爆竜戦隊アバレンジャー：第34話 ゲームをやろう！突撃アバレ星

『爆竜戦隊アバレンジャー』第34話 ゲームをやろう！突撃アバレ星

台詞のキレが全く違う。。。
あーもうヤだ、病気か私は...orz

えーと、毎度の荒川サン脚本です。内容としちゃあ、『ティガ』４話なんかを思い出してしまったよーな、宇宙絡み。
うっわー、上手い、すごいー、とか喜んでましたけどもー。
よく考えたら上手いだけで全然面白くないじゃんこれーーーっ！

駄目ぢゃん、小手先のテクニックでとことん誤魔化してちゃ（多分そんなつもりもないのに私が勝手に引っ掛かってる）（しくしく）。今回の話はまー、いいです。
りょーが君のアレもなんか大概慣れたし。
木星が軌道を外れる、という展開を踏まえて、裏でひっそりと感動的ストーリーをやっていたんですけれども（なんですかあの超美声のおじ様は）、なにぶんにもキラーが出張りやがっていたので目立ちませんでしたが。
まあ今回のキラーはキラー単体で多少面白かったですが。
連続エピソード以外にもちったあ気を向けて下さい。

子ども向けとして、なんか正しくない気がしてなりません。

切れりゃいいってぇもんじゃないですよ切れりゃっ、鋏じゃあるまいし。つーか思い切り騙されてた人間が言うことじゃ微妙にないかもしんないですけどもっ。


まあなんていうか、でっかいサイズの怪人「ぎがのいど」が出現。
なんだったっけ、宇宙観測センターだったかを乗っ取ってました、モニタールームにでっけぇ目がぽこん、と現れて制御不能。
そいでもって、あとは責任者の人たちがひたすら情報の前に右往左往という。
手の抜きっぷりと説明の省略具合が絶妙でしたけども。
いや、そこは本気で褒めていいと思うんですけれども、ヲタでも突っ込みにくいし（略されっぷりに）子どもでもわかんない部分がなくていいんですけれども。

なにぶんにもさして面白い展開ではありませんでした。がくりorz
木星の軌道をどーやって変えるのさー、とか、なんでそんなふうに直接通信が出来るっつーのなら、わざわざ観測所を乗っとるのさとか。もうちょっと目立たないよーに裏から手を廻してやれよアバレキラーとか（多分可能だろうと思う）。
いや、一番最後のは、それじゃアバレンジャーと遊べないから駄目か。

まあそんな疑問は、特撮において瑣末瑣末。
なんかとりあえず危機が現れなきゃなんないんですよね、まあ認識それでいいじゃん、まあなんかでっかめの。
緊迫感とか全然ないですけどねー、いやだから、裏で美声のおじ様がいくら人間ドラマ頑張ってもそこは無理ですよぅ（演説内容とか、演技とかの問題じゃないよー）。


だいたいが、表でキラーとりょーが君が暴れてるし。
なんっつーか、りょーが君の言動が嫌だなぁ、という気持ちがだんだん薄れてしまってきてるよーな気もします。しかもなんか、ありうる変化のよーな気もするし。
うん、りょーが君のソレ、もう本気で暴力だよね。

ああ、でも、どなたかが「五代の後釜としては覚悟が足りなかったね」みたいに言ってたんですけれどもね、でもそこは、そーでもないよーな気がするのですね。
五代クン（ｉｎ『クウガ』）って結局、なーんも誰も、信用してなかったというか、あの人が自分の行い以外で絶望してるのなんて見たことない。まだラストまで行ってないですけど、そーいう話は聞いてませんしね。
（信用はあったのかなぁ、と一箇所だけ思ったけどそれは別の話。）

「アナタなんかに助けられて」「アナタなんかを助けようとして」。
みたいな恨み言を言ってるのって、なんつーか、うーん、期待というか、なにかしらが返ってくることを信じていたというか。それが裏目に出るとそりゃ醜いですけれども。
でも、覚悟の問題かっていうとなぁ。
りょーが君のがまだしも、人間として普通でしょう。
誰しもが彷徨うだけの存在でなきゃならんわけじゃない。
五代クンの強さっつーのは結局そーいうことでしょう。

だから私、何人かで負担を分担するっつーよーな方向に向かうこの話、方向性はけして嫌いではなかったんですけれどもッ。
そこに用意されたハードルが馬鹿高ぇんだよーーーーっ！！


多分もー、ラストに向かうまでに、徐々に状況は好転してくことになるんでしょうが。とても先は気になりますが、なんていうんだろう、リアリティがないわけじゃないんだけれども何度もそれは言ってるんだけど。
キラーの思考も思想も行動も。
それとぶつかったりょーが君の反応も、おかしくはないんだけれども。
それを話として好きになることが出来ない。
「応援」出来ないんですよ、私には。

かと言って、変に感化されたりしたらそれもそれで興醒めだしな。
うーんうーん、どう転がるのか、やっぱりすごく気になります。

あ、木星の軌道は戻ったそーです（付けたし風味なのは私ではなく本篇）。