ウルトラセブン＃１６「闇に光る目」

『ウルトラセブン』#16「闇に光る目」

うーむ、単発少年モノは平成のほうが好きかなぁ。
新マンのレギュラーの次郎くんは好きだけどね（一番打ちやすい呼び方になりました；）、てかそーいや『セブン』には少年レギュラーいないんだ。少し年齢を高めに設定したとか言ってたからそれでかな？
海外輸出を目論んでた分には特に問題なかろうしね。

えーと要するにぶっちゃけ。
いじめられっこが、怪獣に「強くしてあげるよ」と言われて本体のところまで体の一部を運ぶという話です。申し訳ねぇんだけど、なんで結末がメデタシメデタシになるのかはよくわかないんですがー。
それともなにか、いじめっ子たちは大人に見付かったから反省してたのか。
うむ、あんな不測の事態ではさすがに言いつけた系の反感は湧いてはこないかもしれないとは思わないでもない。いやでも、今後どうなるかは計り知れませんっつーかぁ。

もうちょっとマシな解釈すると。

苛めてたから、少年が危ない山に踏み込んでしまったんだ、と皆して反省してたということか。それとももしかして、夜の山に踏み込めた勇者を讃えていたのか。
ガキってわりと変わったことが勲章だったりするしな。
よし、これで決めた、ありえないことじゃない。
（もっと別のことに拘れんのか。）


私が見た平成モノとなにが違うかというと、関係が怪獣と少年だけでほとんど完結してるところでしょうか。少年たちだけっつーのも前に見たけど（いまいちだった）。
強くしてあげよう、という言葉に釣られてしまう少年。

多分あの宇宙人は約束を守ったと思うなっ！
いや、なんとなくなんだけど、体さえ戻ったらとっとと捨てて去る（くらいはありか）だけでなく、なんかしら力をくれたよーな気もしないでもない。

んで、少年はこれからは異形の一員とし（ｒｙ

その結末はきっとめでたくない...orz
まあ、あれでよかったんだと思うんですよ、そこに他の子どもたちが待っている、という結末がなんかちょっと付け足し風味に見えただけで。
誘惑に負けなかった少年とダンさんとで完結、爽やかー、じゃ駄目なのか。
あんな、最初のほうでいじめやってころころと倒れてた子たちに迎えて欲しいと思うものなのか、当時の子どもたちは。それともそれでもこれからの生活しやすいかもというふうに思えるのか。
うーん、わからない。；


なんかこう、見た目はいいんですが、余所を向いて戦闘をしているというか視点が定まらないような回で、もしやと思ったら当たった...orz
１０話≪怪しい隣人≫のあべべべべべの監督だぁぁ（特技監督の領域だろ）。
いや、あの回もなんか視点がふらふらしててさぁ、戦闘シーンで最大、、、と思ったけど戦闘は別監督か。まあ、それ以外にもいろいろあったんですけどね。
多分だけど、実相寺氏リスペクトなんじゃないかしら。；

子どもの回は地に足付けて欲しいんですけどね。
いや、子どもの感性の人がやるのならともかく（まあ結構いるし）、そうでない人がやると理想の少年と化すというかなんというか。なに寝とぼけてやがんだこらっていう出来になってしまうのがあんまし好きではありませんな。
いや、なってなかったけどな。
どっちかというと、少年にいまいち興味がなかったというかな。

実相寺は遠いな！（決め付けない決め付けない）
いや、当時は多分同格か、いっそ実相寺さんのほーが格下って可能性すらあるんだけどな（多分同格）。もう何回か見てみよ、多分別の方向に行くだろう。


えーと、ストーリーは面白かったと思います。
見てる分にはわりと退屈でした、ダンさんアンヌさん、名前忘れたけど（をぃ）、なんか小さくて可愛い隊員という絵は珍しくて楽しかったけどね。

なんかが山に落ちました、警備隊が駆けつけました。
頭痛がしてきたり、ダンさんが視線を感じたりで引き上げました、そーしたらなんか石を抱えていた少年の廻りでも同じようなことが起こりました。
探している間に岩が少年に語りかけ。

強くしてあげるから運んでよ、と。

ああでも、あの子が強くなったという可能性はあるのかな。
結構いい話じゃん、丁寧に作ってよ。；