新選組！：第０４回、天地ひっくり返る

『新選組！』第四回、天地ひっくり返る

新キャラちったあ第三回に振り分けろよー、とか。
あからさまにレビュー都合のことしか考えてないよーな物の言い方をしておりますが、山南さんも芹沢さんも斉藤一（呼び捨てかよー）も大変面白うございました。

てゆかオダギリジョー？！
なんだー、どしたー、マジに荒んでないかー、そーいう時期なのかー、しかしつらつら考えてみればスマップな香取クンとの邂逅というのは、なんやら「あの状況」（道場のおっとり系跡取りさん）（どこでなにやらかしてきたー？！）と、案外そんなに遠くないのかもしれません。
いや別に、含みはないっすよ（さして）。
でもなんとなく「今」じゃあ、ああはなんないよーな気はしないでもない。

山南さん、可愛いー可愛いー。
にゃんこがわんこを凹ましてた系図ねっ、とか馬鹿なことを言ってました、なにもう萌えてるんですか私（慣れないとそういうのは辛いよねー）（『組！』って展開がのたーり、だから入りやすいと思う）。
わんこというのは沖田総司くんです、まだそーじろー君です。
優男系の山南さんを舐めて掛かって立ち会ったら負けましたー。
幼名のほーまで漢字わかりません、ごめんなさい。
SGA屋さんが前そんなふーに呼んでた気がします（いや待て勝手に）。


斉藤オダギリが差し詰め狂犬でしょうか。
あと、芹沢鴨さんが土佐犬で一つ、そんなに厳ついっつーイメージでもなかったんですが、狂犬をきゅー、と押さえ込んで早くも餌付けしてるところで、きゃっきゃっ、と床を叩いて喜んでしまいましたとも。
そーだっ、理詰めとか多分無駄だっ！
てゆか下手をすると、そっちで責めると引っ繰り返されかねないので（中の人発言は止めましょう）、後腐れのないほーがよろしいかと思います。侮辱の類、人格に触れるよーなことは末代まで祟る勢いで覚えてるくせに、それ以外の単に強引とかだとなんかさして引き摺りませんからー。
（だからソレは中の人。）
（いやでも、三谷脚本ならそー描くと思うよー？）

展開は、上手かったと思います。

実戦に特化した道場である、という流れから、まさかあんなふうにつながるとは思わなかった。いやまあ、少し含みがあるよーな言い方をしていたよーには思いましたが。
それは会話術かと思っちゃったんですよねー。
甘いなぁ、私。
詐術を弄する人って描かれ方だったからなぁ、山南さん。
ああなんか、いつか自分の掘った穴に落ちそうだ（そこが好きか）。


まあなんつーか。
貧乏道場なので、稽古代の取り立てをしよーと思って、とことこ近藤さんが出掛けましたところ、まあいろんなことがあって、狂犬な斉藤くんに人違えで取り押さえられたり、ちょっくら腹が必要より据わりすぎた芹沢鴨（あそこで出てくるとは；）（しかし、この時代でも変わった名前なんだー？）さんに鯉の刺身を無理矢理食べさせられてたり。

そんな折に近藤さんが留守してる道場のほうには、山南さんが坂本竜馬の手紙で聞いてねー、と押し掛けてきてて。
土方さんに吹っ掛けられて立会いをしていたりもします。
ところで土方さん、些か口上がワンパターンではあるまいか。

あ、山南さんの中身と近藤さんの中身の人なら（剣道防具の中ね、多分二人とも違うと思う）、フツーにやっても近藤さんのほーが勝ってた気がしますー。
別にいいんですけどもー。
ちょこっと違和感がありました。「ブレ」もわざとに見えなかったなぁ。
まあ剣道は少し見てるだけなので、見る人が見たら違うんかもしれませんが。


稽古代を払ってない門人が、どーもいろんなところで借金の踏み倒しをしているらしい。とか。
（斉藤くんは料亭の借金取りをしていますー、てか遊郭かしらね）
（てゆか別名名乗ってるじゃん）（面倒い。）
しかも出てくる、露骨に貫禄ありますよ系の芹沢鴨さんは水戸藩絡み。

なにかあるのかなー？　というところを（まあ多分、剣の腕と坂本竜馬さんの関係ということで信頼しているのでしょうかね）近藤さんは山南さんに聞いてみてますが。
さて、どこまで先を読んでいたのかなぁ。

そして、その翌日の事件――


なんちゅーのかなぁ。
私に見えるのは「死」だけなんですよ。
それも「大老様」？　だっけ、なんだったかソヤツのじゃなくて、廻りに散らばった有象無象としか思われてないよーな輩の死体のが大きく写るし。
行き会った一人は浮かれ。
駆けつけてきた一人は、酒を口に含んで口上を述べるけども。

近藤さんに見えてるのも多分「死」、しかも知人のソレが主なんですね。
その距離感は正直やっぱり、ありがたく思えますよ。どーしても。
天地なんて知ったこっちゃないっスよ。