魔弾戦記リュウケンドー:第40話「史上最悪の作戦!?」


『魔弾戦記リュウケンドー』第40話「史上最悪の作戦!?」

正直、ずっと見る気がしてなかったんですが、暇なんで見た41話サイコー!!
となったので、とりあえずレビュー再開(2話見て書くというローテーション)、いや、この回が問題だったというわけでもないんだよなぁ。ただ、3クールめの区切りがちょっといまいちだったというか、あまり「楽しく」はなくても吸引力があった白波くんが中心てわけでもなかったしな。

でもこの話、あんまり好きでもありませぬ。
なんかこう、馬鹿っぽさがなんか足りないんだもん、いつもだったらさんざっぱら(敵が)(というか敵すら巻き込んで)ふざけたことやらかしてくれるはずなのにさー。

でも、Dr.ウォームとレディの会話とかはちょっと好き。w
レディの「なにもったいぶってんのよぉ」ってのは可愛いぞ、お洋服変えてから、前の服でもなんか可愛くなってきたぞ。まー、基本的にあんまり悪いことしないからね、この人たち、そうそういつまでも憎まれ役でもないんですが。
(バケツ伯爵が今は悪役やってくれてるしな。)
んでなんか、特定の相手に化ける能力でしたよと。

なんに使うんじゃい、といったところですが。
そこはそれ、人々の混乱や恐怖なんかのマイナスの感情さえ発生させられればいいという都合の良い敵なもので(ホントに便利だよな、この手の設定)、あちこちで町の住人に化けて喧嘩を仕掛けて逃げるという。
エラい勢いでセコくないかそれ。。。
そんなんでマイナス・エネルギーとやら溜まるのか。
(ところで80先生と被ります)(ばい『ウルトラマン80』)
だったらぼーっと、人間界の上で待っていたら満タンになりそうな気すらしないでもないんですが、「あけぼの町の住人の」じゃないと駄目なんだったっけか。
うん、それは確かに難しいな、あの町はな。

ぶっちゃけ、あんまり絵面が新しくないー。
なんか仕掛けられちゃあ揉めてるんだもんなぁ、災難だ。
あけぼの町人に愛想が尽きてるわけではないんですが、なんというかすぐに回復することがわかってるからで、なんなら戦士たちが介入しなくてもそのうち馴れるっつーか。
実際そんな展開だったこともありました。
(精神的に最後は絶対守ってくれる相手がいるって信頼もあるかもだけど。)


とはいえ、後半戦、リュウケンドーやらリュウガンオーさんやらがコピーされた! という展開はなかなか面白かった、んですけれども、やっぱり絵がそんなに楽しくない。;
敵がわりと真面目に突っ込んでくるからなのかなぁ。

どこが楽しかったかというと、やっぱりレディが可愛いってそいつのことを喜んでるシーンだったかもなぁ。なんつーかこう、パニックをパニックとして描かれても、今更感が強いというかいつものローテーションというか。
緊迫感出ねぇよというか。
パニック物って実際に恐怖がないと成立しないと思うんだよなー。
そうしろって言ってるわけじゃなくて、楽しみがなんもないんですよ、恐怖も悲しみも苦しみも自嘲の笑いもないし、コメディ色もいまいち薄い(ないとは言わんけど)。
強引に笑いに持ち込むんならいくら定番でも全然おっけーなんですけども。

わりとシチュエーションというか、ストーリーラインは面白いんだよね。
そしてもしかしたら、ある程度リアル志向っつーか、いや違う、シリアス路線の番組だったら特に工夫もなしに標準程度にはなったんじゃないかとも思うんですよ。
それはなんというか、アイディアがありふれていてもネタは面白いから。
(この手の展開を個人的に見飽きてないだけとも言うが、まあ、誰でも考え付くようなネタではありますが、可能な番組の条件は案外狭いし)(戦隊は必ず出来るよな。)

んで、遊べそうなキャラクタも揃ってます。
揃ってるじゃないですか、もっとすげぇ、えげつない、意味もなく生活に踏み込むような所業とかしましょうよ。前のバケツ伯爵の天使ズの時みたいに、あれはいくら重複してても面白いですよ、意味わかんなくてっ(なあおい)。
いっそ偽リュウジンオーや偽リュウガンオーで友情物語風に裏切らせましょうよ。
そこまでにカラクリに気付いてるだろ、というのはもっともですが、だったらもっと前からちゃっちゃっと変身して下さいよ!

なんで、、、っ、なんで遊ばないんだ番組スタッフ?!
ああもあっさりと「有効な手段」を思いついてしまった(これは後で判明したわけですがネタバレとは認めない)なんて、ふどーさんとケンジくんじゃないよそんなのっ。


という具合に絡みまくってお茶を濁したいと思います。
うーむ、見てる時には特に不満もなく、さくっと見終わっていたはずなんですが、それから延々と数ヶ月、視聴が止まっちゃったというのは相当だったのかなぁ?
まあもちろん、この回そのものが原因だとは限らないのですが。

コメディって丁寧に作らないとならないと思うんですよ。
一個ずつのシーンってことではなくて(それは荒くていい)、構成だけはさ。

最新の20件

2007-07-13 2007-07-12 2007-07-13 2007-07-14 2007-07-12 2007-07-13 2007-07-12 2007-07-13 2007-07-12 2007-07-13 2007-07-12 2007-07-13 2007-07-12

今日の20件

  • counter: 262
  • today: 1
  • yesterday: 0
  • online: 1