仮面ライダークウガ：EPISODE 10　熾烈

『仮面ライダークウガ』EPISODE 10　熾烈

ミカド号可愛かったです...orzしくしく

てか、負けるであろう相手に向かっていくのは、“人間性”なんですよねぇ。一条サンとか（どういう意味さ）。
訓練のせいか。うー。野生なら逃げたのにな。。。
撫で撫でされてたシーンも好きです、超愛しそうで。ｗ

えーと今回、６号が逃げた時の「煙」が今更出てきてびっくりしたんですよ。
そりゃ、分析なら時間掛かるけど、工場から出てたのなら発生物質わかるじゃん？！

「薬」ってのも、結局なんだかわかりませんでした、説明あったっけ？

消防署に確認すれば、密閉空間かどうかぐらいすぐにわかんないのかなぁ？
それとも倉庫ってそういうの調べないのかな？（わからん）
見た目普通の倉庫だから別に確認しなくてもいいと思っちゃったのかしら、んー、でも、踏み込めばとりあえずなんとかなるような相手ではないという描写なんだから、まず周りを固めるほうが先だと思うんですよね。


反面、対応やら、「アジト」が判明していく段階については、理論的というか非常に面白く妥当。怪人の構造に関しても、それの解析も、「誰が聞いてもわかる」上にヲタの私が聞いてもある程度面白い。
（わかりやすくいうと、緻密なはったりっちゅーか。）
（ただ、作中の説明以上に仕組みを追求する気にまではならないっス）

特撮、として評価するのなら、十二分。
ドラマに比されてる意味はわかるのですが（つか、ミステリドラマもいい加減だし；）、どーもこう、警察の動き自体がもたついているとゆーかなんちゅーか。
鈍い。

五代クンの勘に主に頼っているのは、わかるんだけど、ぬっちゃけ怪人らを「逃がさなきゃ」なんないのも物語りのセオリーとしてわかるんだけどさ！
だったら警察内部の動きを逐一描いてること自体がわかんねーっ。


いっそ警察サイドで動いてるのは一条さん＆数人でいいくらいなんじゃなかろうか（てか、そのくらいの人数体制ならあの結果は妥当な気がする）、意図が見えないってばorz
でも、起こったことの情報は早いんだよね。むー？

その辺は描くつもりないのかなぁ？
警察自体の描写と比べて、なんか精彩落ちてるよ。


前回、今回の話での怪人は。
とにかく攻撃的で、しかも次から次へと弾が切れないらしいってことで、どうしたらいいのかなぁ？　てのを、一条さんと相談してるシーンとかは好きですね。
剣、と聞いたら剣道に連れてっちゃったのは一条さんに違いないと信じてます。
顔に似合わない直球さんめー。ｗ

てか、今回の怪人は一条さん向きだったかもしれませんねー。
とにかく突っ込んでっちゃうタイプの人だしね。
そういう意味で、一条さんとの剣道を通して、五代クンがなにかを掴むというのはわかりやすい話でした、剣道って確かにそーいう面がある。
防御と攻めを同じところで行うから、防御に気を取られすぎちゃいけない。

そして、五代クンの戦う相手は、「面」を取ったくらいじゃ意味がない。
結局、命のやり取りなのですからね。


こーいう、覚悟の話と、妹さんの「心配」が掛け合わさった回というのは、わかるようなわからないような。

いや私、五代クンの描かれ方はよくわかんないんですよ。
わかんないんです、シンプルなヒーローなのかもしれないんですが。
中の人はわかるんですよ、ていうか、この話で中がもっともわかるのは私は彼。
（中の人の思惑とか、ドラマ見続けても気になったりしない人のほうが多いのかな？　でもわりと、特撮ってのは、そーいうの考えやすいジャンルかなと思います。）

迷ってるシーンはあるけれど、弱音を吐くシーンがないからだと思います。
それが、なんていうか、まだなんでなのかがわからない。

強い女の桜子さんとか、（主に桜子さんに関係して）直球系暴走刑事な一条さんとか、別の意味で女性的な強さ柔軟さのある妹さんとか。
皆、弱い部分を見せてってるのに、一番犠牲を払ってるハズ、一番痛手を受けている五代クンがへれへれと笑ってるんですよね。
しかも、それを認められないわけですらない。

怖いけど我慢。ｗ
なんて、へれっと認められるってのは、もう克服してるって意味でしょう？

どこに吐き出したんだろう、見てないよって思うんですよね。
一人で整理つけたのだとしても、その過程がない。２話には迷いはあったけれど、それって一歩踏み出すくらいのことにしか見えない。
あとの迷いは、全部、特定の課題をどうこなすかというレベルですよね。


なんつーかとても、私には「彼」が不思議なんですよ。