特捜戦隊デカレンジャー：Episode.20 ランニング・ヒーロー

『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.20 ランニング・ヒーロー

走りモノというか走らされものというか、そーいや、何本か見たことありますわ。一時期刑事番組から熱血さんが激減していたような気もしますが、直球一本槍というものはありませんが結構部分的に残っててたまにソレ系の人が走らされているというか。

そーいや完全に後から見てる人なので忘れてたのですが。
わりと『踊る大捜査線』と時期近いんですよね。
特にオマージュめいたものはないですが、時期が近い分だけあー、と思うところもあったんじゃないでしょうか（私はこないだ立て続けに見てたらデザインの一部で「およ？」と思うところがありました、時期が違えば偶然の域だろうけどね）。

いや、街に爆弾を仕掛けたよん。

ヒントがあるから走って探せよーん、みたいな話でした。ほら定番。
あとヒントはどうやらクイズっていうか、半分謎々。この番組ってキャラクタの年齢が高いわりにこの辺の仕掛けが年齢低めなんだよねぇ、まあかえってわかんないヲタがここにいるわけですが...orzしくしくしく

で、どうも一人しかプレイヤーは参加できないみたいです。
今までも各星の宇宙警察に対してこんなゲーム仕掛けて遊んでたみたいですよ、えーと、ヒントを出す場合は「止められるはず」の状況を作り出して非難を犯人よりもむしろ警察の側に向けようとする時に行われるんでしたっけ。
（予告後５分とかの顕著な例を聞ーたことがありますが。）
と、いうところまで考えても意味がないことはわかっているんですが。
なにぶんにも今回体当たり系のストーリーだったものでネタがなくて（をぃ）。


で、誰が行くって言ったんだっけ？
ホージーだっけか、あー、まあそれなら私でもバンちゃんにするな。微妙に途中で煮詰まって諦めたりぶち切れたりしそうだし。
いや、なんか特に言い出したわけでもないバンちゃんにしちゃったんですよね。ボスが。
女の子たちは体力の面でやっぱりちょっと劣るし。
（そうでない場合もあるけど全員１８０ｃｍオーバーの男性陣を考えると普通に優れてるでしょうしな、スタミナはやっぱりねー。）
センちゃんには多分後方支援の任務がありますし。

ところで、誰か面白いって言ってたんですが。
この戦隊、赤と青が前面、黄と桃の二人と緑までが後方支援なんですよね。むしろ射撃なんかだとジャスミンちゃんが前線のほうに加わることが多いくらい（テレパシーが使えるからたまに情報解析に加わってるけど整理はウメコちゃんとセンちゃんの仕事っぽいし）。

今回はホージー君も後ろで見守る役、みたいな。
やっぱり微妙に影薄いし（言わない言わない）。

んでクイズを出されたものの、別にそんな忠実に従う必要もなかろうってんで、ジャスミンちゃんの能力を使って接触テレパスで証拠品から情報を読み取ろうとするも、なんかバレてるし。どっかからか監視してるっぽいんだけど（お約束）その方法がわからない。
これは道具立てがＳＦなもので、そんじょそこらの隠れ方じゃあ見付かるわけですよ。

現実の、つーか現代でも電波で監視画像を送ったら見つけることは出来るわけだしね（まあ受信してる側のことは特定出来ないわけですが）（電波の届く範囲で推測を狭めることなんてのは出来るわけですよ）。

この「犯人の隠し方」は結構面白かったかなぁ。にやり。
言われてみればわりとシンプルなことで、今までのこの番組を見ていれば充分にありえる内容だったのですが。
裏を掻かれたというか考えもしなかったというか。
センちゃんがほとんど似たよーな態度だったのがちょっと面白かったっす。ｗ


わりと、前の人形集めのダゴネールみたいな自分勝手なタイプというか、なんつーかぶっちゃけ声の質と喋り方が似てるというか。アニメではわりと多いんだけどあんまり特撮では見かけませんね。
上手く話に絡ませるのが難しいのと違うかな？
（敵方のサブとかならまあありえる性格設定だと思うんだけど、「侵略」という題材の場合どう考えても向いてないよな）（特撮の敵さんは基本的に一話一体だし。）
（ドラマっから作る時間もなかろうな、使えて十分だし。）
（数話引っ張れる仮面ライダーなら可能なのかもな。）

とどのつまり、敵組織がないって珍しい設定だから。
最初から「ゲーム」だという前提で始めてしまったということですわね。
なかなか新鮮というか、シンプルを極めた話で面白くはあったんですが、さすがに語ることはーなー。。。
一個ずつのヒント（＋爆弾）も志向が違ったけどねー。別にそれ自体に工夫してたわけでもないし、そこまで凝られても楽しめない。

しかしまあ、バンちゃんは髪下ろすと可愛いっすね（意外）。
ラストの犯人の居場所を当てた柔軟性、ぐっじょーぶ。ｗｗ