特捜戦隊デカレンジャー：Episode.07 サイレント・テレパシー

『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.07 サイレント・テレパシー

前後篇でもって、続けてみて、すぱっと切れ目を忘れてみました！
いやぶっちゃけますと、Ｖｏｌ．２は全部まとめて見ちゃったんだけどねー、青の人はとてもとても微妙だと思いますの（前に名前覚えてなかったか）（バンちゃん絡みだと好きなの、てかセットでしか好きでないのかも）。

リアルタイムで見てた時にですね、超強い敵に、倒れても倒れても立ち向かうという展開の最中に「詰まんない」とぷちっとテレビをぶっちぎったという（特撮経験として入れてません）、さすがに小学生に見せたくない姿ですな。
せめてもう少し前後にズラしたほうがな。。。

なんか熱血みたいのって苦手なんですよ。

とか言っておきながら、バンとホージーの（をい）回なんてのはリミッターぶっちぎってて、多分リアルタイムでも結構見れた気がするんですが、ジャスミンちゃん手なんというか見た目とかクールじゃない？
そうじゃないって設定なの知らんくて。
いや、前のセンちゃん回しか見てなかったからわかるわけないんだけどね。

超能力っていう設定と。
そのことで周囲との軋轢に苦しむ、というわりと定番（私の世代だと多いんだよね）（今はそうでもないんじゃないのかなぁ）のパターンだったもので、それ自体にもマイナス付けてました。
偏見なくしてみたら、今までで一番好きなくらいかなぁ。


まずビルが丸ごと一個消えるという事件が発生。
じきにビルそのものは発見されますが、中にいたはずの人々がいなくなっている、何故か転がっていた二体の人形。宇宙人の仕業だとしたらなんで二体だけ残していったのか、というのはー、謎解きなのかそれは謎解きなのかっ？！
私、これは解けません、てか解きたくないっすー...orz
（人間を人形に変えた、という状況がまず前提で、その中でなんでか男女の二人分だけが残っていたのか？　という命題。）
（小学生なら解けるのかなぁ、幼稚園児だと別の意味で無理よね。；）

まあ謎々解きはセンちゃんにお任せするとして。

諸々の現場で目撃されていた小学生がクローズアップされていきます。
私、デカレンジャーの道具立てシチュエーションとの相性が悪いっぽくて（アバレンジャーはそういう意味では平気でした）（慣れてないだけかもね）、なんでそう判明していったのかがわからなかったんですが。
どうも宇宙人を手助けしているのではないか。
「テレポーテーション能力者」かもしれない。


このことに気付いたジャスミンちゃんが、この少年のことを追い掛ける形で二話が展開していきます。なんでそんなに拘るの？　というのは次回だったかな。
ジャスミンちゃんは接触テレパス。
触れることで相手の思考を読むようです。

んで、この世界では超能力者の存在はそんなに珍しいってわけでもなくて、知られてはいるけれどでもとても少なく、それぞれが孤独な存在であることを運命付けられてしまっているようです。
大人になればそんなこともないんでしょうが、子ども同士だと少しね。
苛めのシーンなんてのも出てきましたっけか。
小学生が出てきての苛めのシーンって、なんていうかうん、すごく展開として自然だよね。。。すみません、余所事に思考能力取られました。
（平成ライダーとか平成ライダーとか平成ライダーとか、ネクサスとかッ）（ネクサスもですが）（あれを外したらただの平成ライダーへの因縁付けにすぎません。）
理不尽であってもしょうがないよなぁ。

それはまあ、コップの中の嵐でしかないんですけどね。
そこを過ぎれば、あとになれば全てをそのままに笑って受け入れられるようになるくらいのことかもしれないんですが（ならん場合の責任は取りません）、でも当事者にはそれがわからない。
ジャスミンちゃんの、暴走っていうか、同類である少年への執着ってのは、これも次回に判明するのですが、自分が「助けられた側」の人間であるから。


私、この話好きっす。

特撮の子ども絡みの回ってわりと毎回好きだけど。
やっぱりなんか遠いんだよねー。「あー、いいお話しｗ」で済んでしまうというか、うん、もちろんそれで全然妥当なんですが。
でもこの話は、なんかちょっとわかるんだよなぁ。
そいで、そういう人ってそんなに少なくないんじゃなかろうか。
特別な人間だからっていうわけじゃなくて、実は狭い世界の中で絶望しているって誰にでもありうることだった気がするのですよね。

後半に続きます。