ウルトラセブン＃０６「ダーク・ゾーン」

『ウルトラセブン』#6「ダーク・ゾーン」

ペガッサ市民の馬鹿ぁぁぁぁぁっ！！

という叫びに尽きるんではないのかと思います、あとなんじゃ「わーい」ってセブンさん（ちょっと待て人間体とはいつも区別してないか）。いや、実際には「わー」なんだということなんですが、だって雰囲気的にそんな感じっ。
てゆかつくづくとキリヤマ隊長はダンさんのこと可愛いんですね。
単に信頼してんのかと思ってたら、ふててるのをちゃんと慰めてやんの。いや、ふててる内容が内容なので肩入れするところまでは全然いいんですが。
ウルトラマンじゃなかったらうっかり許さないところです。
（なんで怒る。）

今回は、アンヌさんの部屋に黒い塊がいました。
どっから入ってきたのかがわかりません、話を最後まで見終わっても全然わかりません。それなので、なんでかダンさんのみを呼びました。
多分その、女性の部屋にあまり人を呼びたくなかったんじゃないのかと思わないでもないんですが、一人だけを呼ぶほうが方向性として微妙です。
なんだかんだと明確には恋人扱いされてるところがないからなぁ。


まあ、正体は明かせないとのことなんですが。
なんかものすごく怖がりでした、いや、結構見た目とかはごつい面相だったんですけどね。怪我をしているとのことで、そのまま置いておいて欲しいと。
どっか人気のないところにいればいいのでは。

というのは見てる半数くらいの人が思っていそうですが敢えて言います。
いやでも、このヒト（？　なら案外と「寂しかったから」なんてぇことがありえそうでなんですね。地球人は野蛮で怖いけど、野生生物はもっと怖いしー、でも宇宙人とかの知識がなかったら受け入れられる可能性は少なそうだし、せめて怪異慣れしているウルトラ警備隊、でも男は怖いから女性隊員。

冗談で始めたら意外と理に適ってるよーな気がしてきました。
アンヌさんはまあ見た目通りに優しいし、ダンさんはどっかがぶっ壊れているのでそんなに心配はいりませんし（彼なら危険かもしれないなんつー理由で怯えることはナイ）。


身元は明かせない、出身地のことは言えない。
なんつーわりに結構饒舌でした、やっぱり寂（ｒｙ

そんなところにペガッサ市からの通告が。
「地球の軌道を８０時間ほどズラして下さい」とのことです。
なんでも推進装置が壊れてしまい、太陽の引力圏に入ってしまったんですってさー、そのせいで放っておくと地球の軌道上に。
ズラせるかぁぁぁ！　という感じに警備隊の人たちはパニくったり怒ったりしてたんですが、どーもペガッサ市民たちも「軌道をズラせない」というのがピンとこないらしく。まあ隠しても態度でバレバレなアンヌさんの部屋のペガッサ市民もパニくってました。

まあ市民かどーかはともかくも、とりあえずは情報を持ってるっぽいので、警備隊の面子で銃を突きつけて脅したりもしてみたんですが反応悪し。意地を張っているというよりかは本当に怯えてしまってる感じなもので、仲間を呼んだダンさんも（しかし君が呼んだんだヨ）、アンヌさんも今度は一転して止める側に。


そんなこんなをしてる合間にも、ペガッサ市（人工都市）は近づいてくるわけで、ついに上層部で破壊命令が出てしまうことになりました。
ダンさんがそれを聞いてぶーたれてます。
（避難勧告をしましょう！　と主張したんですが、その場で確約もらえなかったんですよね）（このヒト、もともと観察員だってんだからその辺敏感なのかもねー。）

んで、「君に栄誉ある役目を与えよう」ということで。

ペガッサ市に対し、避難警告する役をさせてもらえることになりました（レビュー冒頭の「わーい」はこれ）。
しかしペガッサ市は応答しない。
そのうち破壊されてしまうことになりました。どかーん。


んで、地球に帰ってくるとアンヌさんの部屋の黒い塊が、宇宙人の姿に変じて逃げ出していました。「地球は滅ぼす、君は逃げろ、ダンも連れて行け」と。
地球人がペガッサ市を壊したのと同じ行動ですね。
んでちょっとセブンさんと格闘したりしてるんですが。

いや、なんか憎めないよなぁ、コイツ。
あっちは憎んでるんだと思うんだけど、「地球人に怯えて隠れてるかもしれないわ」というアンヌさんも嫌そうじゃなかったしな。いや、憎まれてるとは思うんだけどねー。

（しかし、ペガッサ市民が逃げなかったのって単にシャイだからなのかしら...orz）