Vineに最初から入っているソフト。主なコマンドを以下に
画像を表示する。
例) % display hogehoge.jpg % display -geometry 640x480 hogehoge.tiff
表示後はメニューでファイル操作, 画像変換処理もできます。
画像のサイズ,フォーマット変換
例) JPEG(元ファイル)から GIF(出力ファイル) % convert hogehoge.jpg hogehoge.gif
hogehoge.jpg(640x480など適当なサイズ) から hogehoge_small.jpg(320x240に) % convert -geometry 320x240 hogehoge.jpg hogehoge_small.jpg
カラー画像をグレースケールに変換
% convert -colorspace GRAY mycampus.jpg mycampus-gray.jpg
画像変換を行なう。 複数のファイルを同時に変換することができる。 convertではできません。 また, The transmogrified image overwrites the original image. ということである。注意しませう。
例) 一度にすべてのtiffファイルをjpegに変換 % mogrify -format jpeg *.tiff
640x480に変換,結果はもとのファイルに上書き (!をつけると元の画像の縦横比無視してサイズ変更) % mogrify -geometry 640x480! hogehoge.jpg
PNM(Portable aNyMap?)フォーマットは非圧縮形式で構造が簡単である事から、画像処理や解析を行う際によく使われる形式である。 PNMは各ピクセルの持っている色情報を単純に数値化して配列したフォーマットで, PPM (Portable PixMap?)はカラー画像,PGM(Portable GrayMap?)は濃淡画像, PBM (Portable BitMap?)は2値画像を表し、拡張子は一般的にそれぞれ.ppm, .pgm,.pbm である。
いずれもデータの先頭部分に画像の種類とサイズなどをあらわすテキスト形式で記述されたヘッダーがあり、ヘッダーに続いて画素データが格納される。 画素データは、画像の左上を起点に左から右へ、右端に来たら次の行を左から右へ、というような順でスキャンされ、各画素値のデータはアスキー形式(画素値を文字の状態で)、またはバイナリ形式(画素値をそのままの状態で)で記述される。
# 1行目:マジックナンバー
* P1 ・・・ 2値画像.pbm (ASCII形式) * P2 ・・・ 濃淡画像.pgm (ASCII形式) * P3 ・・・ カラー画像.ppm(ASCII形式) * P4 ・・・ 2値画像.pbm (Binary形式) * P5 ・・・ 濃淡画像.pgm (Binary形式) * P6 ・・・ カラー画像.ppm(Binary形式)
# 2行目:画像の幅 <スペース> 画像の高さ
# 3行目:データの最大値
# 4行目以後:画素データ ただし # で始まる行はコメントとして無視される。