爆竜戦隊アバレンジャー：第41回 メリーアバレマス！ジャメジャメ

『爆竜戦隊アバレンジャー』第41回 メリーアバレマス！ジャメジャメ

うーん、監督は私、竹本昇氏が好きかもしれませんデス。
なんかこの人、ちょっと痛そうなんだよなぁ（正しいのか；）、や、ヒーロー側が攻撃とかを受ける時に撮る人によって特徴がね。あー、前の≪突撃アバレ星≫は別の人かぁ（あの回は本っ当に痛かった...orzあでで）、あれ以来ちょっと目覚めてみました。この人くらいの兼ね合いが好きみたいですね。
なんていうのかなぁ、痛みの全くないところに、進展があるのってのがどうも信じ難いみたいなんですよ。うん、攻撃なんぞを最初から受けていない設定ならいいんですけれども、そーするとヒーローの一方的な弄り話になんない？

で、だからって「辛い設定」マンセー（万歳の２ちゃん読み）かと言いますと、別段そんなことはないわけですよ。まあそこら辺は見るからに、ですから特に追記はしませんが。
（この回だけを突然に読む人はあんまりいないと思いますしー。）

アニメはそーでもありませんが、というかそれだけでもありませんが、特撮のターゲットは常に幼少年なんですよね。戦隊モノがそっから外れたことってあんまりないんじゃないかしら？
ライダーはちょっと上ですね。ウルトラマンのターゲットはいまだによくわかってません。セイザーシリーズはどこかしら？？
まあ、とどのつまりコレらに、なんで必ず「争い」が（少々薄くても「競争」が）描かれているのか、少し前から考えています。


私、ガキは己のことを考えてればいーんじゃね、というような考え方です。他人のことをー、なんて言い出すからコケんだよ、とか。でもさー、案外、てめぇがホントに居心地よく暮らすためには、てめぇのことだけ考えてるわけにもいかんのですよ。この世界は意外と。

殴ったら殴れ返されっぞ、当り前だろ？

というのはとてもシンプルで良いメッセージと思うんですよね。しっかし、ヒーローが弄られてる姿を見て「うふ♥」と笑うのは成人してからで充分ですよ！
いや、私の場合触手が動くのはウルトラマンだけです！！
（だからそんなカミングアウトはいらねーっつーの。；）


というテーマの回じゃないです、ごめんなさい...orz

この回は、サンタコスプレのえーと、「とりのいど」がプレゼントを配ってたらそこになんたら遺伝子とかいうものが含まれていて、皆がびよんびよんと跳ねる、、、えーとえーと、バーミア兵！（廻りまわって『リュウケンドー』を思い出してました、くそー）
バーミア兵にされてましたよ、黒と白に法則があるのか探してた阿呆ヲタですみません。気になるものでっ。

どうしたらその邪悪な遺伝子に勝てるか、という話になった時に。
まー、結局のところ正義の心（が起因する特殊なエネルギー）、というよーな展開になっていたのですが。これはこないだ見た３７話、教会の話と要するに同系統。あの話は実は納得の行く結末が用意されていたんですが。
こっちは私は強引だと思うんですよ。

だって己の心のありようで怪人から元に戻るんだよー？
なんか馬鹿臭いじゃないですか、でも私はこれ嫌いじゃない。それはなんていうのか、やっぱり子ども向けだからだと思うんですよ。
私が、１０歳の子に話し掛ける時に、このコードの上に乗るのが妥当だという気がするからです。この強引な「言葉」が不快じゃない。


そもそもりょーが君の養い子の舞ちゃんが、少しだけだけれども感染してしまって、それをどうしたら取り除けるか、という段階があって。
りょーが君が苦戦している姿を朦朧とした意識の中で見て、懸命に応援して、それで体が戻る。

そのことで「戻す方法」に気付いたアスカさんが駆けつけて、怪人になってしまった彼らにエネルギーを注ぎ込む。けれど、それだけでは足りない、ということなのかな、それとも相容れないのかな。
そこに彼らの関係者が駆けつけてくる。
皆で声援を送ると、彼らが苦しみ出して、元に戻る。

という、まあ全部喋っちゃってるんですが。；
３７話はとても兼ね合いとして妥当だった、なんだか面白かった、でもねー、私がターゲットじゃねぇんですよ。それじゃちょっと違う気がする。

馬鹿馬鹿しー展開なんですよ。都合がいいって言い換えてもいい。
それでもそこに辿り着くまでの努力があって、そこに仮初めでもなんでも「努力」と感じさせるなにかがあれば、それは悪くないと思うんですよ。誰にとっても案外と。道具立ての稚拙さは当然ありますけども。ｗ
ちょっと強引で、ちょっと説教的な側面もあって。
でもそれはあくまでも登場人物たちの行動で。
そーいう兼ね合いって、なんかちょっといいものではないのかと思うんですよ。完全に納得の行く話より、余地があるほうがいいのかもしれないと。