が私兵として持っている。武将よりも私兵欲しさに登用するプレイヤーも多数(笑)
敵が突騎兵のみで編成された軍勢を繰り出して野戦を挑んできた場合は、兵数が同等なら自軍に井闌を配備した部隊が無い限り敗北する可能性がある。それほど強力

象兵

新設可能都市
象兵編成所のある都市(永昌)
新設費用・補充費用
3000・1500〜2250(象兵編成所のある都市では安くなる)
特徴
移動コストは騎兵系中最大(ただし歩兵程度)。全兵科中最高の攻撃力。「伏兵」使用不可。火に巻かれると暴走状態に
備考
火で暴走状態になると、操作不能になりランダムで移動する
暴走状態となった場合、暴走ユニットの四周や進路上にいる部隊を敵味方問わず攻撃する
「誘引」にかかった時もこれと同じ状態になる。結構あぶない。

弓兵系

手動戦闘時は家屋(天候が「霧」の時のみ)や森林を攻撃目標とすることが可能
歩兵系や騎兵系と異なり、特殊な能力を備える強化不能な兵種が無いのも、弓兵系の特徴の一つ(ただし弩兵と騎兵の長所を兼ね備えた突騎兵がある)
他の戦術ゲームに登場する自走砲や野砲と同様、打撃に弱いので、部隊同士の殴り合いに参加させたり、弓兵対弓兵の射撃戦にならないようにしたい
移動・射撃にかかる行動コストが大きいため、井闌を配備しなければ元戎弩兵まで育て上げるのが一苦労だが、元戎弩兵となった部隊は攻城戦の主役となる


弓兵

新設可能都市
全都市
新設費用・補充費用
1200・600
特徴
雲梯可能。「弓矢」「火矢」可能(射程2〜3)

弩兵

強化可能都市
弓兵編成所のある都市
強化条件
弓兵の経験が300以上
補充費用
700〜1050(弓兵編成所のある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。「弓矢」「火矢」可能(射程2〜4)。「弓矢」「火矢」の攻撃力が弓兵より高い

元戎弩兵

強化可能都市
弓兵編成所と技術開発所のある都市(漢中、武都、宛、江夏)
強化条件
弩兵の経験が500以上
補充費用
800〜1200(弓兵編成所・技術開発所のある都市では安くなる)
特徴
雲梯可能。「弓矢」「火矢」可能(射程2〜4)。「弓矢」「火矢」の攻撃力は弩兵と同レベル。
「弓矢」「火矢」が貫通し、射線上の部隊・地形や城門・関の中の部隊にもダメージを与える。「火矢」は弓兵や弩兵と同様、着弾地点にのみ着火する
備考
(井闌+元戎弩兵)×指揮=虐殺。斜め方向で伏兵中の味方部隊越しに射撃する場合は、試し撃ちをして伏兵地点の防御の減り具合を確認しよう
都市に軍師が自分を含めて5人いて彼らを手放す気が無いなら、元戎弩兵は1隊あれば十分(もちろん部隊数が多い方が良い)

各兵科・兵器の移動コスト

何れも、隣接するマスから該当する地形に進入するときの必要コスト。

兵科・兵器街道

城門
平地山地森林田畑湿地

毒泉
岩場城壁城壁

陸上
陸上

河川
河川
提督
提督
×
歩兵、重歩兵、近衛兵、青州兵668769862011
蛮族兵443347642011
藤甲兵446544642011
騎兵、重騎兵、虎豹騎、突騎兵344541010××11
象兵457641212××11
弓兵、弩兵、元戎弩兵881098111082011
衝車44664×6××*1
井闌、霹靂車101012×10×1210×
木獣457641212××
走舸11510
蒙衝、闘艦1125


*1 解体前不可