ウルトラマンネクサス：Episode.31 鳥〜バード〜

『ウルトラマンネクサス』Episode.31 鳥〜バード〜

――君と僕とは海まで行けない。

その前に捕まる、、、という台詞を聞ーて（予告もこれだった）、いやそりゃ、美しいとは思ったけどその前に「えー？！」とやっぱり心配しちゃったわけですよ。だってね、姫矢さんの前例がっ、てか、すでに憐ちゃんにはなんか影がっ。

あ、えがったえがった、海ってその海っすか、海、行きたかったのね...orz （つーか、ガキなんだからそのくらい行かせてやれよ！）

つーっと二羽の鳥が弧を描いて、画面の奥に一直線に向かっていくというシーンの挿入はなんか良かったなぁ。片方が憐で、片方が優なわけでしょ（イラストレーターはイラストレータって呼びたいけどさすがにここはｗ）。 人より優れた存在、作られたものであるが故に孤独っていうかね。

なんだよー、イラストレーター、行きたいなら行きたいって言えば良かったぢゃんｗ そりゃあ海にまで辿り着かないのかもしんないけど、ただ単純に二人で抜け出すのも楽しいよ、バレるんだろーけどさ。とりあえず行ってみりゃいいじゃないか。 出来ない気持ちもわかんないでもないけど。 むしろ多分、そーゆー融通の利かないところで友人だったんだろーけどね、憐ちゃんとは（それと、自分のその部分を割り切れないところで）。

多分、足手まといになるのだろう優が残って。 憐ちゃん一人が海にまで辿り着いて、んで残ったのは貝殻一つ。 遊ばせてやれよー、そんなだから、空やら海を思ったりやらするんだよ。子どもは子どもなのに。

私、前にデザイナーズ・チャイルドって彼らのこと（プロメテの子である憐ちゃんとイラストレーターのことを）呼んだことがあるんだけど、この回だったかで憐ちゃんが言ってた「ハイブリッド・チャイルド」のほうが状況的に正しいかもね。 複数の人間の遺伝子を切り張りして作ったんだとさ。 （憐ちゃん的には、親がいないとしか認識してないっぽいがｗ） まあ、理論上は今も可能なんじゃなかったかな、まあ、あんなわかりやすくツギハギにはなんないんだけどね（人間の遺伝子は９０％以上、もっとだったかな？　同一）。

とゆーか、イラストレーターーーっ。 イラストレーターの馬鹿ぁぁぁぁっ、なんかもう、憐ちゃんに肩入れしすぎてて今までの鉄仮面が冗談かなんかみたいですよ。くそぅ、今まで姫矢さんにさんざぱっぱらサド面しといて今度はそんなかよぅっ（姫矢さぁぁぁん...orzえぐえぐ）。

最近は瑞生ちゃん＆憐ちゃんコンビに食われ（ぶっちゃけ遊園地の同僚＆マスターとか、管理官＆ＭＰの女上司さんとかのほうが印象が；）、非常に影の薄いナイトレイダー隊ですが、凪さんが憐ちゃん、じゃのーてジュネッス・ブルーの戦闘シーンを見て。 「なにかおかしい、このウルトラマンの戦い方は」と言い出します。

そして蜘蛛っぽいスペースビーストとの戦闘の時にそれが顕著に。 （見た目はちょっと可愛いのに可愛げがねぇなぁ。）

憐ちゃんはなんでか、自分の身の守りを考えてないっていうんですよ。 それを証明するみたいに、凪さんの取った支援行動はジュネッス・ブルーの進行方向にビームを撃ち込む、というようなもの。 （「うわっ、とっと」という感じで避けてた） 「前のめりに戦う」とイラストレーターも（≪ネクサス・シークレットファイル≫で）憐ちゃんのことを言ってたんだけど、う、うーん。。。

それが作中で否定されてるってことはちゃんと弁えた上で。 なーんかちょっと違和感があるんですよね。 いや、前のめりってのはいいと思うんだ、命知らずってところまでなら、うん、彼に匂わされている設定を考えたら納得がいきますよ。 でも、あんな露骨に「ぶつかる」ために突っ込んでいくほどに切羽詰ってるのかなー、と今は思ってしまうんですよね。うん、違和感ってのはそもそも、物語りと相対する上で絶対的にマイナスとなる要素じゃないんだけどね。 （むしろ違和感が複線になってたりもするわけだ。） ただ、なんか、ちょっと急いでる、というか。

こんなに明文のエピソードで示すべきじゃなかったんじゃないかな、というか。 見てるうちに少しずつ気付いていって、そこで凪さんの制止が、というような雰囲気だったら、多分するっと受け入れられたよーな気がするんですよね。

しかし憐ちゃんには押し掛け保護者が多いな。； なんで孤門くん、凪さんにお礼言っとんねん、むしろ先に憐ちゃんのこと怒ってきなさいって（瑞生ちゃんにストラップ届けてあげるのは大変によろしい、時々妙に鋭い、とゆーけど、そんなところが鋭くても！）（普段の生活には有効です）。 （頑張れよ、ナイトレイダー隊員ーっ。）