仮面ライダークウガ：EPISODE 24　強化

『仮面ライダークウガ』EPISODE 24　強化

桜子さんがなんで誤魔化されてしまうんだかわからないのですよ。
ていうかさぁ、椿さんの言ってた内容ほうがまだマシだったじゃーん？！　たまたま不安な時に、五代クンと擦れ違ってて会えなかったからあんだけぐだぐだしてただけって話なのかよぅ。

五代クンのなにを信じているのか、わからない。
物語りに対する非難ではありませんよ。
みのりちゃんが前に不安になった時は、おにーさんが「恐ろしい存在に変わってしまうのではないか」ということが不安だったわけで、この不安を解消したのが、五代クンの言葉ってのはすごくわかるんですよ。


でも桜子さんの不安って要するに。
五代クンの身が危険に晒されることじゃないか。
だったら、彼の言葉で納得するのは、なんというのかよくわからない

ていうか、こーいう話はメイン脚本が普通担当しない？！
桜子さんと一条さんが特別な位置であるってことは、ＯＰでもＥＤでも役回り的にも露骨に表現されてるぢゃんっ、なんで中途参加のコテ入れ脚本家が担当するのさーっ。
そもそも井上氏の参加話数は９回程度だし、ひょっとしてわざとなのか、、、？
追求は止めておこう、なんか荒川氏（井上氏のが先輩とか聞いた）にイニシアティブがありそうな関係な気がしてきた。リアル人間関係はさすがに知りたくない。；


ライター、定期券、被害者の足取り調査、とこういう積み立ての捜査は始めて見たので、結構感動してました。まあ、今までそれが有効な事件って起こってなかったんですけど。
それでもなんつーか、警察陣っていろいろヌルかったもんなぁ。
いや、榎田さんの科捜研はもちろん抜かしてですけど。
（でも“裏”知ってるとまだるっこしいですねぇ、意識切り替え損ねた...orz）
２００人だったかな、上手い設定ですね。
電車車両一個が確かそのくらい乗るって聞いたことあるよ。

それと印象的だったのが被害者の兄の涙。

逃げ惑う人の描写、パニック。
自分がターゲットでなかったことに安堵して、「敵」の気を引かないように一目散に（被害者に忠告することができる距離が演出されていたのがねぇ）逃げてしまう親子。
報道によって、被害者が限定されていると知らされるという時間の経過。


今まで、１３９８人、だっけか？　死んでいるのにパニックも起こさないで、のんびりしている光景ばかり見てきて、どーにも違和感があったのですが。
やっぱり、一度そういうものを「描こう」としだすと途端に容赦がない。
人間の側の醜さまで一気に行ってしまうんだから、怖い怖い。ｗ

っていうか、こーいう展開なら私的には全然平気なんですけどね。
どちらかというと楽しくてしょうがない。
いえいえ、これからこの「社会」の中でなにが起こるんでしょうという、物語りとしての興味ですよ。作り事だしぃ。

でもやっぱり、特撮ごときなので、奇麗にまとまるんでしょーね。
どっかできっと。別に反社会番組でもグロテスク趣向でもないハズだし。
「けっ」とか笑わない展開だと良いなぁと、思うのですよ。私の趣味は少数派だけど。期待するくらいはいいよねぇ。

美しいものを見せて下さいよ。


ガリマちゃんに襲われる寸前の桜子さんを救う五代クン。
桜子さんをそもそも不安に陥れていた電撃「びりびり」を克服して、それをパワーアップの力に変えて、強力なガリマちゃんを倒したのですが。

戦いを、多分ほとんど始めて、、、じゃないや。４話でも見てるか。
五代クンの前でだけは笑うけれど、それ以外は固い顔の桜子さんと、今までほとんど目線も合わさなかったのにうんうん、なんて頷いてる一条さんが、なんか対照的でした。
いやまあ、五代クンは返事、つーか見てもいないけど（うわい、一方通行；）。

考えてることとか、ちゃんと言ってくんないんだよね、この人たち、誰も。
一条さんはわかりやすいけど（あれで、当社比、比較対象）、それでも推測しか出来ねぇもんなぁ。ていうか、そろそろしつこいが、なんで荒川氏がちまちま裏でやってることの「変化」を井上氏脚本で見ることになるんだ？　どーいう書き方したんだこの回、マジに。


なんかねー、この二人。
桜子さんと五代クンって、最初から「恋愛関係じゃないよ」という但し書きで始まったそうなんですよ。確かに違和感あるけどさ。
でも話の流れによっちゃあ有りだったと思うっていうか。
この回で「友だちだし遠慮しないで！」とか五代クン→桜子さんに言われて、なんかショックでした、なんていうか、そんな関係じゃあないでしょうっていうか。難しいんですけど。「恋人！」とか言われたらとりあえずお前にゃあやらねぇと後ろから殴りますけど、それでもなんか、そういうふうに表現していい仲なの？　とか思ってしまったんですわ。
なんていうんだろう、釈然としないけどなんでかわからんなぁ。

ええと、とりあえず、椿さんもいいですが一条さんもお勧めです。桜子さん。
（それは捏造です、つか、見目の楽しさをこの期に及んで優先するかフツー。）