怪奇大作戦：第20話「殺人回路」

『怪奇大作戦』第20話「殺人回路」

これが始めて見た回なのですが。
なんか選択（偶然見つけただけなんだけどね〜）を間違えたよーな気もします、おかげで数ヶ月も次を見る気もしなかったしなぁ。あ、次のはちょっと面白かったです。

コンピュータが、なんかパンチ穴が開いた、なんていうんだっけ？
（母親に聞いてみたけど存在を知らなかった...orz）
まあ、紙に穴が開いていて、０と１を示してデータを読み込んでいくよーな時代、プログラム上で「人形」を作り出し、それを現出化、その弓矢で（アルテミスの絵画をモデルにしたから弓矢持ってるらしー）人の心臓を射抜く、という。
最後まで聞ーてもよくメカニズムがわかりませんでしたとさ。
（今ならホログラムか幻影として見せるってところかな。）

ちょっと評価していいところは、弓矢の痕などはもちろん残らず、あくまで死因は心臓麻痺だとのことですよ。つまり射られたという恐怖なのかな？　それとも自己暗示？
いや、可能がどーとかでなく、あくまで意図がどうだったのかってことね。
まあ、そこらを説明しちゃうとまた気になってくるから、このくらいの隙間を残しておいて正解なのかもね。


しかもこれ、プログラムを起動さすと絵画がもこもこっと浮いてきて。
そのうちに人間の実体になり、「プログラムの通りに」その場にいる人間を狙うとのことですよ、あ、自己暗示じゃないや。狙われてるのに気付いてない人もいたし。
この場合、最後まで実体化（に見える）しないほうが良かったなー、と言ってられた方がいましたが、言われてみると賛成。まあ、しばらくはどっちがどっちかわかんないという演出だったのかもしれませんが。
半透明なままでも超自然の存在には見えたと思うんだよなー。
（どうせ絵画から出てきた段階で普通の人間に見えるわけはないし。）

しかしよく考えてみると、あの半透明状態、どうやってたんだろ？
『仮面ライダー』の初代を見てた時は、素焼き人形やら粘土細工やらビニール紐なんてものまで画面に写して“特殊効果”にしてたけど（毛糸は格別に酷かったな；）、こっちのほうが確か時代が古いんじゃなかったっけ？　いや、そーでもないか？
そーいや、研究所施設がイラストだったりもしたなぁ（遠い目）。

いやいやいや、余所番組の愚痴はこのくらいにして。
（円谷系ってなんか画面ちゃんとしてるよねぇ？）


まあ、この殺人プログラム、どこぞの会社のおぼっちゃんが。
なんか弱みを握ってるらしー部下を懐柔だかなんだかして作らせたものなんだそーですよ、その技術はなんかもっと別のことに使うほうがいいような気がするの（そこまで能力があったらいくらなんでもいくらでも他に道があるんでないかしら）（そもそも殺人に使われることに戸惑いもあったし）。

んで人間関係がよくわからないながら、なんか調査機関があるっぽくて。
いや、怪奇事件専門の。

そこの人、多分所長さんの古い友人がどーも二番目だか三番目だかに狙われていたっぽいんですよ、一回狙われた時には、その犯人が実行寸前に見付かって（プログラム起動さすだけだから別に怪しいことは特にない、そーいう会社だし）、そこにあった焼き芋をあげてたら殺せなくなっちゃって、「訳があるんです、聞いて下さい！」みたいに部下が言い訳してました。
それ訳とは言わないから。

ちなみに殺人の動機は、えーと、会社の実権を握るためだそーです。
まず自分のお父さん、続いてなんか自分の言うことを聞かなさそうな数人。
思い切りよく技術畑の、しかしなんか豪快なおっさんはぼんぼんの言うことなんざ確かに鼻にも引っ掛けないよーな気もしないでもないです。


んで、その部下を殺してしまいましたとサ。
もうちょっとおぼっちゃんは後先を考えて行動したほうがいいと思うの。
まあ、そんなこんなで調査機関の手が当然入りまして（この時点では絵画の幽霊が見られたとかそんな噂レベルだけど）（同じ手口と見られる死人が複数出てればねぇ）、えーと、どうやってプログラムを見つけ出したのか忘れました☆

でもって、プログラムを逆に利用して犯人のおぼっちゃんを追い詰めました。
いや、実体化プログラム自体を見付けてもそれを使ったって白状させなきゃなんないわけじゃないですかやっぱり。
どーやって白状させるか、というところは結構設定と兼ね合ってたよーに思うな。

（以下ねたばれ。）

（プログラムが意思を持った、という想定で女性職員が電話したんだよ。）
（おぼっちゃん、あんまりメカニズムとかわかってなかったみたいで信じてしまったんだよね）（その辺はちょっとありそうじゃん。）
（で、同時に起動させておぼっちゃんを追い詰めた、と。）