仮面ライダークウガ:EPISODE 04 疾走


『仮面ライダークウガ』EPISODE 4 疾走

一条さんと五代クンが車に同乗してるシーンでさ。
「もっと自分を大切にしろ」って一条さんが、まあ至極ありきたりなことを言っているわけなのですが、台詞一つ一つを思い返してみるに(どういう記憶力)、本来その、一番最初に出てきそうな言葉は放送四回までいっちゃってて。
接触幾数回、説得数回めを経て始めてなんだよー。;

この人の言葉って、「相手のため」っていう虚飾が一切ない。虚飾っつーか、もちろんいい意味での思いやりみたいなものも当然それに含まれるわけなんだけれど。
つーか、この刑事サン、相手がとっくに自分のこと信頼するよーになるまで、五代クンのことを心配すらしなかったんじゃないかなーと、そういうふうにも見える。
てか、感情すら示さなかった。
顔顰めてても、ほとんど痛みめいたものだけだ、精神的憔悴も含めて。


どういう描き方なんだろう。一体。;

むしろ作り物だからこそ、なんらかの明確な意図があるのだろうけれど、ていうかそこまではわかるんだけど、その意図は本気でさっぱり見えないorz


あれだけ闇雲に突っ込んでいくのだから、当然その裏に、それを支えるはずの強い感情、思いや動機が存在しているはずなのに。片鱗も見せない。
やっとこ見せた感情が、五代クンが「射殺された」っていう情報が間違っていた時の喜びくらいだ、優しくないよ。;
それ以前に動揺しろよ、相手人間だよっ。
しかも、悪意のかけらもない、考えなしの若い、多分それなりに気に掛けているよーな青年なんだよね(そうでなきゃ、ポーズ一つで正体わかるってことないよね)、なんでそんなにも平べったいんだよ。一条さん。


てか、固めてたアナタの側の「覚悟」ってなんのさ。
誰かを受け入れるって人によって、そりゃあ全然意味が違うものだけれど、どう考えても自身の苛烈なまでの扱い方から見て、穏当には見えないね。

んでも。

って、私が思ってても、警官隊にみっちり囲まれて発砲されても、桜子さんまで泣かせても、裏切られたとか「なにかを与えてくれない」とかそんなこと、考えもせずに五代クンは突っ込んでいってしまうのかなーとも裏っ側で思った。
ちくしょう。


あー、えーと、異形に襲われてた刑事さんが、五代クンに声を掛けられて、びっくりして目を剥いたシーンがすごく好きです。
報われることなんて考えてない子だけど。それは喜ぶよーに思うし。
てか、子どもみたいな喋り方で、なんか逆に怖かった。いろんな意味で。
冷静な声で言われたら、あんな反応じゃなかったと思う。人間の言葉を喋るとしか認識しなかったんじゃなかったかと思う。

妙に、本来弱い存在なんだっていうことを感じてしまった。


あと、なんかあってー間に入れ込みすぎてて悔しい。

そーいうのわかった上で、なんでかっていうちゃんとした「理由」みたいなのは全然想像すらつかない上で。そーいうの、止めてくれたらいい直してくれたらいいっていうのもひっくるめて「一条さん」好きだしね。

無茶だからっていうか、うーん、やっぱり奇麗だからね。
笑って欲しいよな。


しかし、ところで廃墟の中をバイクで走るのはどうかと思いましたが。
画面の派手さ狙い→? でも、着ぐるみ着てるのにすっごいねー、くらいしか感慨が沸いてこないんだけどー。てか、効率超悪っ!
たまに『響鬼』でもわけのわからん方向に入れ込んでたけど。。。
プロデューサーしか同じじゃないんだよねぇ?!

あと、「俺について来い」はなんでしょう。
プロポーズの定番→? とか突っ込んでいいのかしら?

初デートでプロポーズって見掛けによらず展開早いですね。
と、まあ、冗談は置いておいて、呼ばれるとわーい、とついて行ってしまう五代青年の姿には非常に危うげなものを全く感じないわけではありません。
野生の勘で信用すべき相手がわかるのかしら。。。


背中向けてから、サイン出すのは超卑怯だと思いました、、、orz
ちくしょー、あれには完全にやられたっ。

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