ウルトラマンティガ：第13話「人間採集」

『ウルトラマンティガ』第13話「人間採集」

え、なんで２話続けてシンジョウ隊員メインなんだろ？
しかもなんかまたもや子ども絡み。
（しかしまあ、子どもにモテそうな気はする。）

今回は親類の子、つーか小学生の従兄弟みたいっすよ。その子が夜の公園で、えーと、頭部がでっかいカラスみたいな（でも嘴が短すぎて雀っぽいぞ！）（黙れヲタ）、お前その体っつーか頭で体だけスーツ着てても偽装になってないから、なにしとんねん、というような怪人が。
サラリーマンのおじさんを、ぺかー、とビームを当てて消してました。
おじさんが小さくなって吸い取られるらしいっす。

で、シンジョウさんに連絡が入りまして。

小学生の子の証言だし、疑うとかの描写があるのかな、とちょっと思ったんですが、そんなこともなく、てゆうか、この世界は今やったら怪獣が頻発してるからそのせいかなぁ。
連絡の途中で「尾行します」と行っちゃいましたと。
シンジョウさんが言うことには、ガッツの隊員になりたいって子で、隊員気取りなんだって。


まあ、そんなこんなは、いいんですが。
正直微妙な話だったし（や、や、子ども向けとして正しいかもしんない）（でもやっぱり底が上がってる感じ）（俳優の慣れとか撮影とかのせいかな？）。

この回ねー、ウルトラマンが小さいんすよー。
敵さんらがきっぱり等身大で、やっとることが人間集めなもんで、大きくなってただ、ばこーん、と壊すわけにもいかんのでしょうねぇ。でも怪人らと一緒のシーンはともかくとして、ホリイ隊員とかシンジョウ隊員とだとすげー変。ｗ

ホリイ隊員も、すっごいびっくりしてたしね。
そりゃあ、大きさ可変だって知らなかったらびっくりするよなぁ。私もなんかちょっと意外だったよ（前にネクサスで、高層ビルサイズじゃなくて高速道路の高架下サイズのことがあって、えー？？　と思ったことはあるけども）、どうせなら怪人よりちょっと大きいサイズのほうが合理的じゃない？！
やー、建物に入らないから普段のサイズ駄目ってのはわかるんだけどさー、でもなにも全く同じ大きさにならなくてもいいじゃん！
（撮影できません、てか、手間掛かりすぎます。）
しかし、人間と並んでるとウルトラマンなんか間抜けー。


まあ、ガッツの隊員たちが「カラス人間？」「カラスの化け物なんてありえるか？」みたいな会話をしてましたが（地球産の怪獣ってのもたまにいるしね）、宇宙人じゃないのかという結論出てましたよ。

で、なんで人間を集めてるのかというと。
星に連れてって、奴隷にして使うんだそーですよー。
まあ一回のネタとしちゃいいんでないの。
（こういうふうに「悪！」てな感じにシンプルな話は好きくないのですよ）（別のところで工夫してくれれば、つーか、敵サイドにさしてドラマがいらない場合ってのもあるから、そういう時はいいと思うんだけど、今回子どもネタとの組み合わせだからなぁ。）
（むしろこのくらいの精度保てたってのは頑張ったのかも。）

まず小学生の従兄弟くんが捕まり。
シンジョウ隊員が結構闇雲に突っ込んでー。
捕まったんスけども、そのおかげで発信機で居場所がわかりー、おっつけ他の隊員が駆け付け、ダイゴくんが苦戦して変身ー。
という流れです。

間違ってないけど面白いとは言いにくい。ｗ
でも、ラストで脱出しようとする宇宙船との決戦は面白かったなぁ、てか、この回の監督さん、前にもハロウィン回撮ってやんの（あれもラストは巨大南瓜な乗り物との決戦）（そういう好みって実際存在するらしいぞ）。


あと、ちっと引っ掛かることもあったかな。。。

「人間が奴隷としての使用に耐えうることにわかった」とのことで、彼らを帰してしまうと彼らの母星から大挙して軍隊がやってくるかもしれない、との理由でティガさんが宇宙船撃墜してんだよねぇ。

そういう理由って今までにもあったかもしんないけどね。
あんまり明言して欲しいことではないなぁ。
ほぼ大抵、破壊に対しての防衛だったしさ、それは仕方がないと思うんだよね。んで今回も、言ってることも、別に間違いじゃないんだけど。
（救出までは全然いいんだけどー。）
でもなんかちょっと戦争の理屈ぽくてイヤンですよ。
どっちかというと、最後の手段で攻撃しかけてきた！　じゃあ駄目だったのかなぁ、逃げようとするのを追い掛けて落とすのはなぁ。
まあ絵的には楽しかったんだけどね。腕力でどかーん、ての。
複雑。；