特捜戦隊デカレンジャー:Episode.11 プライド・スナイパー


『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.11 プライド・スナイパー

可愛いなぁ、ホージー。

つーのが結局通しでの感想だったよーな気もします、回想シーンの笑顔がなんか妙にいいんだこれが(なんでかな?)。過去の親友が出てきて裏切られる、という回なんですが、ぶっちゃけて。実際に「親友」として振舞ったのがほんの十数分? 下手をするともっと短いかもしれないくらいなので、もはやネタバレとも言い難い。
だって真面目に、後半行く前にもう疑われてるもん。
そのあとで多少のホージーの逡巡はありますけども、むしろ被せるよーに頻発する非常事態、姿を消した親友の姿。
そのあとでもう一度戻ってくることすらありません。

どっちかというとさあ、あれだけの印象を残せたってところが不思議だ。
わりと後半になるまで語られてますよねー(番組全体に触れててもたまーに聞いてたもん、ここまで短いなんて思わなかった)。


どかーん、となんかが空から落ちてきて。
(「最近よく物が落ちてくるねぇ」みたいな言い方を確かジャスミンちゃんがしてたので、この回の振りなのかと思ってたら次の回も落し物がテーマだったなぁ。)

中から出てきたのはホージーくんの警察学校時代の親友でしたとさ。
ぐわしっ、と抱きついてたのは男らしかったけど、バンちゃんが間に入ったのはマジに嫉妬に見えたw。あはははは。
(それとなんで皆揃って「あー?!」みたいに言うの??)
(確かにホージーっぽい行動ではなかったよね。)

で彼が凶悪犯を追っている途中で事故ったというもので。
ちょーどボスが出掛けててホージーが権限を持っていたこともありー、親友だったということもあってノーパスで基地に入っちゃいましたよと。
て、ところまでが罠のよーです。


そのあとの射撃訓練と。
えーと、親友くん、ヴィーノの突然の苦しみ。
(しかしなんだかんだとバンちゃんは振り払ったけど、ホージーくんのことは振り払わなかったなー、とか。)

なんかおかしいよ、というテレパスであるジャスミンちゃん。
同じことを感じていたセンちゃん、途惑うホージーくん。
襲撃と、それに続いてヴィーノが姿を消し、ボスが帰還して撃たれるという。
どうもそれ自体が目当てで、その前の襲撃は人体改造を繰り返しすぎて「殺人衝動」を抑えられなかったんじゃないかっていうことのよーです。

なんだそれ。
(いや、ストーリーへの文句じゃなくて。)


で、ホージーくんと対峙した彼は「金が全て」と。
「お前はその射撃の腕に見合う報酬は貰っているのか?」と逆に聞いてきます。

だから、なんだそれ。その結果、人体改造を繰り返して日常生活どころかほんの数時間の任務の最中にまで自分の身が危うくなるかもしれないのに、妙な衝動に振り回されて。そこまでするのに相応しい報酬なんてあるのかな?
むしろ、警官の仕事続けたまま、それを利用してってほうがよっぽど利益が大きいのでないの? そりゃ、腕はそんなに生きないのかもしれないけど。
お金が欲しいんだったらそんなことは別にいいじゃん。
本当に「悪」だったらそーするもんじゃないのかしら。

だいたい、二人のお揃いの腕輪。
正義を誓うためのって付けたまんまなんだ、そりゃ、今回の偽装にちょーど良かったんかもしれないけど、なんでか彼と撃ち合って腕輪だけ壊すんだ。
殺したい、よーにはやっぱり見えないんだ。


ただでも、そーいうことは匂わされているだけで台詞一つにも現れない。
親友だって迷いはホージーくんのほうにしかない。
でも、誰かが行くって時に彼は自分で名乗りを上げる。
そーしてそれ以上の迷いもなく、トドメも刺しました。
最後の最後まで、特になんの設定も負ってない敵のよーに暴れて倒されて、「なぜその怪我で?!」でって叫ぶだけ。正義を守っているからだ、というホージーくんの台詞もなんの変哲もないと、思う。

ただ、全てが終って倒された彼は散って。

ホージーくんは彼の腕に嵌まっていた腕輪を拾うわけですよ、壊された自分の分の替わりに。そーして、自分の腕に嵌めました。
皆見ていて、誰も咎めませんでした。
慰めの言葉なんかもなかったの、なんか、ちょっと「らしい」って気がしましたよ。

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