ホワイトドラゴン †
HP12000(一人全国白夜の王)。『ver3/白夜の王』最深部で待ち受けるドラゴン。
Whiteの頭文字をとってWDと略されることが多い。
またWDという略称から「ワロスドラゴン」とも呼ばれている。
Ver.1.2では寝ているところを叩き起こされ、あっという間に倒されていたが、
Ver.2.0より動きが活発になり、多くのアベンジャーを苦しめてきた。
Ver.3.0では動きそのものはほぼ変わらないが、燭台の色さえ揃えてしまえば他のドラゴンのような高い防御力も無くなるため、最も柔らかいドラゴンと言える。
ver3/神へと至る道では4戦目左ルートとして参戦、『ver3/白夜の王』と違い殆ど暴走状態のせいか攻撃速度、頻度ともに格段に速い。
その状態での回転攻撃と尻尾でガリガリ体力を削ってくれる。
腐っても最上級のボス、今後の余力を考えるとかなり手強い相手だ。
ステージには燭台があり、これに火を点けていくことが攻略上重要となる。
ホワイトドラゴンは体に炎や氷のオーラを纏い、その状態によって耐性や攻撃方法が変わる。
燭台4つに点火すると5つめの燭台が登場し、それに点火すると稲妻が走りドラゴンがダウンする。
しかし、その後暴走&燭台が初期状態に戻るので、トドメ以外では点火しないほうがよいだろう。
現Ver.では属性転換数回ごとに発生する暴走状態中に5つ目の燭台に火をつけても、
暴走持続中はダウン効果が無くなってしまったため、実用性が薄くなっているので注意。
各種攻撃方法 †
赤文字はガード不可の攻撃です
- ブレス
全ての状態で使用してくる。
ホワイトドラゴンの前方近〜中距離にいると使用してくる。
闇属性のブレスで、ときどき睡眠状態に陥ってしまうことがある。
しかし、避けることは容易であろう。
一人で戦う場合は、この攻撃を誘うと攻撃チャンスが増える。
- 両足叩きつけ
両足付近、特に側面〜真下辺りにいると使用してくる。
予備モーションは大きいが、非常に衝撃波の範囲が広いので注意。
また、衝撃波を食らうとソングオブパワーなど攻撃力upの効果が切れてしまう。
炎属性時は衝撃波に炎属性が付加される。
- 片足叩きつけ
足周辺にいると使用してくる。
範囲はそれほど広く無いが、出が早く見てから避けるのは難しい。
氷属性時は前方にいても使用し、その場合前方に氷柱が走る。
大抵2発1セットで氷柱を飛ばしてくる。
- 炎弾・氷弾
前方中〜遠距離にいると使用してくる。
炎属性時は炎弾、氷属性時は氷弾を吐き出してくる。
出が早く、着弾地点付近に広い攻撃判定が発生するので意外と侮れない。
- 尻尾攻撃
ホワイトドラゴンの後方にいると使用してくる。
Ver.1.2では恐ろしくない攻撃だったが、Ver.2になってから攻撃範囲が大きく広がったため、
最も回避しにくい攻撃となっている。
基本的に後方攻撃だが、ver3/ドラゴンゾンビ同様に、後ろ足に密着していても衝撃波を食らってしまう上に、範囲も少し広い。
例によって、2回目はガード不可能。
1・2回目共に衝撃波を食らうとソングオブパワーなど攻撃力upの効果が切れてしまう。
また、暴走中の尻尾2回⇒振り向きの判定の広さは凶悪の一言。
WD側面に居ても衝撃波の残り判定を食らうことがあるので要注意。
自分が狙われた場合、AGIをブーストしていない限り回避は不可能に近いので、
ダメージを受けられない状況なら全方位を使うことをお勧めする。
一人全国でこの攻撃を暴走中に出された場合は、全方位を出しても事態があまり好転しない。
一撃は諦めて、早く前方に逃げるようにした方がいいだろう。
基本的にはこの攻撃を出されないよう戦うのが望ましい。
- 羽ばたき
ホワイトドラゴン前方にいる時に使用。
空中に飛び上がり、羽ばたいて強力な風を起こす。
この攻撃自体に攻撃力は無いが、食らうとダウンさせられてしまう。
2回羽ばたく時は1度だけ判定があり、
3回羽ばたく時は3度とも判定があるので注意しよう。
