新選組！：第０７回、祝 四代目襲名

『新選組！』第七回、祝 四代目襲名

えーと、おとーちゃんから四代目とやらを襲名するので（筋きちんと覚えてねぇだろ）、なんか紅白に別れて煎餅割り合戦とか。
や、煎餅というか、最中の皮というか、金魚掬いに使ってそーなやつ。
額のとこに紐で括りつけて、竹刀でぱーん、と割られたら負け。

でもって、主役の近藤サンは子どもの日の五月人形してマス。

「武田信玄みたいーっ」と言われた時に妥協しておくべきだと思うの。むしろ謙遜なんでしょーかアレは。でもどう見ても五月人形でやす。
実際に動けなかったらちょっとラブリー（えー）。


基本的には、赤組が道場の人間ら。
白組が多摩の人らってのはかなりずるいんじゃねぇかと思うんですが、生え抜きだけならともかくも、、、もう基礎もなにも余所で免許皆伝だのしてるのがごろごろしてるやんか。
せめて永倉さん、山南さん辺りは抜くか白に廻すかだよなー。

実際に白組に廻されたのは、行司をさせられて「ぷくー」と膨れてた沖田総司くんでしたが、あ、今度こそ改名しました。なんやらよくわかりませんが、襲名披露に合わせたそーですよ。
（そもそも参加させてもらえなかったのも、異様に強すぎるからかしら。）
しかし、どういう関係の子ってことなのかなぁ？
一緒に住んでるのはわかるんだけど、ちょっと難しいな。
幼名や改名なんかは、わりとありふれた習慣のよーです。
基本的に見てる限りでは、立場か変わるという意味合いのよーな気もする。

（近藤サンの勝五郎→勝太が五男から養子に入って長男になったという意味で。）
（勇、というのは名付け直し、みたいなのかな？）
（下のは正直よーわかりません。）


あと、夜になったら坂本竜馬さんもお祝いに来ました。
たまたま江戸に帰ってきてたそーなのですが。
なんか「尊皇攘夷」派のグループに入っちゃってるみたいですよ。

私も入りたい、みたいなことまで言ったのに。
「外国人見かけたら殺ス！」なんていうのを聞いたら、それはいけません！　とか怒り出しました。近藤サン。
えーと。

あんまり好きな話じゃないんですよ、正直。
そういうなんていうのか、彼の、底の浅さっていうのかな、闇雲に「大義」めいたものを求めるという描かれ方自体は嫌いではないんですが。
ちょっとストレートすぎるというかなぁ。
いや、そこから意見をころっと変えるところ。。。
いやいやいや、そこも別に構わんよなぁ。


彼らは嫌いだけど、なにも殺すことはないでしょう！
という物の言い方が引っ掛かるかといったら、そんなことはないですよ。うん。その辺は、ヒュースケンさんに出会ったからって、ほいほい余所に外国賛美って廻るみたいな短絡思考よりずっと良いですよ。
（あと正直、危険だろーしね。）

なんかですねー、まとまり悪いんだよなぁ。
坂本竜馬さんが「おめぇ、流されてなんとなく署名しちまっただけだろ」と土方さんに言われて、「なに凹んでるんですかーっ」とか同輩に言われてたとことかは可愛かったですよ。まあそりゃ。
でもなんか詰まらなかったんだよ。

結局決闘をすることになって。
それで坂本さんがびりびりっ、とその血判状とやらを破いたのも、なにがどうとは言わないし、別段筋として無理はないんだと思うんですけれども。
面白くない。


そもそもこの話、けして暗くはないわけじゃないですか。
坂本さんはそんな組織に入ってるけども、基本的にはグループ活動で暗殺するかもしんないけど、、、まあ、明るくはないか。
でも別にそーんな本気じゃなさそーですしね。

「え、えー？」
みたいな。

うーん、近藤サンが押し付けがましいってわけじゃないんだ、この回は。なんか虚空にでも向かって喋ってたみたいな、一人で空回りしていたみたいなそんな気がするんだ。
坂本竜馬さんの描かれ方がさー。
どうにも近藤さんの言葉に相応しいよーに見えなかったんだ。
彼の言葉自体は間違ってなかったから、尚更噛み合わせの悪さがね。
（それなのに、キレイゴトっつーか、深い思慮があったみたくに土方さんがまとめちまったんだよなー。）

（原田左之助さんの参戦をど忘れ...orz）