ウルトラマンティガ：第08話「ハロウィンの夜に」

『ウルトラマンティガ』第8話「ハロウィンの夜に」

ベタはベタでもこれは良いベタです。

もとから良いベタな上に、ダイゴくん（行動が）もレナちゃん（格好も可愛いし行動も可笑しいｗ）もコスプレってたりして、尚更良いベタです。
あとこれでイルマ隊長が（ｒｙ
何故か『ティガ』に限っては、女性にばっかり反応してますネ。

ハロウィンの夜に変な磁場が発生。
そこはなんだか、ハロウィンの習慣が根付いたちょっと変わった街だとのことです、いろいろと補足説明ありがとうございます嫌味じゃありません（文切れや）。
簡単に言うと冬至でよろしーんでしょうか。
あとプラス、時期はかなりズレますが「お盆」。
もうちょっと静かに帰って来れないんですかご先祖様（たち）。

あの仮装って要するに、そこに異界の存在が混ざっていてもわからないよーに、というそういう意味なんですよね。
てか、そこも説明すればいいのになー。


イルマ隊長がにまっと笑って、「調査に行くならそれなりの格好をしなさい」とのご下命ですよ、さすがにダイゴくん以外の男性陣はいろんなものが辛かったのか（世間体とか羞恥心とか）市街地の磁場の乱れに直行。
ダイゴくんとレナちゃん（可愛い）は子どもたちの中でパトロール。
いい加減しつけぇですが、黒猫ルックがとっっても可愛かったデス。
ああこれで、イルマ隊長が魔女とかしてたらなー（ねぇ）。

いやまあ、ダイゴくんも可愛かったですけどねー。
かばちゃ被って、「がおー」とマジに子ども追い掛け回したりして。ｗ
つーかさぁ、顔出せよアイドル（実は知識あったりします、Ｖ６のヒトなんですよね）（た、多分；）。

魔女がキャンディーを配っていたら、鏡に映っていませんでした。

この辺は良かったなー、なんかちょっとわくわくっとしましたね。
展開が読めるもなにも、そうやってダイゴくんと一緒に追い掛けて行くのが正しい筋でしょう。私もちょっと追いかけたい、と思わせたので充分ですよー。


したら、レナちゃんが美人だからー、とお子様にキャンディーを貰ってしまいました（ダイゴくんは追い掛けて行っちゃったという）（説明しなくて良いの？）。
良い目と趣味をしているね、少年。うむうむ。

でー、あとはまあ、魔女が「夢」を喰ってましたよと。
その手段はキャンディーでおびき寄せてたんですよ、という、これも正しいベタなので良いんではないかと思います。
レナちゃんがふらふらっと行きそうになって、隊員が気付くくだりなんかもよろし。


なんか引っ掛かってる部分がありげに書いてますが。
うーん、なんつーのかなぁ、魔女がねぇ。

「子どもに夢はいらない、子どもの夢は大人がみーんな潰してしまうんだ」

とか言うんですよ、そんな尾崎豊な？！
あ、「こーの支配からの卒業♪」とか歌ってるにーちゃんですよ、いや別に嫌いとかじゃありませんが、昔は馬鹿だったよねオレ、でもあの頃の自分好き。みたいなテイストに満ち溢れてて（なんでいらねぇところでいらねぇ相手に微妙に喧嘩売るの）可愛いとも思っておりますが。


てゆか、そんな魔女やだー（じたばたじた）。
前に見たキリエル君も大概どーよと思ったけど、ヤツぁ別に社会に溶け込んで無理が祟ってるっぽかったからいいですけどー。
なんで固有の異界を持つ魔女がそんなだよー、ちょっと待ってよー。

しかし、昔から魔女がこんなことを言うのならば涙を呑んで諦めます、まあ別に魔女自体がさして説教してたわけでもないしいいんですけれども。
とか思ってたら。

「宝を、子どもたちを取り返せて、夢を取り返せて良かったな」
「これからの未来を作っていくのは彼らですからね」

微妙に、、、子どもたちに聞かせたくない展開じゃねぇかと思いました。
いや別に、そーいうふうに彼らが思ってても全然それは構わないんですけれども、そーいうふうに思ってると見せなきゃなんないと思うんですよ。
でも台詞だけで片付けるのですかー。

ほんのちょっとでも賢い子ならば。
――ああ、そういうことを主張したい人が作った話なんだな。
とか、冷めてしまいかねないんですけれども、いやまあ、そーいうことが気にならない子ならば巨大かぼちゃに喜んでいるのかもしれませんが。あれは楽しいです。
ところで、後者のほうが健やかに育ちそうだと思いました。まる。