また、この攻撃が燭台にヒットすると炎が消えてしまい、
さらにその時4つの燭台全てに火が点いている状態だった場合、燭台全てが初期状態に戻る。
燭台の前では戦わないようにしましょう。
あと、着地時に発生する衝撃波には攻撃力があるので注意。
- 回転攻撃
体全体を回転させる攻撃。
前兆として体が黄色く点滅するので見逃さないこと。
頭から尻尾の先まで全て攻撃判定があるので
遠距離にいる魔法使い等も当たらないよう注意しておこう。
- 誘導炎弾×3
炎属性時にのみ使ってくる3発ワンセットの誘導弾。
前転すれば地面に当てて消すことができる。
引き付け過ぎて他人に当てないように早めにかわそう。
- 氷ガス
氷属性時限定の攻撃。
モーションは両足叩きつけに似ているが、首を振ったらこっちの攻撃。
標的とされたプレイヤーのいる場所と、その前方に氷ガスを噴出させる。
避ける場合はL字型に動けばよい。
ただし、他プレイヤーが狙われた場合はどこにガスが噴出したかすばやく判断する必要がある。
- 氷ブレス
氷属性時に使用。
前方にいる時に使用し、前方に青いブレスを放つ。
食らうと凍結してしまうが、この攻撃はブレスなのにガード可能であるので、
無理に避けずガードしてしまうのも1つの手である。
燭台に当たると青色が点いてしまう。
氷属性時以外にもやってくるが、ダメージはなく吹き飛ばされるだけである。(ガード可能)
この時は燭台の火は消えてしまうので注意。
- リフレクトオール
無属性時に使用。
前方3箇所に緑色の防御壁を発生させる。
投擲・魔法の両方を跳ね返す。
全国協力ではお目にかかる機会は少ないだろう。
- 属性チェンジ
怒ったように右前足で地面を叩く。
この時の衝撃波に攻撃判定があるので注意。
- 暴走
ダウンから復帰後は必ず一定時間暴走状態になる。
上記の通り、暴走中は5つ目の燭台に火を付けてもダウンさせることは不可能なので注意。
Ver.3.0で暴走条件が追加され、3人以上の協力プレイ時にはWDに最初に攻撃を当てた直後及び、属性転換一定回数ごとにも暴走状態になるようだ。
戦い方 †
燭台について †
- 点火
WDの周りに床スイッチがあり、踏むと燭台が降りてくる。
燭台をタッチするとロックオンできるので、
段位スキルや周りに置いてあるカードアイテム(ウッドボウと各属性矢)で点火しよう。
Ver.2.0からはサポートジョブにより、戦士?盗賊でも魔法で点火可能となった。
グランドシェイカーを使えばロックオンする手間も省けるので非常に楽である。
道中でも役に立つので、サポ魔なら是非持ち込みたい。
なお、どのスキルを使用するにせよ、ボスへのワープ前に一度使い、
チャット「よろしく」で意思を伝えておきたい。混乱が防げて、スムーズに戦闘に入れるだろう。
- 燭台の色と属性
点火の際に使ったスキル(属性矢)の種類により炎の色が変化する。
炎属性:赤
氷属性:青
雷属性:黄
聖属性:白
闇属性:紫(シャドウスキルズ、グランドシェイカー、アシッドレインなど)
氷属性と聖属性の炎は遠目では判別しづらいために注意が必要だ。
燭台の色は統一させる必要はないが、一つでもWDのオーラと同じ色が混じると物理魔法共に極端にダメージが落ちてしまう。
攻撃中に突然ダメージが落ちたら、それは燭台の色が変化したサインである。
一度攻撃を中断して、燭台の色を点けかえてから再び攻撃に移ろう。
また、燭台を赤もしくは青にする際は、WD本来のオーラの色にも気を配らなくてはならない。
オーラの色と逆にすれば、燭台の色に対応した属性の魔法に弱くなる(4つ点火で属性防御0)が、
逆に色を合わせてしまうと全く効かなくなる。
Ver.2.0以降ではWDの属性変化の周期が速いために、赤or青にすることはあまり得策ではない。
特に物理攻撃メインのPTの場合は黄、白、紫のいずれかが安定で、この3色ならば混在していても物理ダメージに影響はない。
PTに魔法使いや賢者が3人以上いる場合は、赤く染めて焼き殺した方が早い場合もある。
