『ウルトラマンティガ』第9話「怪獣を待つ少女」
まーた系統が違う、というか。うーん。
怪獣が、倒されない回なんですよ、これはなんとなくネタバレなよーな気がする(最終結論書いといてなに言っとるか)。
まあまず、タイムカプセルみたいな円形の金属カプセルが地中から見付かったという連絡がありまして、仲良く喧嘩しながらレナちゃんとダイゴくんがそこに向かっています。いちゃついてるみたいにしか見えません。
ぶっちゃけ、ダイゴくんにレナちゃんは若干もっ(ry
(そんなこと言うからマジに誤解されたりするんです。)
運転手はレナちゃんです。
とりあえず、超音波と、なんだっけ?
非破壊検査というと、あともう一つ、、、えーとああ、X線か。
調べてみるものの無反応、そんなこんなをしているうちに、髪の長い女の子がふらふら〜っと近寄ってきて、笛を吹いたんだっけか。ぱた、と倒れてしまいます。
金属カプセルと女の子はお持ち帰り。
シンジョウ隊員て、あの顔の濃いヒトですよねー(そーいや、『メビウス』の6話に俳優さんが出てたと思うんだけどどこにいたんだろう?)(気付いたのが6話テロップなので詳しいことはまるでわかってません;)。
そのヒトの妹さんが登場してしまして。
あのスカート丈が趣味でも、制服の規定値であってもかなり微妙だというよーな気がしないでもないです。彼女は似合ってるからいいけど!
ミニスカ看護師さんです、かなり反則。
わりと淡白そーなダイゴくんですら、「お兄さんと似てないねー」と言った時に、思わず下に目線が流れてます。無理もない。しかしレナちゃんには気付かれてはいけないよっ。
女の子は記憶喪失(一時的な心因喪失だとか)。
カプセルは科学担当のホリイさんらが掛かっても、依然として開かず。
そんな中で、ダイゴくんが彼女に会ったことがあるよーな、と言い出します。あ、名前がサキか、、、(ちょうど見た映画の女の子と同名で;)(>『スクラップ・ヘブン』)。
ナンパに見えてはいないんですが、ちょっと怪しげ。
「だって、そんなはずはないんだけどね、、、」とも言うし。
この辺、なんとなく脚本じゃなくて、監督さんがいいような気がするんですが。少女サキの設定廻りはともかくとして、判明していく段階がなんか詰め込みっていうか強引だし。
なんであんなに写真に始終写ってるの? というか。
でもまあ、なんていうのかなぁ、悪くなかったです。
ダイゴくんが、遠い昔に出会っている少女は。
その下げている笛の形からライブラリーを検索してみると、様々な時代に、写真機すらなかったよーな時代から、「彼女のまま」で存在している。
体温は31度。
そーして、夜になってベッドを抜け出して、カプセルに向かって笛を吹き、その中身を起動させてしまう、というそんな展開。
お約束なんですけれどね。
なんかなぁ、こっからが好きなんだよなぁ。
カプセルから漏れた光が怪獣「マキート」を呼び寄せて。
マキートは少女を求めているのか暴れる、地雷を仕掛けるも、マキートは耐える(彼って書いていいかなぁ)(怪獣って書くのがなんとなく申し訳なくてな;)。
少女がマキートのほうに歩み寄る。
自動地雷が彼女のほうに向いて、その前にダイゴくんが身を投げ出す。
――光り輝いて、ウルトラマンが登場する。
これ、変身シーンなかったほうが良かったなぁ。作品世界内部の人らのほーが絶対感動的だったと思うんだよ。
そんで、うん。
なんでダイゴくんが彼女に拘ったのかというと(「人間じゃないのよ!」とレナちゃんなんかは叫ぶんだけどもさ)、遠い昔、同じそのままの姿で、遠く離れた土地で迷子になってしまったダイゴくんに、道を示してくれたのが彼女だったからっていう。すごーくシンプルな話。
そーして、泣いていて、寂しいと言っていたんだという。
人間じゃなくても、そんな心を持っていたらなんも関係ないよなぁ。
うん、なんかこー、悪くないなぁ。
いつもはなーんか、こうね、防衛隊が「失敗する」という展開が作られてるみたいに見えて少し面白くなかったんですけど。
この話のウルトラマン、つーかティガさん好きだなぁ。
彼の力がなくちゃ、和解は無理だったと思えたんですよねー。