ウルトラマンネクサス：Episode.30 監視者〜ウォッチャー〜

『ウルトラマンネクサス』Episode.30 監視者〜ウォッチャー〜

何故いきなり、なんでこんなところでファミリードラマ（似非）。
孤門くんが憐ちゃんを訪ね、と、そこに（前回孤門くんとも知り合った）瑞生ちゃんが訪ねてきて、職場の同僚らとバーベキューパーティ。
野原に寝転がって揃って星空を眺めたり。
絵面に難があるとはもちろん言いませんけど、面子が面倒臭すぎねーか。

てか、大概誰かが憐ちゃんを問い詰めるべきだと思うんだ。
（やりにくいとは思う、つか、ものすごくよくわかるが...orz）

しかし孤門くんはあまりにも挙動不審すぎますな。
てゆかひょっとして、リコちゃんの時よりかマメなんではなかろーかと密かに思ってごめんなさいごめんなさい（時期が悪かっただけよな）。君はどっからどう見てもアドリブが利く性格とは思えないのでもうちょっと前もって辻褄考えとくべきだと思いましたが。
もう辻褄がどーだのというレベルじゃなかったか。

もはや国語の時間をやり直しなさいレベルってのは酷すぎる。
私、個人的に敬語の使い方はとっっても気になる性質ですが、そうでなくても無茶苦茶でしたよ、あれは。ぷんぷん。

つーかなんでウルトラマンに会いに行くの、君は。
姫矢さんの時は、、、まあもう、あの人はちょっと人外生物になりかかってた気もしますが（逆に慰めに来てくれたことはあったけどね）。


したらなんか瑞生ちゃんまでやって来て（多分遊びにー）（監視だろ）（いやでも報告を断ってたからもう独断じゃないかと）、「あれ？」と想定してなかっただろー顔に孤門くんが驚いていたら。

憐ちゃんが、「ちょっと二人で話しててよ」。
「いやよ、二人いれば挟み撃ちに出来るもの」と瑞生ちゃん。
（「？？？」と孤門くん、君がナイトレイダーだろう...orz）

タイトルの監視者ってのは多分これでしょうね、瑞生ちゃんがだーっとまず駆け出して行って、それを憐ちゃんが追いかけてったくせに、瑞生ちゃんが監視者を取り押さえる時に怪我してたのをみたら全部ぶっ飛んじゃったみたいっすよ。
そもそも二人で話しててってのも監視者を追いかけるつもりだったんだろーに。。。
うーん、でも孤門くんの鈍さがちょっと過剰に思えたかもしんないなぁ、いやそりゃ、今までに気配を感じてた憐ちゃんや瑞生ちゃんみたいに（そしてその手の訓練してる）はいかないのかもしんないけど、憐ちゃんの正体とか考えたら追って行った事情くらい察し付けてもいいような気がするんだよなぁ。

てか、なにしに行ったんだ、孤門くんて。


正直憐ちゃんのキャラクタにちょっと寄り掛かりすぎちゃってるよーな気はしないでもないです。そりゃ、孤門くんは確かにこーいう人で、瑞生ちゃんの描かれ方からすると違和感のあることではない、イラストレーターの憐ちゃんへの入れ込みもあとで知れることからすると不思議でもなんでもない。
全部いいシーンだとも思う。
特に人と人のつながりってものがなかったからね、前半は。
（でも悪人っつーか悪意の絶対数は少ないんだ；）

ただ、まとめすぎっていうか詰め込みすぎというか。
なんていうんだろう、展開を急いでるというか、いや、そう、瑞生ちゃんが憐ちゃんに「なにをしたら憐のためになるの」なんて、ほとんど追い詰められているよーに見えるのがちょっとわかんないんだ。孤門くんならわかんないでもないんだけど、彼は姫矢さんって存在があったしさ。

うん、終盤になって、それまでのほのぼのとは打って変わって、“監視者”が落として行ったメモリーディスクを前に、孤門くんと瑞生ちゃんがシリアスな顔をしてるんですが。
こんな高性能な物は普通の組織では考えられない、とか。
『ラファエルはまだか？』という謎の言葉とか。

まあその辺はなかなか面白かったです。
特に最後の、『まだか？』なんて普通は監視する人間のメモリに残るわきゃない、わかりやすい前振りだなと（それが悪いこととは私は思ってません）見ておりましたら、無意識でそう記してしまっているというシーンが出てきてかなり感心。

つまり、切望するあまり何度も反復してしまう、という状況か。

そして、まあイラストレーターの側からはすでに語られているんですが、憐ちゃんのほうから彼との関わりを思わせる言葉が出てきてのヒキ。

良い話でしたが（バーベキューなんかはベタなりにいい感じでした）（むしろ皆で少しずつ含むところがあるからそれを隠してってシーンが引き立った気がする）。
戦闘シーンがどこに挿入されてたのかが思い出せない。；
ウルトラマンである必要性がやっぱりちょっとわかりにくいとこあるかなぁ。