詳細は燭台と魔法ダメの関係のダメージ比較を参照。
基本的に大燭台にはトドメ以外点火しないほうが良いが、一つだけ例外がある。
非常に嘆かわしいことだが、WD戦では「燭台PK」と呼ばれるPK行為が行われることが稀にある。
これは燭台の仕組みを悪用し、わざと燭台の色をバラバラにしてWDにダメージを通せなくするというもの。
こういうプレイヤーとマッチしてしまった際は無理に燭台の色を揃えようとしても、
いたちごっこになって無駄に消耗してしまい、それこそPKerの思うツボ。
大燭台に点火してダウンさせれば燭台の色に関係なくダメージが通るようになるので、
そんな時は大燭台に点火してダウンさせてから他のプレイヤーと協力して殴ろう。
また、この場合は必然的に長期戦になるため、EN切れ時の燭台管理用にD弓とD属性矢を回収しておきたい。
燭台PKに気付いてからでは手遅れな場合が多い(PKerはD矢を全部回収してからPKに移行する)ので、
WD戦では、開幕後にD矢とD弓を最低1セット回収する癖を付けておくといい。
職業ごとの立ち回り †
- 戦士・騎士
基本的にはGDと同じように、衝撃波をガードor回避してからの反撃を試みたいが、
攻撃方法が多彩なために、攻撃する時と回避する時をきちんと見極めなければならない。
ドラゴンキラーがあれば、グランドブレイカーが非常に有効なスキルとなる。
ただし、スーパーアーマーが付いているからとは言え、衝撃波や回転攻撃に合わせるのはお勧めできない。
なぜならば、WDの攻撃力はGDのそれを遥かに凌駕するため、
パーマネンスなどで防御を高めておかないと、肉を切らせるどころか骨ごと砕かれかねない。
また、グランドブレイカーに限らず一撃重視のスキル(デッドエンド、ハードブレイカー等)にコンセを使えば、燭台が点いていなくてもダメージを通せる。
普通に攻略する上でも安定感が増す上、燭台PK対策にもなる。
ただしこういったスキルは全体のモーションが長いので立ち回りが難しくなる。
- 僧侶・司教
攻撃・回復に加えて、魔法使いがいない時の燭台管理も担当する忙しい役回り。
燭台はフェース、エウレカ(段位スキル)、ホーリーソードの光弾等で点火すれば良いが、
僧侶は持ち込みスキルが多くなりがちで、これらのスキルを入れられないこともあるだろう。
ただし、身長によってはエウレカで点火できない場合もあるので注意が必要だ。
点火にホーリーボルトを使用する場合は、残りMPに気を付けると共に、
保険としてカード弓矢も確保しておこう。
- 魔法使い・賢者
最も重要な役目は燭台管理となる。
ロックオンを用いて点火する場合、全て点火した後にWD本体に魔法を撃ち込むつもりが、
誤って燭台に撃ち込んでしまうのは陥りやすいミス。落ち着いてロックオンし直そう。
また、MPを使い切ってしまうと燭台管理もできなくなるので、
10ほど残しておいたほうが安心である。
サポ僧ならばマイナーヒーリングを持ち込んで、余り気味のENを回復にまわしたいところだ。
ソウルリザレクションやスクロールを持ち込み、砲台に徹するのもアリ。
尻尾叩き付けは絶対に食らいたくない攻撃である。狙われたら迷わず全方位かテレポートで回避しよう。
- 盗賊・暗殺者
ジャンプ攻撃により、衝撃波の回避と反撃を同時に行なえるのが盗賊の強み。
ドラゴンキラーによるジャンプ斬り連打や短剣によるクリティカル連打は、戦騎のお株を奪いかねない破壊力を秘める。
また、クリティカルが出れば燭台などお構いなしにダメージが通ることも覚えておこう。
ただし、基本的に盗賊は防御に不安が残る。
防御に不安があるならばバックロールを持ち込みもしもの時に備えよう。
また、足の速さを生かして燭台管理(弓矢・グランドシェイカーetc使用)にまわるのも良いだろう。
盗賊は弓矢を走りながら撃てるのを思い出して欲しい。
弓をメインに据えた暗殺者であれば、イマジナリーアローを使えば矢が切れる心配もなく燭台管理が出来る。