仮面ライダークウガ：EPISODE 22　遊戯

『仮面ライダークウガ』EPISODE 22　遊戯

あーえーとー、うーん。

とても仲がいいと思います、五代クンと一条さんがー。ちっっ（なに）。
ていうか、前は一条さんにあったイニシアティブまで五代クンに移ってるし。；

うー。どう見ても荒川氏（脚本）が書く話に見えないんだけどなァ、『アバレンジャー』のが後だから、資質が変わってるわけでもないだろうし。
別に悪い兆候だと思ってるわけじゃないです、荒川氏に限っては引っ繰り返される前兆ねっ、とか戦々恐々になるところですが（なんでそこまで信用してないの）、１８−１９話のあとでなんかやらかすほどに無茶でもないだろう。
ていうか、２３−２４話は井上氏脚本だし、そーいう面では安心。。。

別に好き好んで裏に気を廻しているわけでは...orz
早いトコ、こーいうの忘れて頭空っぽで見たいよー。荒川氏のパターンさえ掴んでしまえば、あとはなんとか。


２０話からあと、なんかエピソードが細切れなので、なんかの準備なのかもしれませんね。ここから見始めると（少なくなかったかと思われ）、結構見落とししそうだなぁ。

印象的だったのが、≪ポレポレ≫奈々ちゃんの知人が殺された話でしょうか。
知り合いの刑事さんたちは全然無事だし、なにより逃げる警官すら今まで一度も描写されたことがなくて、そっちの面については、被害の「影響」みたいなものは扱わないのかなぁ、とか思ってたんですが。
書くと直球でやんの。
憎しみ、かぁ。


敵さんに対して、憎しみが持てるかというと。
私はそれが性格的にできません、特撮だからとかじゃなくて、幼児期の呪いとかじゃなくて作り物だからじゃなくて。なんかできないんですよ。
どこそこに属してるから、悪、みたいの全然できません。
そんならお前も仲間だッ、とか責められたり、「貴方の愛しいビン・ラディンよー」とか罵倒しなかったからと実の祖母にまでねっとりした口調で言われたりもしたりとか散々なのですが、とにかく不可能です。

現実の世界にグロンギさんが出てきたり、そこらにテロリストがうろちょろしてても私はだからといってそれを憎むことはできません。いやもう、いくらなんでも現実と空想をごっちゃにしすぎだと思うんですが今回（こんなに爽やかな回なのにー）。
ていうか、ごっちゃって、普通そういう意味じゃないかもしれませんが。
普通一般なんて知らねっス。
なんでこんな回でやさぐれてんだ私。
ていうかあれか、昨日深夜っつーかぶっちゃけ今日、母親と喧嘩したからか。
（私、書いてる日とアップする日は全く別です。）

わたくし事にも程があります。


薔薇ちゃんが一条さんに。

「リントも変わったなァ」

とぽそりと言うところを見て、なんかくるくるといろんなことを考えてしまいました。なんでこんな話を書くんだろう。自分たちに歯向かってくる相手に対して、柔らかい賛美の言葉に聞こえる。昔はもしかしたらそうでもなかったのかもしれない。
≪クウガ≫は孤独だったのかもしれない。
リント族は、その影に隠れて戦いになど参加しなかったのかもしれない。
ああ、それなら正しく、一条さんに向けられるべき言葉だなぁ。
彼と五代クン自身が≪人≫に戦いに参加するチャンスを与えたんだなぁ、とか。


実はもなにも私、リアリティがどーの、社会がどーのドラマがどーのとか言われているのですけれども、特撮だからそー思うのであって、まあ標準かなー。てのが本音だったりするんですが。
いや、あの「古代文明ッ」からそこまで持ってったのはマジ素晴らしいですが。
かといって、そー言われる理由が全くわかんないわけではないんですよ。
本当はもう少し別の表現したかったのに上手くいかなかったのではないかしら。

なんてーか、覚悟はあるよーに思うのですよ。
それでも戦う時はあるのはしょうがないのですよ。
てか、大雑把に生きてくみたいなことに共通する意味みたいな。

ああしかし、薔薇ちゃん超可愛い（落とすな）。
そして、薔薇の花びらにまみれて気絶する一条さんが、他の刑事だったりしたら襟首掴むくらいにどうよそれと思うはずなのに、せいぜい突っ込みしか入れられないのが口惜しいとか。他の野郎なら指差して笑うのにッ。
しかし、男らしい倒れ方だなぁ、この人は本当に。


えーと、あと、ゴウラムちゃん、お帰りなさい。
便利すぎておねーさん、ちょっと悲しいんですけども、緑クウガちゃんも全然手間の掛からない子になっちゃってちょっと寂（ｒｙ