爆竜戦隊アバレンジャー：第15話 アバレ世間は鬼ばかり

『爆竜戦隊アバレンジャー』第15話 アバレ世間は鬼ばかり

伝わってきました、青萌えー。
あはは、女の人が書いてるのかなぁ、と楽しく和んでいましたところ（物によっては触れませんのでご心配なく、まあ大抵笑うか突っ込む）、後篇なんだろう１６話ＯＰを見てすっ転びました。
脚本氏は男性か？！

あー、えー、うーん、１５話とはもちろん別の人というあるわけですが。。。
（確認してみマシた。）
見なかったことにしますー。
あ、てかこの人（前川淳氏）、ルパン三世の『天使の策略』書いてら。
あれはべたべたすぎて面白くなかったなぁ。


『アバレンジャー』がべたなのは、こーなんつーか、正しいことだと誓って思うので（毎度誓うより普段の行いを少し改るべきか）、いいんじゃないかと思います。
あのさぁ、幸人さんタイプの人だけがひたすら苦悩してる話なら。
ぬっちゃけ気持ち悪くて見るの止めてたかもしんないですよ。
私とても狭量ですしーほら。

でもねぇ、脇にりょーが君がいて。
「お父さんだねぇ」と言われただけで有頂天になる状態ですし？　父親サンとの確執があって複雑になっても。そこから目を離そうとして隅に行ったら周囲が寄ってたかって構いつけてくるわけですよ、だって普段とても面倒見が良い人ですしー。
外に行こうにも、いつ戦闘になるかわかんないからこの責任感が強い人がそんな我が侭言えないしねぇ。よく考えると不憫だな。。。

そんなジレンマ状態で、「父親コンプレックス発動！」というベタ展開はむしろセオリーをぶち抜いててよろしかったんじゃないかと思います。てか、荒川氏（メイン脚本）てやっぱりちょっと起伏っちゅーかケレンが少ないかもしれん。


てゆか、りょーが君て相変わらず謎やなぁ。
今回の脚本氏なのか、メイン脚本なのか監督サンなのか、それとも、、、役者サンってことはないか。明らかに演出からソレやったし。

正直ちょっと怖かったんスよ。私が、だよ？
（猿の開脳写真を見ても（ｒｙ　←書くな）

今回の「とりのいど」は嫌いなものを幻覚として見せる、という敵さん。
納豆＆振り付け覚えらんないというらんるちゃん（元アイドル設定）、背景は洒落にならないはずなのにへたれなアスカさんは。。。
いや待て、貴方のほうが辛いよその過去？！　なんで目立たないの。
えー、恋人を殺した、というジャンヌさんの幻。

そして幸人さんが般若面。
なして般若って思ったんですがー、、、いや待て確か般若って単に鬼の面じゃなくて複雑な意味があったような。
（仏の知恵、だそーで、元は能面打ちの般若坊さんの名が転じてしまったみたいです。）


まあ、作中では幸人さんの大嫌いなおとーさんの象徴。
幸人さん的なイメージとしては「金の亡者」かな？　あと実際におとーさんが趣味で集めているから、プラス、顔似てるからというのもあるっぽいですが（私だけが酷いんじゃなーい、実際に重ねて撮ってるんだヨ）。

で。

その幻を見て取り乱しちゃった幸人さんに対し、「とりのいど」が攻撃を仕掛けた時に見せた赤のりょーが君の怒りがすさまじくて怖かった。；
いやだって、義憤じゃないんだもん。
あくまでこの人は、「私」の人なんだなぁと。
って、役者なわけがないんだ、このシーンってスーツアクターさんだ...orz
（なんか私が取り乱しとんな。；）

義憤って冷めてるなぁと、ちょっと思った。
それが悪いともやっぱり思わないけれど。

んでも、そのあとはちゃんと巻き込まれた子どものほうに真っ先に向かうんだよね。そこで身内を優先するような愚かさはもちろんないよ。
てか、そんなヒーローて嫌だよ。
けども、りょーが君を敵に向かわせた時の感情のベクトルは、巻き込まれた子じゃなくて明らかに幸人さんへの攻撃。
一体それってなんなんだろう、普通描くか？　そんなこと。


例えば幸人さんやららんるちゃんなら、間違いなく身内とそれ以外の区別なんてしないよなぁ。りょーが君ももちろん義憤はある。てかむしろ、関係ない相手まで平然と救いに行っちゃうよーな立派なお人よしの一員だよな（まあほぼ面子全員そーだが）。
でも取り乱さない。
つーか、感情を乱したのを始めて見た。

１５−１６話では回収されてないから、この後になんか来るのかしら。。。
うむ...orz