新選組！：第０６回、ヒュースケン逃げろ

『新選組！』第六回、ヒュースケン逃げろ

なんつのか。
なんでここで、この人物が関らんとなんないのー？

みたいな展開は大河に関しては往々にしてあると思うんですよ、ある意味で≪桜田門外の変≫もそーなんですけども、前話の斉藤一もそれですよね。
ヒュースケンさんの話は多分一番外れてると思うんですよ。
一番違和感があったのは斉藤一です。なんか変だ（一応身内括りなのに）。

ヒュースケンさんの話は、なんか気になりませんでした。
なんでかな。
井伊大老暗殺に関しては、関わりが遠いしなかなかに理詰めだったので気にしないのが妥当だろうと思えますし。


こりゃ、うーん。
実際に殺されてしまった事件とは無関係なんですけど。
だったらむしろ、わざわざと「事件を演出してー」ということになるわけですよ。でもなんだかそんなふうに感じない。
それがなんでだか、明文でわかるとは申しませんが。
私に限らんとわりと他にもいらした感覚なんではないのかと思います。

ハリスさん、てのは。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9
タウンゼント・ハリス−Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ

要はアメリカと日本の条約を結んだ相手側。
日本が井伊大老で、アメリカが彼。
まあ、順当っちゃあ順当でしょーね、なんか愉快なタイトルの中にもあるヒュースケンさんはこの彼の部下かな？　順当ですねぇ、狙われる相手としちゃ。
女の人がいるのなら、そーそー警護厳重にしてるわけにもいかないし。


楽しいタイトルだと思うんですよ。
なんとなーく、明るい顛末を予測させるよーな。
そもそも土方さんがちょっと遠出した先で、「異人が抱いた女を見たい」「できれば抱きたい」とかすっ呆けたことを抜かしやがるので、なし崩しに付き合う嵌めになりまして、近藤サン。

そこで彼の暗殺計画に巻き込まれるわけですよ。
永倉新八さん、再登場ー。
２２歳ってのは絶対嘘だーっっ（皆知ってるから）。

なんつのかな（重複）、他愛ない話なんだと思うんですよねー。
私なんかはかなり苦手というか、苦痛そうな展開ではないのかと思います、口にはしてないけど苦痛なんです。ええもう、口にしちゃ駄目だろう、そんなこと、というくらいに苦手で苦痛です、異世界設定なんかで薄めても無理は無理で口に合わない。

曰く、説得で人が動かせる話とゆーのを。


なんか、物の弾みと勢いと、ただ単に好き嫌いで話を片付けるというところと、結局「なんか好かんッ」というよーな態度だったんで、許します。
無関係でも、嫌なものは嫌だよなぁ！
（そんなところにだけ同調すんな。）

「永倉さんにそんなことして欲しくない」という感情でもって突っ走り、ヒュースケンさんに逃げろと伝えるために会ったものの、押し掛けてきた異国人はやっぱり嫌いなわけですよ。近藤サン。
（「おめぇホントは日本人だろう」てな土方さんに笑ったｗ）
（確かにテロップ日本名だったよねー、顔濃かったけど。俳優さん知らね。）

でも「刀で斬りかかってきた相手を撃てますか？」等々の言動にあっさりやられ。

なんとかなるよーな気がして、襲撃者たちに体当たるものの敗退。
そりゃそーだろ。；
言葉の通じる相手ではありませんでしたってのは、どういう言い草かと思いますよ、生活掛かってんだからー。ひどいよ、そこそこの暮らしできるよーになったからって、新婚だからって貧乏を忘れたかー。邪魔も止め立てもそれ自体はいいけどな。

永倉さんが追い掛けてきてくれて、やっぱりそこも、物の弾みのよーに味方をしてくれたりなんだりしましたので、ありがたく永倉さんを拾って返りました。
やったね☆（私が）（趣味なのかそーなのか）
（四角い顔の人は別口で大好物です、ありがたやありがたや。）


まー、偏見も、頑迷さもあるけれども。
目で見たこと、耳で聞ーたことにころっと負けてしまうよーな、そーいう人だという作りなんでしょう、近藤サンが。この回は。
だから、永倉さんが「幼い」とまで言うのですけれども。
案外とそーいうものが、動かせるものがあるというのは、そんなに遠い夢物語でもなくて、たまにはあるのかもしれないという程度には思うことは出来ました。