『仮面ライダークウガ』EPISODE 26 自分
――わかるかそんなもんっ!
ていうか、フクロウというには可愛くないよ(人間体は可愛いのにッ、くそー、こんな初期に離脱って惜っしいなァ)。
公式に、ゲームのルールが設定されていたというので。
とりあえずグロンギ語翻訳のページに目を通しましたらば、9人ずつ23に別ける、という台詞が見られました。うー、よく考えればそこで気付くのは可能か。;
地名とかそーいう部分はすっ飛ばして聞くので、多分その辺りに法則性があるんだろうなくらいは思いましたけどね。
23区、50音順、だそーで。
動物の習性ではなくなってしまったらしいことくらいは、まあ作中でもわかりましたけどね、つーか、肉食獣だからなのかな。。。
なんていうのか、んー。
五代クンが子どもを見つけ出してね、その隣に座って。
そいでもって目線を合わせるために一段低いところに座りなおしたところがね、あー、いーなぁ、とじたばたしたとか。
なんだかんだといって、この子の悩みってなんちゅーか、神崎センセーが原因っていうかきっかけなのかもなぁ、とふと思ってしまったりね。
五代クンに再開してパワーアップして、きらきらしたオーラを振りまいて、しかもその主張が「もっと悩め!」(と口に出してないとしてもさぁ)だったりするのならば、そりゃあむしろ賢い子のほうが複雑であろう。w
てか、神崎センセー素敵ー。ww
「どう?」とか聞いてしまう五代クンをちょっくらどついてきたいなと思いましたー、てめぇ自信満々だな! つーかマジ、中の人まで好きだろう?!
駅で手ぇ振ってるシーンで一瞬中身見えてたヨ。あははは。
こー、なんちゅーか、主導権が完全に荒川氏に戻った感じで。
漠然とした不安や揺らぎも、言葉に変換することが出来るヒトってのがたまーに存在しているんですが、彼は多分ソレ。
子どもを、風から遠ざけようとして、囲いで完全に覆ってしまって肥料を水をどんどん与えて、外界からの抵抗力を奪ってしまうという、そういうふうにも言い換えられる話。
大人しくて素直でいい子で。
みぃんな同じ。工場生産品。
小学校教諭の神崎センセーと、保母さんのみのりちゃん、強い桜子さんと。
三人が織り成していた会話は同じ思考から出てくるものだと思うんですよね、ぶっちゃけ。ちょっとずつ視点は違うんですけども。
あんなにわかりやすく説明できる人ばっかりなんていないっスよ。
ただ、こー、一人ずつが、言葉を噛み締めるみたいに口にしていて、なんというかそれはドラマの良さなのかなぁと。
悩まないことがなんでいけないのというと。
余計分が全くないからでしょーかね。
疑う余地がない、ということですよ、完全工場生産の製品なら捨てて終わりですけれどねぇ、ちょっと「違う」だけで大問題で、しまいにゃいなくさせなきゃならない!
と排斥される人間の身にもなって下さいよ(お前かよ)。
ていうか、私は標準値オーバーが多少大きいですけどもー、そーでなくてもオートメーションですら別個体が出来上がるんだから、自然生産の生命が一緒のわけないでしょうが。
てか、超端的に。
そういう時に「殺していい」という価値観があるのならそれは多分、間違いでもないんだと思うのですよ。でもこの社会はそーじゃない。
少なくとも現代日本に、異端殺すべしという明文ルールはない。
はっきりいって、そこまでしなくては生き残れないわけじゃない。
それだけのことですね(そこまで作中で言ってねぇ)(そんな特撮があってもなぁ。。。)(一般ドラマでもどうよ)。
つぅか、悩まないっていったら、杉田さんのもっともな落ち込みに対し。
軽く踏み越えていった一条さんが一番ですしそもそもこの番組。よし、法則性を探そう、駄目だ全くわからない、なら物理的な警戒網を強化。
→行ってきます。
素敵ー?
そして、不安を全く見せなかったくせに。
五代クンの姿を認めた時に出した「五代・・・っ」という声音に、腰が砕けてみました、えーーっ、今のなになに! ひょっとして安堵?!
だってアナタついさっき、他人様の不安をばりばり無神経に踏み破いていったじゃないっスかーっ。この逆癒し系がー。
まあホラ、悩んでも悩まないでもいいってことですよ。
でも生まれた感情を殺す必要はないんじゃないかなと、ねぇ。
だって折角生まれたのに、可哀想じゃないっスか。